「20世紀に入ると、クラシック音楽は急速に衰退した・・・
音楽を先導したのは、アフロ・アメリカンだった・・・」
音楽雑誌がそう著述しても、別に驚かないけどね(笑)
けどクラシックの専門家までも、そのように指摘していたりするのには
ちょっと驚きを隠せない
アフロ・アメリカンとは、アフリカ系アメリカ人・・・
つまりアメリカの黒人の事だ
ゴスペル、ブルース、ジャズ、ロックンロール・・・
なるほど全部、黒人音楽以外の何ものでもないね♪
20世紀になって、ラジオやレコードなどのメディアによって
ポピュラー音楽(商業音楽)が形成されるようになる
ポピュラー音楽とは黒人音楽の事なんだろうか?
奴隷として連れて来られた黒人が
結果的には、音楽で世界を征服した・・・ともいえるかもしれない♪
イヤ、それは楽観的すぎるな・・・
ポピュラー音楽は、白人が黒人の音楽を搾取し続けた・・・
というのが正しい歴史観かもしれないね
ブルースはギターの弾き語りが発祥だとされている
一人で歌い、演奏するというのは
アフリカの伝統音楽にはないスタイルだ
奴隷から解放されて、自由の身にはなれたが
主人のいなくなった黒人たちには、餓死する自由も与えられた訳だ
これは改めて自分の境遇を嘆き、歌わずにはいられないだろう
Bluesとは憂鬱の事だもんなぁ
だが、そこは音楽である
付きまとうネガティブな感情を笑いとばすユーモアもあるのだ
さすが、ブラザーだね!
リズムに乗れば、リズム&ブルースになるし、
テンポを上げればロックンロールになるんだしね!
(随分、乱暴な言い方ですが 笑)
ブルースは一筋縄ではいかない・・・
得体が知れないのがいいね♪
初出 「Listen To The Music」 Facebookページ 2016年3月21日
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