哀しみの恋人達
Jeff Beck
Cause We've Ended As Lovers
1975
ジェフ・ベック、来札決定!
という訳で、1975年の来日記念盤です
日本独自のシングル・カットですが、ジェフ・ベックの代表曲ともいえるナンバーですね
ジェフ・ベックって何者?なんていう人も、このブログを読めばバッチリ!
まあ、そのつもりで頑張りますので…
ジェフ・ベック?あぁ彼はね〜なんて知ったかぶりしちゃって下さい♪ヨロシク…
2007年のライブです ベースのお姉ちゃん(タル・ウィルケンフェルド)に世界が驚愕しました
「哀しみの恋人達」これはスティービー・ワンダーの作曲です
以前ベック・ボガード&アピスがスティービー・ワンダーの「迷信」をカバーしていますが…元々ジェフ・ベックに提供した曲だったんですね
それをスティービー・ワンダーの関係者が「これはヒット間違いなし!」とスティービー・ワンダーの録音した「迷信」をシングル・カットしちゃったんです
ジェフ・ベックが録音したシングルより先に世に出て、しかも大ヒット…これにはベック様、カンカンです
そんな経緯があって、スティービー・ワンダーが改めてジェフ・ベックのアルバム用に2曲提供したという…まあ因縁の曲です…ここは押さえておかないと知ったかぶりできませんからね(笑)
しかしね〜スティービー・ワンダーも懲りてないのか?この曲も自分で録音しているんだよ
前の奥さんのシリータさんのアルバムに入っているんです
シリータさんが作詞して歌っているんですが…ジェフ・ベックより先に出すという…まあシングル・カットしていないからバレずに済んだみたいですね…ヤレヤレ
原題からして…恋人達としては終わった二人…という事ですから、離婚したシリータさんとの事なんでしょうね…是非とも歌ってほしかったんでしょうか…
「哀しみの恋人達」これはインスト・アルバム「ブロウ・バイ・ブロウ」からのシングル・カット
アルバムのかつての邦題は「ギター殺人者の凱旋」…これはさすがに改題されてしまいましたね(笑)
プロデュースはジョージ・マーティン…だからという訳ではないみたいですが、ビートルズの「シーズ・ア・ウーマン」も演奏しています(なかなかの好演ですよ)
このアルバムはインスト物としては空前の大ヒットですね…曲間が短いのも大好評でした
この曲では泣きのギターを聞かせていますが、ジェフ・ベックはそんな一筋縄では行かないんだな〜ロックの人ですからね〜
バックは当時のジャズというか新興勢力のフュージョンなんですが、ジェフ・ベックのギターが思い切りはみ出しています(笑)
ギターで無理矢理ロックにしてしまっているというか…
ジミー・ペイジも「ギタリストの教科書」とまで絶賛しているアルバム…確かに、ギターで不可能な事はないんじゃないか?とさえ思える、凄まじい表現力を見せつけてくれます
さすが、ギター殺人者!(笑)
エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ…3大ギタリストと呼ばれるこの3人が在籍していたヤードバーズ(65年デビュー)
ブルースを大音量でハードに演奏する…ハード・ロックの原型だ
1曲を5分、10分、20分と延ばすやり口はこの頃から始まっているんだね…このやり口でドラッグを決めると最高みたいですよ(よくわかりませんが 笑)
クラプトン脱退の後釜として、ジェフ・ベック参入です
ジミー・ペイジはベースで加入しましたが、すぐにツイン・ギター体制に…
そしてジェフ・ベック脱退後のヤードバーズが、レッド・ツェッペリンの母体となる…というのがハード・ロックの前史です
ヤードバーズ脱退後のジェフ・ベックのソロ・ヒット・シングル「ハイ・ホー・シルバー・ライニング」
ジェフ・ベックの歌!が聞けます…かなりポップ路線です(マニア向けかな?)
そして第一期ジェフ・ベック・グループですね
ロッド・スチュワート、ロン・ウッドが在籍していました(この二人はフェイセズに移籍)
68年のアルバム「トゥルース」がハード・ロックの誕生だと言われています
第二期には渡りのドラマー、コージー・パウエルがいました
この辺はリズム&ブルース色が濃いですね
アルバム「オレンジ」(通称です。ビートルズの「ホワイト・アルバム」同様に、正式のアルバム・タイトルはバンド名そのまんまです)には、
この頃から目を付けていたのか?スティービー・ワンダーの曲も入っているし、インスト曲は「ブロウ・バイ・ブロウ」に入っていてもおかしくない方向性の曲になっている
その後はベック・ボガード&アピスですな
ポール・ロジャーズをヴォーカルに迎えるつもりがダメで(ディープ・パープルもイアン・ギランの後釜に狙っていましたが、結局ポール・ロジャーズはバッド・カンパニーを結成します)結局3人が交代で歌うハメに…
ここまでは歌モノ中心でやってきたんですが、もう開き直ったんですね
バンドもこんな調子で長続きしないし…これはジェフ・ベックの人間性にも問題がありそうです(ワガママ?)
ソロ名義でインスト・アルバム…ヴォーカル不在でギターが歌いまくっているのが「ブロウ・バイ・ブロウ」の成功ですね
続くジョージ・マーティン・プロデュース第二弾「ワイアード」は衝撃でした
1曲目の「レッド・ブーツ」これは凄いです
YouTube
ドラムから入るんですが…冒頭のハイハットからして尋常じゃないです
ナラダ・マイケル・ウォルデン…只者じゃないね
このアルバムもフュージョン路線ですが、断然ハードです
フュージョンはどうも苦手だ…なんてロック・キッズも、このスピード感には狂喜乱舞ですよ
これ、なかなかリズムに乗れなかったのを覚えている…8分の7拍子が入るんだ
机を叩いてリズムを取る…それだけで楽しめる曲だったね
ギターにクラビネットにヤン・ハマーのシンセサイザー…最初は全部ギターに聞こえて混乱しました
ジェフ・ベックのギターが思う存分暴れまくっている…これはロックだわ♪
Cause We've Ended As Lovers
1975
ジェフ・ベック、来札決定!
という訳で、1975年の来日記念盤です
日本独自のシングル・カットですが、ジェフ・ベックの代表曲ともいえるナンバーですね
ジェフ・ベックって何者?なんていう人も、このブログを読めばバッチリ!
まあ、そのつもりで頑張りますので…
ジェフ・ベック?あぁ彼はね〜なんて知ったかぶりしちゃって下さい♪ヨロシク…
2007年のライブです ベースのお姉ちゃん(タル・ウィルケンフェルド)に世界が驚愕しました
「哀しみの恋人達」これはスティービー・ワンダーの作曲です
以前ベック・ボガード&アピスがスティービー・ワンダーの「迷信」をカバーしていますが…元々ジェフ・ベックに提供した曲だったんですね
それをスティービー・ワンダーの関係者が「これはヒット間違いなし!」とスティービー・ワンダーの録音した「迷信」をシングル・カットしちゃったんです
ジェフ・ベックが録音したシングルより先に世に出て、しかも大ヒット…これにはベック様、カンカンです
そんな経緯があって、スティービー・ワンダーが改めてジェフ・ベックのアルバム用に2曲提供したという…まあ因縁の曲です…ここは押さえておかないと知ったかぶりできませんからね(笑)
しかしね〜スティービー・ワンダーも懲りてないのか?この曲も自分で録音しているんだよ
前の奥さんのシリータさんのアルバムに入っているんです
シリータさんが作詞して歌っているんですが…ジェフ・ベックより先に出すという…まあシングル・カットしていないからバレずに済んだみたいですね…ヤレヤレ
原題からして…恋人達としては終わった二人…という事ですから、離婚したシリータさんとの事なんでしょうね…是非とも歌ってほしかったんでしょうか…
「哀しみの恋人達」これはインスト・アルバム「ブロウ・バイ・ブロウ」からのシングル・カット
アルバムのかつての邦題は「ギター殺人者の凱旋」…これはさすがに改題されてしまいましたね(笑)
プロデュースはジョージ・マーティン…だからという訳ではないみたいですが、ビートルズの「シーズ・ア・ウーマン」も演奏しています(なかなかの好演ですよ)
このアルバムはインスト物としては空前の大ヒットですね…曲間が短いのも大好評でした
この曲では泣きのギターを聞かせていますが、ジェフ・ベックはそんな一筋縄では行かないんだな〜ロックの人ですからね〜
バックは当時のジャズというか新興勢力のフュージョンなんですが、ジェフ・ベックのギターが思い切りはみ出しています(笑)
ギターで無理矢理ロックにしてしまっているというか…
ジミー・ペイジも「ギタリストの教科書」とまで絶賛しているアルバム…確かに、ギターで不可能な事はないんじゃないか?とさえ思える、凄まじい表現力を見せつけてくれます
さすが、ギター殺人者!(笑)
エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ…3大ギタリストと呼ばれるこの3人が在籍していたヤードバーズ(65年デビュー)
ブルースを大音量でハードに演奏する…ハード・ロックの原型だ
1曲を5分、10分、20分と延ばすやり口はこの頃から始まっているんだね…このやり口でドラッグを決めると最高みたいですよ(よくわかりませんが 笑)
クラプトン脱退の後釜として、ジェフ・ベック参入です
ジミー・ペイジはベースで加入しましたが、すぐにツイン・ギター体制に…
そしてジェフ・ベック脱退後のヤードバーズが、レッド・ツェッペリンの母体となる…というのがハード・ロックの前史です
ヤードバーズ脱退後のジェフ・ベックのソロ・ヒット・シングル「ハイ・ホー・シルバー・ライニング」
ジェフ・ベックの歌!が聞けます…かなりポップ路線です(マニア向けかな?)
そして第一期ジェフ・ベック・グループですね
ロッド・スチュワート、ロン・ウッドが在籍していました(この二人はフェイセズに移籍)
68年のアルバム「トゥルース」がハード・ロックの誕生だと言われています
第二期には渡りのドラマー、コージー・パウエルがいました
この辺はリズム&ブルース色が濃いですね
アルバム「オレンジ」(通称です。ビートルズの「ホワイト・アルバム」同様に、正式のアルバム・タイトルはバンド名そのまんまです)には、
この頃から目を付けていたのか?スティービー・ワンダーの曲も入っているし、インスト曲は「ブロウ・バイ・ブロウ」に入っていてもおかしくない方向性の曲になっている
その後はベック・ボガード&アピスですな
ポール・ロジャーズをヴォーカルに迎えるつもりがダメで(ディープ・パープルもイアン・ギランの後釜に狙っていましたが、結局ポール・ロジャーズはバッド・カンパニーを結成します)結局3人が交代で歌うハメに…
ここまでは歌モノ中心でやってきたんですが、もう開き直ったんですね
バンドもこんな調子で長続きしないし…これはジェフ・ベックの人間性にも問題がありそうです(ワガママ?)
ソロ名義でインスト・アルバム…ヴォーカル不在でギターが歌いまくっているのが「ブロウ・バイ・ブロウ」の成功ですね
続くジョージ・マーティン・プロデュース第二弾「ワイアード」は衝撃でした
1曲目の「レッド・ブーツ」これは凄いです
YouTube
ドラムから入るんですが…冒頭のハイハットからして尋常じゃないです
ナラダ・マイケル・ウォルデン…只者じゃないね
このアルバムもフュージョン路線ですが、断然ハードです
フュージョンはどうも苦手だ…なんてロック・キッズも、このスピード感には狂喜乱舞ですよ
これ、なかなかリズムに乗れなかったのを覚えている…8分の7拍子が入るんだ
机を叩いてリズムを取る…それだけで楽しめる曲だったね
ギターにクラビネットにヤン・ハマーのシンセサイザー…最初は全部ギターに聞こえて混乱しました
ジェフ・ベックのギターが思う存分暴れまくっている…これはロックだわ♪
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Comments
音楽誌の広告で知ったけど、あの邦題!まんまと騙されて聞いてみたいと思ってしまった…(笑)
オトを聞いたのは大橋巨泉のラジオ番組だったよ(古い!)
「ハイ・ホー・シルバー・ライニング」も渋谷陽一の番組で聞いて…歌っているのにはビックリだ
「レッド・ブーツ」…当時ドラムをやっていたので、無謀にもトライして見事に挫折しましたね〜因縁の曲です
コメント、サンクス!
中学時代だね・・・ワイヤード
ドラムの奴が『出来ん!』と言って上半身裸になった「レッド・ブーツ」です!
ベースの方はと言うと左程難しくないけど、グレコのRICモデルでは・・・
というか、パープルやレインボーより『お兄さん』の領域と勝手に決めていた我ら・・・
聴くだけでいい!っていう感じだったと思うのです(技術的限界が本当のとこだね)
ブローバイブローからの密かなファンですが、キッカケはプロデューサーかも・・・
今思うと、オレはビートルズを聞いてなかったら音楽・・・特にロックには興味なく生きてたかも
また遊びに来ます!
レコードからカセット・テープに録音…編集するのが面白かったです
テープの残り時間が少なくなると、手動でフェイド・アウトしたりして…
それにしても、朝6時にアップする方もする方ですが…6時台にすぐコメントが入るとは…
脱帽どころか脱毛です(笑)
「悲しみの恋人達」と聴いて、サンタナかと思っちゃいました。「哀愁のヨーロッパ」と勘違いしたのですね~。「ワイアード」を中心とした勝手なベストアルバムを作った事がありました。
彼の遍歴知らない事ばかり、脱帽です…