
ホンダラ行進曲
ハナ肇とクレージーキャッツ
「ホンダラ行進曲」
作詞 青島幸男
作曲 萩原哲晶
1963年(昭和38年)
♪ひとつ や〜まこしゃホ〜ンダラッダ〜ホ〜イホイっと!
邦楽編突入だ♪ブアーッと行くぞ!
…オイオイ随分と威勢がいいけど…マルタツは大丈夫なんだろうか?
なんだか不安になってきたな(笑)
今回のクレージーキャッツ…前回のビートルズ、大滝詠一のマルタツのコメントに、実は伏線があるんです
鋭いアナタには勘づかれてしまったかな?
どうしてこんなにもてるんだろう〜ホンダラ行進曲(NHK紅白歌合戦より)
クレージーキャッツのレコードの凄さはオールナイト・ニッポンで教えられましたね
近田春夫、ダディ竹千代、所ジョージ…
皆さん熱く語ってくれましたから♪
イヤ、もちろん「シャボン玉ホリデー」は見てたし、「ゲバゲバ90分」の「あっと驚くタメゴロー」もリアルタイムでしたけどね…
往年の一連のヒット曲がここまでブッとんでいるとは!再発見ですよ
80年代に大滝詠一編集でベスト・アルバムが出たんですね(ぎりぎりアナログの時代です)
さっそく買って、夜中に聞いて…いつも吹き出してましたからね♪
青島幸男の歌詞、植木等の天衣無縫な歌唱、そして萩原哲晶の秀逸な作編曲…これは日本のロックンロールですよ
「スーダラ節」のヒットは61年…ビートルズと同時代なんですね
日本も高度経済成長の時代ですからね〜とにかくイケイケだったんでしょうね
やっぱり最初のレコード「スーダラ節」行きますか!
スーダラ節
これは今聞いても衝撃的だし、当時の日本人に与えたショックは相当なものだろうね
笑いながら歌ってるんだもんね…これはもう笑うしかないよ(笑)
住職だった植木等の父親が「わかっちゃいるけどやめられねえ…というのは親鸞上人の教えに通ずる!」と絶賛したって言うんだからね
「スーダラ節」に影響されて、漫画家の赤塚不二夫氏もギャグ漫画に転向したんです…シェー!
植木等=無責任男 というのはクレージーキャッツの一連の映画でのコンセプトなんだよね
その世界観がレコードにもフィードバックしているんです
映画の主題歌も多いしね…
続く「ドント節」「ハイそれまでヨ」「これが男の生きる道」
ここまでサラリーマンの生活、心情をストレートにあっけらかんと歌っているというのは、後にも先にもないだろう
そういう観点でいえばクレージー・ソングはフォーク・ソングでもあるんだね
「ハイそれまでヨ」はそれまでマトモな歌を勉強してきた植木等の、マトモな歌が堪能できる逸品…ムード歌謡から一転、ツイストになるのが期待を裏切らないよね♪
このアイディアは植木等本人によるものです
「スーダラ節」の時は、ホントにこんな歌を歌うの?と躊躇していたみたいですが、もはや完全に開き直っていますね(笑)
ハイそれまでヨ
クレージーキャッツのレコードはハナ肇とクレージーキャッツ名義ではなく、リード・ヴォーカルの植木等名義になっていたりする
まあこれは時代的なもんですね…歌手とバック・バンドという格差がね…
歌って演奏するというビートルズの出現以前の時代ですから
世界的には丁度ロックンロールの時代なんですが、クレージーキャッツはそれ以前のジャズを演奏してきたバンドですからね
ちなみにレコードではクレージーキャッツは演奏していません…クレージーキャッツ名義になっていないのはそれもあるのかな?
で、次のシングルが「ホンダラ行進曲」ですね
もうサラリーマンの世界からも逸脱…超越しちゃってます
これは崇高な精神ですね(笑)殆ど宗教ですよ
ホンダラ行進曲
この曲は植木等、ハナ肇、谷啓がワン・コーラスずつ歌っているのがいいですね♪
クレージーキャッツの一連の作詞を手掛けた青島幸男は当時放送作家でした
クレージーキャッツのテレビ番組を手掛けていたんですね
創成期のテレビはVTRがなくて、全部が生放送
魅力的だったんだろうな〜♪
そのうち「シャボン玉ホリデー」に出るようになっちゃって、タレントに転身したんです
国会議員にまでなっちゃって…やはり「スーダラ節」は世相を反映していたという事ですかね〜
作曲編曲の萩原哲晶はクレージーキャッツのメンバーだった人
クレージーキャッツのコントが段々エスカレートしてきて、これはどうも違うんじゃないか?と退団…
クレージーキャッツはメロディーが美しい…なんて事は全くないんだけど(笑)アレンジがとにかく面白くてね…飽きないんですよ
大滝詠一はチンドン・アレンジって言ってましたね
クレージーキャッツに行進曲が多いのは「戦争を体験した世代ですから、骨身にしみついているんですよ」(萩原哲晶 談)との事…
そうなんです…クレージーキャッツのメンバーはマルタツの親父の世代なんですよ
クレージーキャッツも犬塚弘だけになってしまったもんな〜合掌
メンバー紹介です。司会は高橋圭三。いいね!
クレージーキャッツはミュージシャンとしても優秀だったんですね〜
日本のコミック・バンドは大体、スパイク・ジョーンズ&シティ・スリッカーズがお手本なんです
フランキー堺も同名の(わかりやすいパクリですね)シティ・スリッカーズというバンドのリーダーだったんですね
植木等、谷啓、桜井センリといったクレージーキャッツのメンバーも在籍していました
フランキー堺が俳優業で忙しくなって、バンドが殆ど活動休止状態なのでクレージーキャッツに流入したという訳です
それにしてもミュージシャンの笑顔は素敵だなぁ♪
それにカッコイイし…
お笑いでここまで格好いい奴は…やっぱりいないもんな〜
コミック・バンドは無敵です♪
「ホンダラ行進曲」
作詞 青島幸男
作曲 萩原哲晶
1963年(昭和38年)
♪ひとつ や〜まこしゃホ〜ンダラッダ〜ホ〜イホイっと!
邦楽編突入だ♪ブアーッと行くぞ!
…オイオイ随分と威勢がいいけど…マルタツは大丈夫なんだろうか?
なんだか不安になってきたな(笑)
今回のクレージーキャッツ…前回のビートルズ、大滝詠一のマルタツのコメントに、実は伏線があるんです
鋭いアナタには勘づかれてしまったかな?
どうしてこんなにもてるんだろう〜ホンダラ行進曲(NHK紅白歌合戦より)
クレージーキャッツのレコードの凄さはオールナイト・ニッポンで教えられましたね
近田春夫、ダディ竹千代、所ジョージ…
皆さん熱く語ってくれましたから♪
イヤ、もちろん「シャボン玉ホリデー」は見てたし、「ゲバゲバ90分」の「あっと驚くタメゴロー」もリアルタイムでしたけどね…
往年の一連のヒット曲がここまでブッとんでいるとは!再発見ですよ
80年代に大滝詠一編集でベスト・アルバムが出たんですね(ぎりぎりアナログの時代です)
さっそく買って、夜中に聞いて…いつも吹き出してましたからね♪
青島幸男の歌詞、植木等の天衣無縫な歌唱、そして萩原哲晶の秀逸な作編曲…これは日本のロックンロールですよ
「スーダラ節」のヒットは61年…ビートルズと同時代なんですね
日本も高度経済成長の時代ですからね〜とにかくイケイケだったんでしょうね
やっぱり最初のレコード「スーダラ節」行きますか!
スーダラ節
これは今聞いても衝撃的だし、当時の日本人に与えたショックは相当なものだろうね
笑いながら歌ってるんだもんね…これはもう笑うしかないよ(笑)
住職だった植木等の父親が「わかっちゃいるけどやめられねえ…というのは親鸞上人の教えに通ずる!」と絶賛したって言うんだからね
「スーダラ節」に影響されて、漫画家の赤塚不二夫氏もギャグ漫画に転向したんです…シェー!
植木等=無責任男 というのはクレージーキャッツの一連の映画でのコンセプトなんだよね
その世界観がレコードにもフィードバックしているんです
映画の主題歌も多いしね…
続く「ドント節」「ハイそれまでヨ」「これが男の生きる道」
ここまでサラリーマンの生活、心情をストレートにあっけらかんと歌っているというのは、後にも先にもないだろう
そういう観点でいえばクレージー・ソングはフォーク・ソングでもあるんだね
「ハイそれまでヨ」はそれまでマトモな歌を勉強してきた植木等の、マトモな歌が堪能できる逸品…ムード歌謡から一転、ツイストになるのが期待を裏切らないよね♪
このアイディアは植木等本人によるものです
「スーダラ節」の時は、ホントにこんな歌を歌うの?と躊躇していたみたいですが、もはや完全に開き直っていますね(笑)
ハイそれまでヨ
クレージーキャッツのレコードはハナ肇とクレージーキャッツ名義ではなく、リード・ヴォーカルの植木等名義になっていたりする
まあこれは時代的なもんですね…歌手とバック・バンドという格差がね…
歌って演奏するというビートルズの出現以前の時代ですから
世界的には丁度ロックンロールの時代なんですが、クレージーキャッツはそれ以前のジャズを演奏してきたバンドですからね
ちなみにレコードではクレージーキャッツは演奏していません…クレージーキャッツ名義になっていないのはそれもあるのかな?
で、次のシングルが「ホンダラ行進曲」ですね
もうサラリーマンの世界からも逸脱…超越しちゃってます
これは崇高な精神ですね(笑)殆ど宗教ですよ
ホンダラ行進曲
この曲は植木等、ハナ肇、谷啓がワン・コーラスずつ歌っているのがいいですね♪
クレージーキャッツの一連の作詞を手掛けた青島幸男は当時放送作家でした
クレージーキャッツのテレビ番組を手掛けていたんですね
創成期のテレビはVTRがなくて、全部が生放送
魅力的だったんだろうな〜♪
そのうち「シャボン玉ホリデー」に出るようになっちゃって、タレントに転身したんです
国会議員にまでなっちゃって…やはり「スーダラ節」は世相を反映していたという事ですかね〜
作曲編曲の萩原哲晶はクレージーキャッツのメンバーだった人
クレージーキャッツのコントが段々エスカレートしてきて、これはどうも違うんじゃないか?と退団…
クレージーキャッツはメロディーが美しい…なんて事は全くないんだけど(笑)アレンジがとにかく面白くてね…飽きないんですよ
大滝詠一はチンドン・アレンジって言ってましたね
クレージーキャッツに行進曲が多いのは「戦争を体験した世代ですから、骨身にしみついているんですよ」(萩原哲晶 談)との事…
そうなんです…クレージーキャッツのメンバーはマルタツの親父の世代なんですよ
クレージーキャッツも犬塚弘だけになってしまったもんな〜合掌
メンバー紹介です。司会は高橋圭三。いいね!
クレージーキャッツはミュージシャンとしても優秀だったんですね〜
日本のコミック・バンドは大体、スパイク・ジョーンズ&シティ・スリッカーズがお手本なんです
フランキー堺も同名の(わかりやすいパクリですね)シティ・スリッカーズというバンドのリーダーだったんですね
植木等、谷啓、桜井センリといったクレージーキャッツのメンバーも在籍していました
フランキー堺が俳優業で忙しくなって、バンドが殆ど活動休止状態なのでクレージーキャッツに流入したという訳です
それにしてもミュージシャンの笑顔は素敵だなぁ♪
それにカッコイイし…
お笑いでここまで格好いい奴は…やっぱりいないもんな〜
コミック・バンドは無敵です♪
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Comments
それはお見それしました!
以前、ブログのプロフィール画像が「ハイそれまでヨ」のジャケットだったよね?(バラしてゴメン)
そーゆー事だったのね…
植木等にも似ていないし、ロケンローで通ってる人が何故?って思っていたんだ
植木等の乗りはロックンロールですもんね♪
ちなみにウチの親父は植木等に似ていました
オレの人生に影響を与えた3人といえば・・・
ジョン・レノン、矢沢永吉、そして植木等!
生まれて初めて覚えた歌謡曲が「ハイそれまでヨ」
クレージーキャッツ旋風吹き荒れる中、育ったオレです(笑)
ちなみに好きなナンバーは、「ショボクレ人生」
バーやキャバレーじゃ灰皿盗み〜♪
他人の残したビールは飲むし〜♪
・・・ってヤツ!
ハラヒレホレハレ!
0時にコメントしました
モノラル録音なのもパワフルでいいです
「ホンダラ行進曲」…この根拠のなさ!
底抜けな明るさは間違いなく最高傑作ですね
大滝詠一編集のLPは、発売当時マゼンタさんに無理矢理聞かせた事がありますよ(笑)
モリ先生の秘蔵音源はYouTubeにアップした方がいいかも?
老後の楽しみに取っておくのもアリですね♪
P.S.ブログ・サービスの接続障害でコメントが遅れました
これに懲りずにホ〜ンダラッダ〜ホ〜イホイ♪(意味不明)
クレージーキャッツ、いいですねえ!
ずっと大昔にマゼンタさんの車でクレージーかけてみんなで大合唱した記憶があります。
この当時のレコーディングは一発録りでしょうか?スタジオライブ的な奥行きのある音が心地よいです。
私はなんといってもホンダラ行進曲ですね!天才バカボンの世界を先取りしたような感じがたまらなく好きですね!
大滝詠一、植木等、そして何故か山下久美子3人でのFM番組クレージー特集を録音したテープがどこかにあるはずです。探します!
♪越しても越してもホンダラホダラダホイホイ…ですからね〜
真理であり、哲学でもあるとも言えるんです(ホントかよ?)
さすが住職の息子、植木等…悟っていたとしか思えません
仏様みたいな笑顔だしね(笑)
以前は、午前0時に更新しよう…と決めていたんですが…
最近は調子に乗ると♪わかっちゃいるけど、やめられねぇ…状態になっています
夜更かしなんだか、早起きなんだか、もうわからない(笑)
友蔵サンの生活パターンも謎に包まれていますね
http://blog.livedoor.jp/safs01murahiro-higeko/
邦楽編に突入してからの切れっぷりに驚いています。マルタツサンの更新時間に驚いていますが、自分のコメント時間にも驚いています。♪ひとつ山越した初老?は嫌ですね~ホイホイ♪