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神のみぞ知る

神のみぞ知る

The Beach Boys
God Only Knows
1966



夏だ!サザン(サザンオールスターズ)だ!タツロウ(山下達郎)だ!
いや、TUBEか?(笑)最近はその辺、どうなっているんだろう?(笑)
今回は、そんな「夏の風物詩」の元祖…そう、ビーチ・ボーイズです

サーフィン・ミュージックというのは、ビーチ・ボーイズ以前にも存在していたらしい…でもインストだったんですね
(ベンチャーズもサーフ・ミュージックに分類されている)
そこへチャック・ベリーのロックンロールをベースに、フォー・フレッシュメンのコーラスを取り入れた独特なサウンド…
歌詞はサーフィン、海、女の子、クルマ…といったティーンエイジャーの世界…
まさしくビーチ・ボーイズは60年代を代表するアメリカのロックンロール・バンドでした

最初期のヒット曲「サーフィンUSA」は、チャック・ベリーの「スウィート・リトル・シックスティーン」を下敷きにしている
わかりやすくていいですね♪

「Surfin'USA」歓声がうるさいな〜(笑)

ビーチ・ボーイズはブライアン、デニス、カールのウィルソン兄弟に従兄のマイク・ラブ、同級生のアル・ジャーディンの5人で結成
マネージャーは兄弟の父親マレーだ…ステージ・パパだね
作曲は殆どリーダーのお兄ちゃん…ブライアン・ウィルソンが手掛けている
しかもアレンジ、プロデュースもだ…若造のくせに、なかなか大したもんだよ
ブライアン自身はサーフィンはしない人なんだ…音楽オタクなんだね…そんなところがいいな♪

ビーチ・ボーイズはウェスト・コースト・ロックの元祖とも呼ばれている
えっ?全然サウンドが違うだろうって?
確かにそうなんですが、やっぱりコーラスなんですよね
イーグルスに代表されるウェスト・コーストのバンドの連中は、ハーモニーを重視していたりする…なるほどね、納得

それでは、ここでビーチ・ボーイズの代表的なスロー・ナンバー「サーファー・ガール」で涼んでみよう♪

「Surfer Girl」やっぱり歓声がうるさい(笑)

浜田省吾が在籍していた愛奴「二人の夏」を彷彿とさせますね
イヤ、山下達郎だろうって?確かにハーモニーの声質まで似ているもんね…コピーしたんだろうな〜
因みに「サーファー・ガール」の続編ともいえる「ガール・オン・ザ・ビーチ」の方が、
コード進行も複雑で、コーラスもより山下達郎っぽいですよ♪

イギリスのビートルズとアメリカのビーチ・ボーイズ…どちらも同時期にデビューしている
当時のポップ・アーティストはシングル・ヒットを3か月ごとに出さなければいけなかったし、
ブライアン・ウィルソンはビートルズへの対抗心もあったみたいだけど、やがてプレッシャーから薬物依存になってしまう
でもビートルズにはジョン・レノンとポール・マッカートニーという2人のソングライターがいて、プロデューサーのジョージ・マーティンもいた
片やビーチ・ボーイズは、ブライアン・ウィルソン一人で頑張っていたんだから…ね

ビートルズとビーチ・ボーイズ…実はどっちも、アメリカでは同じキャピトル・レコードだったりする(笑)
ブライアンは、同い年で、同じベーシストのポール・マッカートニーを特にライバル視していたみたいです

精神も病んで、とうとうツアーには出なくなり、レコーディングに専念するブライアン・ウィルソン…
ビートルズのアルバム「ラバー・ソウル」に触発されて、コンセプト・アルバムをと考えたのが、かの名作アルバム「ペット・サウンズ」
それまでにない内省的なサウンド、歌詞もトニー・アッシャーという広告マンに依頼して、それまでのビーチ・ボーイズの世界から大きく逸脱した実験作…
オーケストラを使い、若造のくせに一流スタジオ・ミュージシャンに指示しまくって、アルバムのオケを完成させる
あとは歌入れだけ…最高の自信作を、ツアーから帰ったメンバーに聞かせたが、誰もまったく評価しなかった
「誰がこんなものを聞くんだ?犬か?」
この一言が「ペット・サウンズ」というアルバム・タイトルになった…ウソみたいなホントの話

メンバーだけではなく、ファンも評論家もレコード会社も望んでいない音楽だった
しかしイギリスでは高く評価されていた
中でもポール・マッカートニーは大絶賛!
このアルバムに触発されて、ビートルズの名作アルバム「サージェント・ぺパーズ〜」が制作された…とポールも語っているくらいだ

ポールのイチオシが「神のみぞ知る」♪
ベースの音がルート(根音)から外れている…これにはかなりポールも影響を受けているね

「God Only Knows」ガラケーの人、ゴメンナサイ…再生されないのでフル・ブラウザにしてみてね♪

♪君がいなくなったら僕はどうなってしまうのか?そいつは神様にしかわからないよ…
アイラブユーとは言わない、屈折したラブソングですね
God(神)という言葉が出てくるポップ・ソングというのも、前代未聞です

「ペット・サウンズ」…このアルバムは独特のムードがあるんです
喪失感みたいなものかもしれない…ポップ・ミュージックのくせにね(笑)
とにかくアレンジが面白くて、細かく一音一音聞いても楽しめるアルバムです…ハッピーな気分にはなれないかもしれないけど(笑)
とにかく一家に一枚(笑)!
ビーチ・ボーイズはベスト・アルバムだけじゃなくて、「ペット・サウンズ」もぜひ聞いてほしいです♪

長くなってしまったので(またかよ?)続きは次回で…
See You ♪

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2014.07.12 07:51
マルタツ
いつもトラウトなDJトミーさん、今朝も早起きサーモンです♪
前回のコメントからの思い付きで、今回は「神の味噌汁」です(笑)
「ペット・サウンズ」には最後に犬の鳴き声が入っていますが、「サージェント・ぺパーズ」の最後は犬にしか聞こえない高音だったりします…これも一種のキャッチボールなのかもしれません
ウィルソン3兄弟は、廃人同然だったブライアンが生き残って、2人は亡くなった…というのが運命のいたずらを感じます
まあ、マイク・ラブが元気なうちは、ライブを続けるんでしょうね
ひょっとすると現在活躍している最長寿バンドかも?メンバーの変動は激しいですが(笑)

2014.07.12 05:42 DJマルタツさん、早朝から~♪トラウト~♪
私もペットサウンズ、ビーチボーイズの中でかなりの異色作だと思っていました。
なにも事情をしらないで聴いていたので、こんなの聴くのはペットだけ?という皮肉だったのですね…でも最高傑作だと思います、ビーチボーイズって正式に解散していないんですね。
ビーチクが元気なうちは生涯現役なのかしら?
いつ新譜が出るか?いつ解散するか?それは「神の味噌汁」

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