Listen To The Music

真夜中のサイレント・ラジオ、MRT2(マルタツ)です冗談野郎のグダグダな話を絶賛ON AIR中〜Listen To The Music Facebookページhttp://www.facebook.com/nipperradioYouTubeのリンク切れは御容赦下さい💧記事を選択(記事名をクリック)するとこのブログの人気の記事(Popular Entries)が表示されます©2012ー2017 公害新聞社
真夜中のサイレント・ラジオ、MRT2(マルタツ)です
冗談野郎のグダグダな話を絶賛ON AIR中〜


Listen To The Music Facebookページ
http://www.facebook.com/nipperradio


YouTubeのリンク切れは御容赦下さい💧


記事を選択(記事名をクリック)すると
このブログの人気の記事(Popular Entries)が表示されます


©2012ー2017 公害新聞社
火の玉ロック

火の玉ロック

Michel Polnareff
Great Balls Of Fire
1972



マルタツの「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」、今夜は先週に引き続き
フレンチ・ポップスの貴公子、ミッシェル・ポルナレフの特集です
Stay Tuned!


「火の玉ロック」・・・これは東京公演のライブ・アルバム、
「ポルナレフ・ア・トーキョー」からのシングル・カットです
アルバム、シングルとも日本独自企画ですが、当時人気沸騰中のポルナレフ・・・
ヒットしない訳がありません


ライブ・アルバムとしては、本国ではオランピア劇場での
公演を収めたものが既に発売されていたんですね
(日本でも後に発売)
それを出さなかったのは、日本でだけヒットして代表曲にもなった「シェリーに口づけ」を
演奏していないからじゃないか? こりゃ日本では売れんぞ!
という事でしょうね
(オランピア劇場の公演のポスターが例のポルナレフのヌード写真です)
ただ「ポルナレフ・ア・トーキョー」はCD化されてないんだよね
多くの人に聞いてほしいんですが・・・今後も無理だろうな
「火の玉ロック」もYouTubeにアップされてないし・・・
このブログは一応、シングルとしてヒットした曲ばかり取り上げているし、
マニアックな選曲はしていないつもりなんですが(笑)
曲を検証してもらえないのは残念ですね
実は「Listen To The Music」というタイトルには、「この曲を聞け!」
というニュアンスも込めているんです


「火の玉ロック」はアンコールとして演奏されたロックンロール・ナンバーで、
オリジナルはジェリー・リー・ルイス、1957年のヒット曲です
ポルナレフは他にもリトル・リチャードの「ジェニ・ジェニ」も演奏していますね
どちらもピアノ弾きのロックンロールだ
ポルナレフはパリ音楽院出身ですから、ピアノはパリパリ・・・
じゃなくてバリバリなんです
ロックンロールに出会って夢中になって、ああなってしまったんですね(笑)
両親と対立、ヨーロッパへ放浪・・・
ギターはその頃、独学で身に付けたんです
当時「火の玉ロック」にはファンも、オッ?ポルナレフ、
ロックンロールやるんだ?!と思ったんじゃないかな
レコード収録のオリジナル曲には、ここまで激しい曲はなかったもんね
というより、誰もポルナレフをロックンローラーとしては見ていなかったと思うよ
「火の玉ロック」(凄い邦題だな)はライブだし、アンコールだし、
ロックンロールだし、最高にノリノリです
このロックンロール・ピアノが凄いんだ!


<追記> B面の「トランペット」と共に YouTubeに再アップされました
https://youtu.be/g2w8whJmqfM


後でオリジナルを聞いてみたら、ジェリー・リー・ルイスの弾き方を
完全にコピーしているんだね
とにかく興奮させられました!
ポルナレフにはロックンロールまで教えられちゃったよ〜
ピアノも凄いが、歌も凄い!歌詞がメチャクチャなんだ(笑)
まあフランス人ですからね〜英語は苦手なのかもしれません


あとライブ・ナンバーとしては「トランペット」
(「火の玉ロック」のB面)にも触れない訳にはいかない
これはガーシュウィン作の名曲「サマータイム」を
トランペットの口真似で吹く(歌う?)というもの
ウ〜ン、トランペットに似てるかどうかは微妙ですね・・・
似てないな(笑)
これは吹き出す人がいるかもしれません
変な人だなぁ・・・こういう事をするから憎めないんだ
これもYouTubeには、後半の「剣の舞」の部分しかないのが残念
当時、NHKでも放送されたんだけどね


その後マネージャーにカネを騙し取られてしまい、
税金が払えなくなってアメリカへ逃亡・・・
念願のアメリカでのデビューを果たしますが、
成功とは程遠いものでした
アルバムはアメリカのマーケットを意識したのか、
アレンジにもオリジナリティが感じられなかった上に、
フランス語ではなく、英語で歌うポルナレフは
余り魅力的とは言えませんでした・・・
(フランス語がポイントだったのか?!)


それでも今も、フランスでは国民的スターです
髪の毛は少し寂しくなりましたが、カーリー・ヘアも
サングラスもそのままです
そのままアメリカに住んで、フランスへは帰っていないみたいですが(笑)
ポルナレフはいい曲いっぱいありますよ
「シェリーに口づけ」だけじゃないんです(しつこいね)
フランス語だから確かに訳わかんないんですが、その分
妄想の世界に浸れます(笑)


いかがでしたか?
今夜は、ロックとロマンの出逢い、ミッシェル・ポルナレフの世界をお送りしました
それではまた、この場所でお会いしましょう♪

name
email
url
comment

2016.09.19 19:29
マルタツ
ファッツ・ドミノやリトル・リチャード、ジェリー・リー・ルイス・・・
それ以降はオルガンとかシンセになってしまって、ロックンロール・ピアノは進化していないような気がします
これが完成形なのかもしれません
ライブ・バージョン、しかもアンコールという事もあって「火の玉ロック」は最強の演奏ですね
これをシングルにしたというのもエライと思います♪

2016.09.19 07:40
きょうたろう
かなり若い頃、ジェリー・リー・ルイスを題材にしたビデオを見ました。ピアノでのロックンロールもカッコいいです&#8252;

2013.12.18 16:02
マルタツ
オ〜!見ていてくれてたんだ!感激!
ポルナレフは最初に取り上げるべきだったんだけど、ポルナレフのブログになってしまいそうで…(笑)今まで封印していたんだ…
生ポルナレフを観た人にはかなわないな〜
それじゃ取材(といってもネットからジャケットの画像をパクってくるだけだが…)してきます!

2013.12.17 22:47
テツ
きましたね!ポルナレフ!
いつ来るかと待ち構えてました(笑)

多分、洋楽のシングルで一番最初に買ったのは、このレコードだったかも。

当時、ガキにもわかりやすい物凄いインパクトだったと思います。

ポルナレフいっちゃってください!
リクエスト、ヨロシク!

NEW ENTRIES
ビクター犬、ニッパーは音楽を聴いている?!(10.30)
ブラックバード(01.05)
イマジン〜ジョンとヨーコ、2017年初春(01.05)
Index 〜 Listen To The Music Classic 年末年始スペシャル・エディション(12.29)
ジャズからロックンロールへ〜ルイ・ジョーダンのジャンプ・ブルース(11.30)
彼女はデリケート(10.31)
ラヴィング・ユー(09.24)
どんないいこと(08.19)
ビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティン(07.29)
ジス・オールド・ハート・オブ・マイン(06.15)
RECENT COMMENTS
TAGS
<INDEX〜記事一覧(投稿順)> <Nipper> ABBA Aerosmith AlKooper AlbertHammond ArtGarfunkel B.J.Thomas BillEvance BillHaley BillyJoel BillyPaul Bjorn&Benny Blood,Sweat&Tears BobDylan BookerT&TheMG's BozScaggs BrianWilson BurtBacharach CarlySimon CaroleKing Carpenters CarrieUnderwood Char Chase Chi-Lites Chicago ChuckBerry DavidBowie DeepPurple DionneWarwick DonaldFagen DschinghisKhan Eagles Earth,Wind&Fire EltonJohn ElvisPresley EricCarmen FrankSinatra GeorgeBenson GeorgeMartin GilbertBecaud GilbertO'Sulliva GladysKnight&The JamesBrown JamesTaylor JanisIan JanisJoplin JeffBeck JerryWallace JoeCocker JoeJackson John&Yoko JohnLennon KeithRichards Kiss LarryWilliams LedZeppelin LeonRussell LittleRichard LosIndiosTrabajas LouisArmstrong LouisJordan Madonna MarvinGaye MichaelJackson MichelPolnareff MikeOldfield MilesDavis Mina MinnieRiperton NeilSedaka O'Jays OtisRedding PaulMcCartney PaulStanley Prince Queen Raspberries RayCharles RayParkerJr. RichardClayderma RingoStarr RodStewart RonaldIsley SMAP Santana Silver Simon&Garfunkel Slade SteelyDan StevieWonder Stories T.Rex TammiTerrell TheBeachBoys TheBeatles TheDoobieBrothers TheIsleyBrothers TheJacksons TheJam TheOsmonds ThePlatters ThePolice TheRollingStones TheRonettes TheStylistics TheThreeDegrees TheTurtles TheVerve TheYardbirds TinyBradshaw TomWaits TonyAshton Wings 〈CMソング〉 〈MidnightJazz〉 〈ジャズ喫茶〉 〈テレビ主題歌〉 〈ロシア民謡〉 〈映画音楽〉 〈著作権・版権〉 「ブルースにこんがらがって」 「音の散策」 「月刊ポルナレフ」 かまやつひろし ちあきなおみ ちのはじめ イースト イエロー・マジック・オーケストラ オーロラ三人娘 ガロ キャデラックスリム キャロル キャンディーズ クレイジーケンバンド グッチ裕三 サザンオールスターズ サンボマスター ザ・キングトーンズ ザ・ゴールデン・カップス ザ・スパイダーズ ザ・タイマーズ ザ・ピーナッツ シーナ&ザ・ロケッツ シュガーベイブ ジョニー大倉 タモリ デイヴ平尾 トワ・エ・モワ ハナ肇とクレージーキャッツ ビートたけし フォーリーブス フラワー・トラヴェリン・バンド 安部恭弘 井上堯之バンド 奥村チヨ 欧陽菲菲 吉井和哉 吉田拓郎 吉田美奈子 桑田佳祐 荒井由実 佐々木幸男 佐野元春 左とん平 細野晴臣 坂本九 坂本龍一 秋元康 所ジョージ 小室等 小林亜星 小林克也 少女時代 松本隆 上條恒彦 植木等 仁井山征弘 川内康範 太田裕美 大滝詠一 沢田研二 長谷川きよし 筒美京平 萩原健一 尾崎豊 浜田省吾 富田勲 平浩二 北公次 野猿 矢沢永吉 漣健児 六文銭 和田アキ子
ARCHIVES
LINKS
RSS
RSS