今夜の列車〜「月刊ポルナレフ」5月号
Michel Polnareff
Un Train Ce Soir
1970
「月刊ポルナレフ」5月号です
最近は「月刊Listen To The Music」になってしまったかのように更新が滞っていますが(笑)
それでも懲りずにこのブログを見て頂いているアナタに感謝します・・・アンタも好きねぇ♪
まあ普通の雑誌なら、このタイミングで6月号ですよね?(笑)
「月刊ポルナレフ」今月の歌は「今夜の列車」です
フランスではシングルとして大ヒットした人気曲で、最近のベスト・アルバム(CD)には必ずといっていい程収録されていたりする
最近は各国仕様というアルバムが少なくなってきているしね・・・ポルナレフはフランス盤がいわゆるグローバル・スタンダードという奴なんですよ(笑)
まあヒット曲とはいっても、日本のオールド・ファンには馴染みがない・・・なにしろ当時、日本ではレコード化されていなかったんだから・・・
そりゃあ馴染みがないよね(笑)
日本未発表のシングル、EP曲を集めた「ポルナコレクション」というアルバムが74年に出ましたが、そこにも収録されていなかったもんな〜
本国では代表曲になっている「天国への道」も結局レコード化されなかったし・・・
ウ〜ン、これはどういう事だ? この2曲はいずれシングルとして出すつもりで温存していたのだろうか?
「ポルナコレクション」からは日本人好みの哀愁を漂わせた「悲しきマリー」がシングルになっている事を考えると、この2曲は当時の日本では売れ線ではないと判断されたんだろうなぁ
・・・だったらアルバムに入れろよ!(笑)
ポルナレフというとマイナー(短調)の悲しくも美しいメロディを思い浮かべる人も多いのでは?と思われますが、
この曲はメジャー(長調)でありながら、そこはかとなく哀感があるんです
これはイイ味出してるね〜この曲、好きだな♪
自分にとってはポルナレフの新曲みたいなもんですよ(笑)
「今夜の列車」という邦題は、日本のポルナレフ・フリークの間で通称だったタイトルをそのまま採用しています
♪ 僕の思い出の中で列車が発車する・・・Oh my baby
ホームに小雨が降っていた・・・僕は今夜、雨の中
僕は君に言った 泣かないでと
列車は夜の闇の中へ
僕は叫ぶ、笑う、泣く、死ぬ
僕にはもうない 血も、火も、生命も、愛も、神も・・・
♪ 僕は叫ぶ、笑う・・・サビのたたみかけがいいんです
ラストのピアノも複雑な感情の表れなんだろうなぁ
決してストレートな喜怒哀楽じゃないんだ・・・大人の屈折を感じるね
そこが味わい深いのかもしれない
それでいて透明感があるんだよね・・・確かにこれは当時聴いても余りピンと来なかったかもしれないな(笑)
今風に言うと、ほっこりする・・・といった感じの曲だね♪
これはCDが出るまでさんざん待たされた甲斐があったよ
というのも、ポルナレフのアルバムは長い間CD化されていなかったんだ・・・権利の問題なんだろうね
♪ Oh my baby!・・・またしても出ましたね、ワン・フレーズ英語!
ちょこっとだけ英語をはさんでくる・・・これが憎めないんだな
♪ Holidays〜とか♪ Love me please love me〜とかね
「悲しきマリー」は♪ I'm so sad 'cos I lost my friend・・・ポルナレフにしては長文だ
よく頑張ったね(笑)
今回は出だしじゃなくて曲中なのがミソだ
Oh my baby・・・やっぱりちょっと短文すぎるか?(笑)
ちなみに今回はジャケットの画像ではありません
小動物と戯れるアイドルの図・・・といった所でしょうか(笑)
実はジャケットはね〜日本盤「シェリーに口づけ」とおんなじ画像なんですよ・・・流用したんだね
ジャケットは採用しても、曲は採用しない・・・なかなか日本のエピック・レコードも頑固なんだな
今夜の列車は発車できなかった・・・これじゃあファンは叫ぶ、笑う、泣く、死ぬ・・・しかないよね?(笑)
まったく・・・Oh my baby!な話さ(笑)
ポルナレフの世界を勝手にカテゴライズして私物化した・・・日本のレコード会社はちょっといい気になっていたんじゃないかな
ポルナレフとファンに対する敬意が足りないね
そんな態度だから、ポルナレフ人気が下火になったんだよ(笑)
えっ?言ってる事が支離滅裂だって?
そりゃあ屈折した大人ですからね・・・なかなか複雑な感情だったりするんですよ(笑)
<付録>
新着映像!
先月号、ポルナレフとジルベール・ベコーの連弾が好評だったので、調子に乗って連弾シリーズ第2弾です
今回のお相手はトニー・アシュトン
ディープ・パープルのジョン・ロード、イアン・ペイスと「ペイス・アシュトン・ロード(PAL)」というグループを組んでいた・・・というくらいしか知らない人ですが(笑)
この映像では二人が何度もポジションを交替するのが何だか可笑しいです♪
70年代の映像ですが、新着映像です(笑)
<付録2>
別冊「月刊ポルナレフ」〜おかしなジョー
「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画があるらしい・・・らしいって(笑)勉強不足でスミマセン
そこにジャン・ピエール・ポルナレフというフランス人が出てくるんだそうだ
今、世間でポルナレフといえばコイツの事なんだよな・・・(知らないクセにコイツ呼ばわり)
妹の名前がシェリーだっていうんだから(笑)、ミッシェル・ポルナレフから名づけられたのは100%間違いない
そもそもポルナレフっていう名前はフランス人の名前じゃない・・・ロシア人の名前ですからね
フランス人でポルナレフという設定は、ミッシェル・ポルナレフありきなんだよ
それから漫画のタイトルにも驚かされた・・・ポルナレフには「おかしなジョー」という曲があるんだけど、原題は「L'affreux Jojo」・・・
つまり「奇妙なジョジョ」なんだよ!
作者はポルナレフ・マニアなのか?この曲は「ポルナコレクション」に収録されてはいましたが、CD化されていないマニアックな曲なんだ
これは偶然の一致とはとても思えないね!ジョジョ・ファンも必聴だぜ?(笑)
タイトル通り奇妙な曲ですが、徘徊する挙動不審なポルナレフも奇妙です♪
<広告の頁>
「月刊ポルナレフ」バックナンバー 好評発売中 0円(税込)
「Listen To The Music」ミッシェル・ポルナレフ特集
第1夜〜愛の休日
第2夜〜火の玉ロック
第3夜〜愛の願い
「月刊ポルナレフ」
1月号〜ノンノン人形
2月号〜愛のコレクション
3月号〜シェリーに口づけ
4月号〜ロミオとジュリエットのように
★書店にない場合は(笑)、このブログのタグ(TAGS)でMichel Polnareffをクリックすると、一覧表示されます (この記事の最後のタグでもOK)
閲覧無料です♪
<編集後記>今月号は日本のオールド・ファンには余り知られていない曲だったので、付録をつけてしまった・・・ちょっとサービス過剰だったかな?(笑)
来月号も締め切り厳守で頑張りますのでよろしく♪ (編集長)
Un Train Ce Soir
1970
「月刊ポルナレフ」5月号です
最近は「月刊Listen To The Music」になってしまったかのように更新が滞っていますが(笑)
それでも懲りずにこのブログを見て頂いているアナタに感謝します・・・アンタも好きねぇ♪
まあ普通の雑誌なら、このタイミングで6月号ですよね?(笑)
「月刊ポルナレフ」今月の歌は「今夜の列車」です
フランスではシングルとして大ヒットした人気曲で、最近のベスト・アルバム(CD)には必ずといっていい程収録されていたりする
最近は各国仕様というアルバムが少なくなってきているしね・・・ポルナレフはフランス盤がいわゆるグローバル・スタンダードという奴なんですよ(笑)
まあヒット曲とはいっても、日本のオールド・ファンには馴染みがない・・・なにしろ当時、日本ではレコード化されていなかったんだから・・・
そりゃあ馴染みがないよね(笑)
日本未発表のシングル、EP曲を集めた「ポルナコレクション」というアルバムが74年に出ましたが、そこにも収録されていなかったもんな〜
本国では代表曲になっている「天国への道」も結局レコード化されなかったし・・・
ウ〜ン、これはどういう事だ? この2曲はいずれシングルとして出すつもりで温存していたのだろうか?
「ポルナコレクション」からは日本人好みの哀愁を漂わせた「悲しきマリー」がシングルになっている事を考えると、この2曲は当時の日本では売れ線ではないと判断されたんだろうなぁ
・・・だったらアルバムに入れろよ!(笑)
ポルナレフというとマイナー(短調)の悲しくも美しいメロディを思い浮かべる人も多いのでは?と思われますが、
この曲はメジャー(長調)でありながら、そこはかとなく哀感があるんです
これはイイ味出してるね〜この曲、好きだな♪
自分にとってはポルナレフの新曲みたいなもんですよ(笑)
「今夜の列車」という邦題は、日本のポルナレフ・フリークの間で通称だったタイトルをそのまま採用しています
♪ 僕の思い出の中で列車が発車する・・・Oh my baby
ホームに小雨が降っていた・・・僕は今夜、雨の中
僕は君に言った 泣かないでと
列車は夜の闇の中へ
僕は叫ぶ、笑う、泣く、死ぬ
僕にはもうない 血も、火も、生命も、愛も、神も・・・
♪ 僕は叫ぶ、笑う・・・サビのたたみかけがいいんです
ラストのピアノも複雑な感情の表れなんだろうなぁ
決してストレートな喜怒哀楽じゃないんだ・・・大人の屈折を感じるね
そこが味わい深いのかもしれない
それでいて透明感があるんだよね・・・確かにこれは当時聴いても余りピンと来なかったかもしれないな(笑)
今風に言うと、ほっこりする・・・といった感じの曲だね♪
これはCDが出るまでさんざん待たされた甲斐があったよ
というのも、ポルナレフのアルバムは長い間CD化されていなかったんだ・・・権利の問題なんだろうね
♪ Oh my baby!・・・またしても出ましたね、ワン・フレーズ英語!
ちょこっとだけ英語をはさんでくる・・・これが憎めないんだな
♪ Holidays〜とか♪ Love me please love me〜とかね
「悲しきマリー」は♪ I'm so sad 'cos I lost my friend・・・ポルナレフにしては長文だ
よく頑張ったね(笑)
今回は出だしじゃなくて曲中なのがミソだ
Oh my baby・・・やっぱりちょっと短文すぎるか?(笑)
ちなみに今回はジャケットの画像ではありません
小動物と戯れるアイドルの図・・・といった所でしょうか(笑)
実はジャケットはね〜日本盤「シェリーに口づけ」とおんなじ画像なんですよ・・・流用したんだね
ジャケットは採用しても、曲は採用しない・・・なかなか日本のエピック・レコードも頑固なんだな
今夜の列車は発車できなかった・・・これじゃあファンは叫ぶ、笑う、泣く、死ぬ・・・しかないよね?(笑)
まったく・・・Oh my baby!な話さ(笑)
ポルナレフの世界を勝手にカテゴライズして私物化した・・・日本のレコード会社はちょっといい気になっていたんじゃないかな
ポルナレフとファンに対する敬意が足りないね
そんな態度だから、ポルナレフ人気が下火になったんだよ(笑)
えっ?言ってる事が支離滅裂だって?
そりゃあ屈折した大人ですからね・・・なかなか複雑な感情だったりするんですよ(笑)
<付録>
新着映像!
先月号、ポルナレフとジルベール・ベコーの連弾が好評だったので、調子に乗って連弾シリーズ第2弾です
今回のお相手はトニー・アシュトン
ディープ・パープルのジョン・ロード、イアン・ペイスと「ペイス・アシュトン・ロード(PAL)」というグループを組んでいた・・・というくらいしか知らない人ですが(笑)
この映像では二人が何度もポジションを交替するのが何だか可笑しいです♪
70年代の映像ですが、新着映像です(笑)
<付録2>
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「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画があるらしい・・・らしいって(笑)勉強不足でスミマセン
そこにジャン・ピエール・ポルナレフというフランス人が出てくるんだそうだ
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妹の名前がシェリーだっていうんだから(笑)、ミッシェル・ポルナレフから名づけられたのは100%間違いない
そもそもポルナレフっていう名前はフランス人の名前じゃない・・・ロシア人の名前ですからね
フランス人でポルナレフという設定は、ミッシェル・ポルナレフありきなんだよ
それから漫画のタイトルにも驚かされた・・・ポルナレフには「おかしなジョー」という曲があるんだけど、原題は「L'affreux Jojo」・・・
つまり「奇妙なジョジョ」なんだよ!
作者はポルナレフ・マニアなのか?この曲は「ポルナコレクション」に収録されてはいましたが、CD化されていないマニアックな曲なんだ
これは偶然の一致とはとても思えないね!ジョジョ・ファンも必聴だぜ?(笑)
タイトル通り奇妙な曲ですが、徘徊する挙動不審なポルナレフも奇妙です♪
<広告の頁>
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第1夜〜愛の休日
第2夜〜火の玉ロック
第3夜〜愛の願い
「月刊ポルナレフ」
1月号〜ノンノン人形
2月号〜愛のコレクション
3月号〜シェリーに口づけ
4月号〜ロミオとジュリエットのように
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<編集後記>今月号は日本のオールド・ファンには余り知られていない曲だったので、付録をつけてしまった・・・ちょっとサービス過剰だったかな?(笑)
来月号も締め切り厳守で頑張りますのでよろしく♪ (編集長)
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Comments
ワガママな奴でスミマセン・・・
もし「月刊ポルナレフ」が商業誌だったら、この企画は絶対に却下されていると思います(笑)
確かにお二人が指摘するように、ポルナレフ=カーリー・ヘアに派手なサングラスの人・・・というイメージが強いです
当時、素顔のポルナレフはファースト・アルバムのジャケットでしか拝めませんでした
今こうして過去の映像を見る事ができる時代になって、素顔の時代が意外と長かった事にビックリしています
サングラスは70年前後からですね・・・でもまだ普通のサングラスでナチュラル・ヘアだし、完全にポルナレフ化していません
72年の「愛の休日」の頃にはポルナレフ化を終えている・・・という事は、あの派手なルックスはグラム・ロックの波に乗ったという事なのかな?(笑)
当時台頭してきた同じピアノ弾きのシンガー・ソングライター、エルトン・ジョンの奇抜な衣装への対抗意識もあったのでは?・・・そんなこたぁないか?(笑)
連弾、いいですね♪ セッションの醍醐味です
今度、ビートルズ・セッションで披露してみてはいかがですか?
毎度あり〜♪
アフロ&サングラス以前のポルナレフには疎いです。
でも連弾、ワクワクしましたョ♪ 楽しいーーー!!
そんな声が上がるかもしれないと思い、今月号はオマケを付けたので勘弁して・・・・Oh my baby!
実は「今夜の列車」はCD時代になってから一番聴いている曲なんです・・・それを取り上げないというのも何だかインチキ臭いしね(笑)
もちろん自分にとって「新曲」だったというのもあるけど・・・オールド・ファンにとってもフレッシュな魅力がある曲だと思うよ
自分の職場は大学生のアルバイトや研修中の新入社員、パートタイマーの主婦、定年して嘱託で働いている人、あと派遣社員とか・・・年齢層が幅広いので、折りを見て色々リサーチしています
普段どんな音楽を聴いているんですか?とか、ミッシェル・ポルナレフって知ってる?とかね(笑)
意外に音楽好きには結構知られているよ、ポルナレフは
まあ「シェリーに口づけ」しか知らないって人が多いけど(笑)
以前の職場で、30代でベスト盤(CD)を持っている女性がいて、「今夜の列車」と「ロミオとジュリエットのように」が好きだって言ってたな
「シェリーに口づけ」から入った人には、メジャー(長調)の曲の方が受けがいいのかもしれないね
今回のオマケの「ジョジョの奇妙な冒険」は、そのリサーチを元にしています
ポルナレフ=ジョジョのキャラクター という回答が余りにも多いのでね(笑)
ポルナレフの過去の作品は、ここ10年くらいで殆どCDとして発表されているんじゃないかな
5枚組の100曲収録のシリーズがあったでしょう?買ってないけど、YouTubeでフル・アルバムが聴けるし
あ、「おかしなジョー」はCD化されていません(笑)・・・それからアルバムだと「ア・トーキョー」もね
「ポルナコレクション」のジャケット・・・まあ、天才のやる事は常人には理解不能です
でもあのヌード写真(オランピア劇場の公演のポスターで、フランスでは即回収された)を「これがいい!」とジャケットに使った日本のレコード会社もかなりのアホだと思います(笑)
毎度あり〜♪
降参だなコレは〜
「今夜の列車」知らなかったし・・・
日本でのトレードマークの、白縁サングラスにチリチリ頭以前の、普通っぽい頃の動画だし(笑)
サラっとイメージしか知らない人だったら、誰だかわからないよね。
他にもたくさん日本未発表曲あるんだろうなあ〜
「ポルナコレクション」もちろん持ってるよ。
思えば、1番最初に買った洋盤がこれです。
きっかけはあまり覚えていないけど、多分「悲しきマリー」のヒットに乗ったのと、例のジャケ買いだったと思います。
「ポルナコレクション」のジャケット、覚えてるよね?
今考えたらアホだけど(笑)
また「月刊ポルナレフ」待ってますよ!ワクワク〜♪