「音楽とは誰のものなのか」Part 2
前回の続きです♪
YouTubeの違法アップロードで問題となっている、著作権について考えてみたい
著作権とは著作者が有する権利・・・これは音楽には限らないが、ここではビートルズを例に取ってみよう
ビートルズの楽曲の殆どの著作権は、作者のレノン・マッカートニーにある
似たような言葉に版権というのがあるが、版権はノーザン・ソングスが持っているという事になる
つまり音楽出版会社である
新曲ができてレコーディングすると、音楽出版会社に登録される訳だ
現在もあらゆるアーティストのすべてのオフィシャルな楽曲は、世界中の無数の音楽出版会社に登録されている
楽曲の権利=版権は音楽出版会社が握っているのだ
音楽はテレビ、ラジオ、映画、演奏など二次利用が多い
ここが他の著作物と大きく違うところで、小説や絵画が二次利用される事は滅多にないもんね
利用するなら当然、音楽出版会社に使用料を払わなけばならない
でも管理しきれない・・・その楽曲の版権はどこの音楽出版会社が持っているんだ?となる
そこで登場するのが著作権を管理する団体だ
日本だとJASRAC、洋楽だとレコードにASCAPやBMIの文字を見かけるだろう
本なんかでも歌詞の引用にJASRACの承認番号が書かれていたりする
利用の申請はJASRACにすればいいのだ
そこから各音楽出版会社に届出され、使用料も分配されるというシステムだ
ビートルズなんかは新曲を作って、レコーディングして発表していた・・・と思うでしょう?
実際そうなんだけど、レコードに記載されている流れは順序が違っている
まず、レノン・マッカートニーが新曲を書いた・・・それを音楽出版会社に登録した事になっている
演奏者ビートルズは、その楽曲を申請して許可を受け、レコードに二次利用した事になっている!
つまりレコード会社は音楽出版会社に使用料を支払っている
Used by permissionとか、Copyrightなんたら(笑)と書いてあるのがそれです
(英語では著作権も版権もコピーライトなので、よくわかりません 笑)
音楽出版会社はそんなにエライのか?
ウン、偉い(笑)いや、歴史があるんだね
レコードは第二次大戦後に発売されたLP盤、シングル盤でやっと一般大衆に普及したらしい
それまでは音楽ビジネスとしては成立していなかった訳だ
そんな時代にも映画やミュージカル、町から町へとヒット曲が生まれている
レコード化されていなくても、バーやクラブでは演奏され、歌手たちが歌っていた・・・いわゆるスタンダード・ナンバーだ
そこでは楽譜が音楽の通貨だった!(ビートルズが「レコードこそが音楽の通貨だった」と言っていたのをもじりました 笑)
楽譜はシート・ミュージックと呼ばれる、1曲だけを1枚の紙に印刷したもので、
楽譜の裏に描かれた表紙が見えるように、折りたたまれて発売されていた
(画像はビートルズのシート・ミュージックです)
楽譜を出版していたから、出版社(パブリッシャー)なんですね!
今では楽譜を出版していない会社ばかりですが(笑)
楽譜出版というより、楽曲出版といった方が正しいかもしれない
音楽ビジネスは出版社が牛耳っているのだ・・・
おかしいな・・・寄り道はしていない筈なのに、まだ終わらないぞ?
Part 3へ続きます(笑)
YouTubeの違法アップロードで問題となっている、著作権について考えてみたい
著作権とは著作者が有する権利・・・これは音楽には限らないが、ここではビートルズを例に取ってみよう
ビートルズの楽曲の殆どの著作権は、作者のレノン・マッカートニーにある
似たような言葉に版権というのがあるが、版権はノーザン・ソングスが持っているという事になる
つまり音楽出版会社である
新曲ができてレコーディングすると、音楽出版会社に登録される訳だ
現在もあらゆるアーティストのすべてのオフィシャルな楽曲は、世界中の無数の音楽出版会社に登録されている
楽曲の権利=版権は音楽出版会社が握っているのだ
音楽はテレビ、ラジオ、映画、演奏など二次利用が多い
ここが他の著作物と大きく違うところで、小説や絵画が二次利用される事は滅多にないもんね
利用するなら当然、音楽出版会社に使用料を払わなけばならない
でも管理しきれない・・・その楽曲の版権はどこの音楽出版会社が持っているんだ?となる
そこで登場するのが著作権を管理する団体だ
日本だとJASRAC、洋楽だとレコードにASCAPやBMIの文字を見かけるだろう
本なんかでも歌詞の引用にJASRACの承認番号が書かれていたりする
利用の申請はJASRACにすればいいのだ
そこから各音楽出版会社に届出され、使用料も分配されるというシステムだ
ビートルズなんかは新曲を作って、レコーディングして発表していた・・・と思うでしょう?
実際そうなんだけど、レコードに記載されている流れは順序が違っている
まず、レノン・マッカートニーが新曲を書いた・・・それを音楽出版会社に登録した事になっている
演奏者ビートルズは、その楽曲を申請して許可を受け、レコードに二次利用した事になっている!
つまりレコード会社は音楽出版会社に使用料を支払っている
Used by permissionとか、Copyrightなんたら(笑)と書いてあるのがそれです
(英語では著作権も版権もコピーライトなので、よくわかりません 笑)
音楽出版会社はそんなにエライのか?
ウン、偉い(笑)いや、歴史があるんだね
レコードは第二次大戦後に発売されたLP盤、シングル盤でやっと一般大衆に普及したらしい
それまでは音楽ビジネスとしては成立していなかった訳だ
そんな時代にも映画やミュージカル、町から町へとヒット曲が生まれている
レコード化されていなくても、バーやクラブでは演奏され、歌手たちが歌っていた・・・いわゆるスタンダード・ナンバーだ
そこでは楽譜が音楽の通貨だった!(ビートルズが「レコードこそが音楽の通貨だった」と言っていたのをもじりました 笑)
楽譜はシート・ミュージックと呼ばれる、1曲だけを1枚の紙に印刷したもので、
楽譜の裏に描かれた表紙が見えるように、折りたたまれて発売されていた
(画像はビートルズのシート・ミュージックです)
楽譜を出版していたから、出版社(パブリッシャー)なんですね!
今では楽譜を出版していない会社ばかりですが(笑)
楽譜出版というより、楽曲出版といった方が正しいかもしれない
音楽ビジネスは出版社が牛耳っているのだ・・・
おかしいな・・・寄り道はしていない筈なのに、まだ終わらないぞ?
Part 3へ続きます(笑)
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