「ブルースにこんがらがって」その3
ブルースにはお約束のコード進行がある
ブルース進行と呼ばれているものだ
オーソドックスなブルースの曲はブルース進行で作られている
違うのはキーだけだ
だからDのブルースだとか、Fのブルースとか言ったりする
キーさえわかれば、コード進行は決まっている訳だから
アドリブだって簡単にできる・・・楽譜がいらないんだからね
誰とでもジャム・セッションできるんだ・・・いいな
モダン・ジャズなんかもブルース進行が多いのは、そのせいかな?
もちろん、それぞれのキーやコードで使える音(和音になる音)というのは決まっているので
スケール(音階)の運指とかは練習しなければいけませんけどね(笑)
ブルース進行には3つのコードしか出てこない
トニック、サブ・ドミナント、ドミナントと呼ばれるが、難しく考えるこたぁない♪
キーがCなら、CとFとGのスリー・コードだ
音楽の時間で習ったドミソ、ファラド、ソシレの事なんだからね
まあ、音楽の時間にはブルースは取り上げなかったと思いますが(笑)
音楽の理論はクラシックだけのものじゃない・・・すべての音楽に共通しているという事でもあるね
コード進行は決まりきっていても、だからブルースは退屈な音楽だ・・・とは言えないよ
リズムの揺れがあるからね・・・ビート、スウィング感、乗りと言ってもいい
これも独特なものがある・・・リズムも黒人訛りだとしか言いようがないな(笑)
ブルースに内在していたリズムが、やがてリズム&ブルース(R&B)やロックンロールに変態したんだからね
リズム&ブルースもロックンロールも、コード進行はブルース進行のままで何も変わってはいない・・・
これが動かぬ証拠だな(笑)
ブルースの歌詞も弾き語りに適した、説得力のある構成になっている
一行目がCで、♪朝起きたら、俺はブルーだったぜ〜なんて歌詞だとすると
(実際、よくあるパターンです 笑)
二行目はFで、♪朝起きたら、俺はブルーだったんだぜ〜と続くんだ
一行目と二行目が同じ歌詞を繰り返すのが多かったりする
大事な事だから2回言いました・・・みたいなね(笑)
三行目はGになって、♪何故なら、あのコの姿が見当たらないんだ〜なんて説明が入る
四行目はCに戻って、♪だからそうさ、俺はずっとブルーなんだぜYeah〜なんて調子だ
下手すると、四行目も一行目と同じ歌詞だったりするんだ(笑)
一応、起承転結になっているんだね・・・音楽的にも、歌詞の面でも
♪Woke up this morning, I've got the blues ・・・な〜んて感じでいいんだもんね
作詞もラクだし、歌いやすい・・・おまけに歌詞も覚えやすいのがいいぞ(笑)
こういった歌詞に出てくるBluesという言葉は、もはや一時の感情の類いではないような気がする
いつも付きまとう、根源的な感情としか思えない・・・しみついたものなんじゃないだろうか?
直訳すると、俺はブルースを持った・・・となって、ブルースが目的格になってしまっているしね
こういったBluesを、黒人ではない我々は、本当に理解できたといえるんだろうか?
怪しいなぁ・・・
音楽は同化、同調して楽しむだけのものなのかい?
自分のレベルに引きずり下ろして、
良い・悪いではなく、好き・嫌いで判断する・・・
何でもBGMにしてしまう・・・それもいいけどさ(笑)
あくまでも他者として向き合う・・・そんな聴き方が忘れられているような気がしてならない
レコードの時代は、そんな聴き方をしていたような気がするんだけど・・・
気のせいかな(笑)
昔は、わかる・わからないといった価値判断があったと思う・・・
真面目に対峙していたんだな
趣味はレコード鑑賞・・・とかね♪
「レコード鑑賞」という言葉がアタリマエだったんだもんなぁ!
アティチュード(態度、姿勢)が違うね
日本にもブルースがあるじゃないかって?
ウン、「〜ブルース」という歌謡曲は多いよね
黒人のブルース音楽の影響は受けていると思うよ・・・Blueな感じは出ているね
でもBlueは理解できても、Bluesはどうなんだろう(笑)
偏屈かな(笑)
ブルース・マニアは、「ブルース」って言わないんだよ
「ブルーズ」・・・って濁るんだ(笑) 原音に忠実にね♪
これは、いわゆる「ブルース」への痛烈な皮肉なんだろうね!
俺? 俺はブルース・マニアじゃないよ
ただ、ブルースにこんがらがっているだけさ(笑)
初出・・・? 今回は書き下ろしです(笑)
「ブルースにこんがらがって」というタイトルは、もちろん
ボブ・ディランの曲「Tangled Up In Blue」の邦題、「ブルーにこんがらがって」からの引用です♪
ブルース進行と呼ばれているものだ
オーソドックスなブルースの曲はブルース進行で作られている
違うのはキーだけだ
だからDのブルースだとか、Fのブルースとか言ったりする
キーさえわかれば、コード進行は決まっている訳だから
アドリブだって簡単にできる・・・楽譜がいらないんだからね
誰とでもジャム・セッションできるんだ・・・いいな
モダン・ジャズなんかもブルース進行が多いのは、そのせいかな?
もちろん、それぞれのキーやコードで使える音(和音になる音)というのは決まっているので
スケール(音階)の運指とかは練習しなければいけませんけどね(笑)
ブルース進行には3つのコードしか出てこない
トニック、サブ・ドミナント、ドミナントと呼ばれるが、難しく考えるこたぁない♪
キーがCなら、CとFとGのスリー・コードだ
音楽の時間で習ったドミソ、ファラド、ソシレの事なんだからね
まあ、音楽の時間にはブルースは取り上げなかったと思いますが(笑)
音楽の理論はクラシックだけのものじゃない・・・すべての音楽に共通しているという事でもあるね
コード進行は決まりきっていても、だからブルースは退屈な音楽だ・・・とは言えないよ
リズムの揺れがあるからね・・・ビート、スウィング感、乗りと言ってもいい
これも独特なものがある・・・リズムも黒人訛りだとしか言いようがないな(笑)
ブルースに内在していたリズムが、やがてリズム&ブルース(R&B)やロックンロールに変態したんだからね
リズム&ブルースもロックンロールも、コード進行はブルース進行のままで何も変わってはいない・・・
これが動かぬ証拠だな(笑)
ブルースの歌詞も弾き語りに適した、説得力のある構成になっている
一行目がCで、♪朝起きたら、俺はブルーだったぜ〜なんて歌詞だとすると
(実際、よくあるパターンです 笑)
二行目はFで、♪朝起きたら、俺はブルーだったんだぜ〜と続くんだ
一行目と二行目が同じ歌詞を繰り返すのが多かったりする
大事な事だから2回言いました・・・みたいなね(笑)
三行目はGになって、♪何故なら、あのコの姿が見当たらないんだ〜なんて説明が入る
四行目はCに戻って、♪だからそうさ、俺はずっとブルーなんだぜYeah〜なんて調子だ
下手すると、四行目も一行目と同じ歌詞だったりするんだ(笑)
一応、起承転結になっているんだね・・・音楽的にも、歌詞の面でも
♪Woke up this morning, I've got the blues ・・・な〜んて感じでいいんだもんね
作詞もラクだし、歌いやすい・・・おまけに歌詞も覚えやすいのがいいぞ(笑)
こういった歌詞に出てくるBluesという言葉は、もはや一時の感情の類いではないような気がする
いつも付きまとう、根源的な感情としか思えない・・・しみついたものなんじゃないだろうか?
直訳すると、俺はブルースを持った・・・となって、ブルースが目的格になってしまっているしね
こういったBluesを、黒人ではない我々は、本当に理解できたといえるんだろうか?
怪しいなぁ・・・
音楽は同化、同調して楽しむだけのものなのかい?
自分のレベルに引きずり下ろして、
良い・悪いではなく、好き・嫌いで判断する・・・
何でもBGMにしてしまう・・・それもいいけどさ(笑)
あくまでも他者として向き合う・・・そんな聴き方が忘れられているような気がしてならない
レコードの時代は、そんな聴き方をしていたような気がするんだけど・・・
気のせいかな(笑)
昔は、わかる・わからないといった価値判断があったと思う・・・
真面目に対峙していたんだな
趣味はレコード鑑賞・・・とかね♪
「レコード鑑賞」という言葉がアタリマエだったんだもんなぁ!
アティチュード(態度、姿勢)が違うね
日本にもブルースがあるじゃないかって?
ウン、「〜ブルース」という歌謡曲は多いよね
黒人のブルース音楽の影響は受けていると思うよ・・・Blueな感じは出ているね
でもBlueは理解できても、Bluesはどうなんだろう(笑)
偏屈かな(笑)
ブルース・マニアは、「ブルース」って言わないんだよ
「ブルーズ」・・・って濁るんだ(笑) 原音に忠実にね♪
これは、いわゆる「ブルース」への痛烈な皮肉なんだろうね!
俺? 俺はブルース・マニアじゃないよ
ただ、ブルースにこんがらがっているだけさ(笑)
初出・・・? 今回は書き下ろしです(笑)
「ブルースにこんがらがって」というタイトルは、もちろん
ボブ・ディランの曲「Tangled Up In Blue」の邦題、「ブルーにこんがらがって」からの引用です♪
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