一人
ディーブ・平尾
「一人」
(シングル「僕達の夜明け」B面)
作詞 岸部修三
作曲 井上堯之
1972年(昭和47年)
何故か、このレコードでは「ディーブ・平尾」になっていますが、デイヴ平尾で間違いありません
ソロ・デビューという事で、改名したかったのだろうか?…ウ〜ン、それも微妙だな(笑)
ゴールデン・カップスのリーダーだった人です
このシングルは当時、存在に気が付きませんでした…失礼な話ですが…
リリースしてから3年後になりますかね…このシングルのB面曲が注目される事になるんです
「一人」
TVドラマ「傷だらけの天使」ですね
ショーケン(萩原健一)と水谷豊…もうすっかりカルト・ムービー扱いされている秀作です
その最終回で流れていたのが、この曲
衝撃的なシーンと伴って忘れられない曲です
あれ、いい曲だったよね?井上堯之バンドの劇伴じゃないんだよな?作曲は大野克夫か?誰が歌ってるんだ?ショーケン?…そんな感じで仲間内では話題になっていましたね
謎が解けたのは翌年、井上堯之のソロ・アルバムが発売されたんです
1曲目がこの曲で、タイトルは「I STAND ALONE(一人)」になっていましたが、まさしくあの曲でした
♪チュチュチュチュチュ…
音楽誌のインタビューで「ドラマで使ったのはデイヴ平尾のバージョンだよ…アリモノ(既に録音されていたもの)なんだけど…」と語ってくれました♪
ソロ・アルバムの1曲目が「一人」なんて出来すぎだよ?
これは井上堯之にとっても自信作なんだという事ですね
作詞はタイガースのサリー、現在は俳優の岸部一徳ですが、この頃は井上堯之と同じ、PYG(ピッグ)のメンバーですね
ベースも渋いけど、作詞もなかなか渋いんです
コレは しみるね〜
♪風が運ぶ春は よけて行く…なんて、そうそう出てくるフレーズじゃないよ
PYG、いいよね〜
ヴォーカルがタイガースの沢田研二、テンプターズの萩原健一の二人…というだけで、もう凄い
大野克夫、井上堯之(この二人はスパイダース)、岸部修三…と夢のコラボともいえるスーパー・バンドでした
ニュー・ロックとして期待されましたが、ショーケンが俳優として活躍して、沢田研二も歌手としてソロ・デビュー(本人ではなく事務所の意向だったらしい)
そんなこんなでPYGとしては自然消滅してしまいますが、井上堯之バンドとして踏ん張ります
沢田研二のバンドとして、またショーケンのドラマの音楽担当として活躍してくれたのが嬉しかったですね
「傷だらけの天使」…ショーケンの存在感と井上バンドの音楽…あれはまさしくロックだったな〜♪
「傷だらけの天使」
その後、ショーケンも「おまえに惚れた」でソロ歌手としてデビューしました
演歌かよ?でもショーケン、渋いよな〜という仲間内の声でしたが、B面が弾けてましたね♪
「兄貴のブギ」…当時、ダウンタウン・ブギウギ・バンドの「スモーキン’ブギ」が流行っていたので、何だか安直に聞こえましたが(笑)その安直さが好きでした♪
シングルのB面…安直な曲が多くて、愛おしいんだよな〜
「兄貴のブギ」ゲスト:水谷豊
その後「一人」は柳ジョージ&レイニーウッドのファースト・アルバムにも収録されています
あのアルバム、売れたもんな〜ドラマ「祭りばやしが聞こえる」でも使われていたし…
結局、薬局、柳ジョージ・バージョンが一番有名なのかもしれないね
そうそう、レコードにはなっていないんだけど、ヨッチャン(野村義男)が「3年B組金八先生」でギターを弾きながら歌うシーンがあったんだよ
覚えてない?ヨッチャン、なかなかいい選曲するな〜と思って見てたんだけど(笑)
ついでに元ネタも行きますか♪
アル・クーパーです…タイトルでバレバレですよね(笑)
でも「一人」の方が名曲かもしれないな…
Al Kooper「I Stand Alone」
「傷だらけの天使」のラストは何とも言えない喪失感がありましたね
「天使」というのは「無垢な存在」という事でいいのかな
最終回のタイトルは「祭りのあとにさすらいの日々を」だったよ…
マルタツはこのご時世なのに、まだタバコを吸っているんだ…どうだ、不良だろう?(笑)
この嫌煙ムードの中での喫煙は、やさぐれてしまうものがあります(笑)
仕事でイライラするのを紛らわせてくれたりもするんだけどね…ささやかな抵抗みたいでロックだな(笑)
ヤニだらけの天使だ♪
「一人」
(シングル「僕達の夜明け」B面)
作詞 岸部修三
作曲 井上堯之
1972年(昭和47年)
何故か、このレコードでは「ディーブ・平尾」になっていますが、デイヴ平尾で間違いありません
ソロ・デビューという事で、改名したかったのだろうか?…ウ〜ン、それも微妙だな(笑)
ゴールデン・カップスのリーダーだった人です
このシングルは当時、存在に気が付きませんでした…失礼な話ですが…
リリースしてから3年後になりますかね…このシングルのB面曲が注目される事になるんです
「一人」
TVドラマ「傷だらけの天使」ですね
ショーケン(萩原健一)と水谷豊…もうすっかりカルト・ムービー扱いされている秀作です
その最終回で流れていたのが、この曲
衝撃的なシーンと伴って忘れられない曲です
あれ、いい曲だったよね?井上堯之バンドの劇伴じゃないんだよな?作曲は大野克夫か?誰が歌ってるんだ?ショーケン?…そんな感じで仲間内では話題になっていましたね
謎が解けたのは翌年、井上堯之のソロ・アルバムが発売されたんです
1曲目がこの曲で、タイトルは「I STAND ALONE(一人)」になっていましたが、まさしくあの曲でした
♪チュチュチュチュチュ…
音楽誌のインタビューで「ドラマで使ったのはデイヴ平尾のバージョンだよ…アリモノ(既に録音されていたもの)なんだけど…」と語ってくれました♪
ソロ・アルバムの1曲目が「一人」なんて出来すぎだよ?
これは井上堯之にとっても自信作なんだという事ですね
作詞はタイガースのサリー、現在は俳優の岸部一徳ですが、この頃は井上堯之と同じ、PYG(ピッグ)のメンバーですね
ベースも渋いけど、作詞もなかなか渋いんです
コレは しみるね〜
♪風が運ぶ春は よけて行く…なんて、そうそう出てくるフレーズじゃないよ
PYG、いいよね〜
ヴォーカルがタイガースの沢田研二、テンプターズの萩原健一の二人…というだけで、もう凄い
大野克夫、井上堯之(この二人はスパイダース)、岸部修三…と夢のコラボともいえるスーパー・バンドでした
ニュー・ロックとして期待されましたが、ショーケンが俳優として活躍して、沢田研二も歌手としてソロ・デビュー(本人ではなく事務所の意向だったらしい)
そんなこんなでPYGとしては自然消滅してしまいますが、井上堯之バンドとして踏ん張ります
沢田研二のバンドとして、またショーケンのドラマの音楽担当として活躍してくれたのが嬉しかったですね
「傷だらけの天使」…ショーケンの存在感と井上バンドの音楽…あれはまさしくロックだったな〜♪
「傷だらけの天使」
その後、ショーケンも「おまえに惚れた」でソロ歌手としてデビューしました
演歌かよ?でもショーケン、渋いよな〜という仲間内の声でしたが、B面が弾けてましたね♪
「兄貴のブギ」…当時、ダウンタウン・ブギウギ・バンドの「スモーキン’ブギ」が流行っていたので、何だか安直に聞こえましたが(笑)その安直さが好きでした♪
シングルのB面…安直な曲が多くて、愛おしいんだよな〜
「兄貴のブギ」ゲスト:水谷豊
その後「一人」は柳ジョージ&レイニーウッドのファースト・アルバムにも収録されています
あのアルバム、売れたもんな〜ドラマ「祭りばやしが聞こえる」でも使われていたし…
結局、薬局、柳ジョージ・バージョンが一番有名なのかもしれないね
そうそう、レコードにはなっていないんだけど、ヨッチャン(野村義男)が「3年B組金八先生」でギターを弾きながら歌うシーンがあったんだよ
覚えてない?ヨッチャン、なかなかいい選曲するな〜と思って見てたんだけど(笑)
ついでに元ネタも行きますか♪
アル・クーパーです…タイトルでバレバレですよね(笑)
でも「一人」の方が名曲かもしれないな…
Al Kooper「I Stand Alone」
「傷だらけの天使」のラストは何とも言えない喪失感がありましたね
「天使」というのは「無垢な存在」という事でいいのかな
最終回のタイトルは「祭りのあとにさすらいの日々を」だったよ…
マルタツはこのご時世なのに、まだタバコを吸っているんだ…どうだ、不良だろう?(笑)
この嫌煙ムードの中での喫煙は、やさぐれてしまうものがあります(笑)
仕事でイライラするのを紛らわせてくれたりもするんだけどね…ささやかな抵抗みたいでロックだな(笑)
ヤニだらけの天使だ♪
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Comments
http://blog.livedoor.jp/safs01murahiro-higeko/
トラウトの御寿司大好物です。
スーパーや回転寿司でお馴染みの刺身サーモンはトラウトサーモンが多いんですが…あれは厳密には鮭(サケ)ではなくて、養殖物のマスなんです
マスなんだけど、川じゃなくて海で養殖するからトラウトサーモン…マスなのかサケなのか微妙な名前です
最初は「いつもコメントありがとうございます♪」だったんですが、「いつもコメントありがとうございトラウト(=マス)♪」に変化しました(このパターンが数回ありました)
その短縮形が「いつもトラウト♪」なんです
わかりにくくてゴメンナサイ…深い意味はありません
トラウトサーモンはアブラが乗っていて、人気がありますね♪
http://blog.livedoor.jp/safs01-higeko
いつも意味がわからないのですが、トラウト♪!って日本語でどういう意味ですか?
まさかトラウトサーモンではないですよね。
オープニング、いかしてましたね〜♪
YouTubeでも見た事があるんですが、すぐに削除されてしまうみたいです
魚肉ソーセージ、リッツ、コンビーフに牛乳…食い合わせが悪そう(笑)
不健康そうな朝食がいいですね
テーマ音楽は「太陽にほえろ!」もそうなんですが、バンドのメンバーではないサックスがメロディを吹いてますよね
もしPYGで活動を続けていたら、あのメロディはショーケンが歌っていたのかな?なんて思います
物凄いロック・ナンバーになっていたんじゃないか?勝手な想像ですが(笑)
〈あとがき〉お彼岸でしたね…
ドラマではアキラが、リアルではデイヴ平尾、柳ジョージ、脚本の市川森一も故人になってしまって…
「傷だらけの天使」は74年…もう40年前の作品なんですもんね
祭りが終わって、残された者の色あせた日常が始まる…といった最終回だったのかな…今思うと
さあ、3連休も終わって、日常が始まりますよ〜(笑)
マルタツは関係ないですけどね…
久し振りに「兄貴のブギ」を聞いたら、とんねるず「やぶさかでない」を思いだしました
途中で演歌調になったりするのも同じだし…B面曲をパクるとはマニアックだな〜♪
シングルのAB面をひっくり返して、
「傷だらけの天使」最終回挿入歌!なんて再発売したら絶対に売れたのにね…
結局誰もシングルA面にしていないし…みんな欲がないねぇ(笑)
ホント、ビデオがない時代だから集中して観ていたような気がする
再放送してくれと要望したりして、熱いものがあるね
あのドラマは観るというより、体験するという感じだったなぁ
サリーは「太陽にほえろ!」のベースに痺れました
昔、ブラザー秀円にタイガースのLPを見せてもらったら「黒いベースを弾く男」って紹介されていて、笑ってしまった
黒人のフィーリングを持った…という意味なんだろうけど
ガラケーのくせに電池切れで失礼しました
いつもトラウト♪
二度も生き返った男…フェニックスか、はたまたゾンビなのか?
不死身なんですね〜
アキラはあっさり死んでしまうが、仕事で身体を張って無理をしていた…オサム達と一緒に暮らすため…じゃなかったかな?
確かに夢の島に捨てるんだから、ゴミ扱いなのかもしれませんが…
元々世間ではゴミみたいな存在なんだ…そんな自虐を感じましたね
それでもリヤカーでドラム缶を運ぶのはなかなか大変だと思いますよ(笑)
ワケもわからずとんでもなくやるせない気持ちになって、この曲は脳髄にインプットされた
当時ビデオなんか無いから、脳に焼き付けるしかなかったもんね
再放送含めても2〜3回しか見てないのに、情景、セリフ、この歌詞、クッキリ覚えてるわ
高校に入ってから、頻繁にエアチェック(死語だねえ)してたオレは、偶然、大野克夫が歌ってるこの曲に遭遇
でも脳に焼き付いてる曲と雰囲気が違う
ネットも何もない時代に、調べるのは大変だったなあ
どこでどう調べたんだか覚えてないけど、とにかくデイヴ平尾にたどりついたよ
多分、レコード店で歌って店員に探してもらったんだと思う(笑)
本当にパワーにいる時代だったね
別に特に悲しいことなんか何も無い時でも、やたらやさぐれた気分になれる、まったくイヤな曲だねえ(笑)
デイヴ平尾が亡くなってしまった時は、そんなに思い入れも無いはずなのに、これを聴いて悲しんでたなあ
オレは曲を聴くときに「詞」を重視する方ではないんだけど、この詞は別格
マイベスト3に入ってるよ
ちなみにサリー(岸部一徳)は、去年の12月に、ザ・タイガースのコンサートで本物を見たけど、マジでなまらカッコよかったよ
ハゲてるのに
失礼っすね(笑)
http://blog.livedoor.jp/safs01murahiro-higeko/
風邪で死んじゃう、人間死んだらゴミだからドラム缶に捨てちゃう、諸行無常ですね…
私は本当に三途の川を2回渡りかけた男です。理由は秘密です(ふふふ…)