それはスポットライトではない
Rod Stewart
It's Not The Spotlight
1975
浅川マキのファンの皆様、ゴメンナサイ…
今回はロッド・スチュワートです
ロッド・スチュワートといえば、どうしても「セイリング」「アイム・セクシー」となってしまいますが、
個人的には、この「イッツ・ノット・ザ・スポットライト」が特に好きなんです…シングル・カットはされていませんが
それはスポットライトではない
マルタツは偏屈だという訳ではない(笑)
この曲の収録アルバム「アトランティック・クロッシング」はタイトル通り、
ロッド・スチュワートがイギリスからアメリカへと、大西洋を股にかけたイラストのジャケットになっている
サッカー・ボール(ロッドはサッカー選手だった)とスコッチ・ウイスキーを手にしているね♪
このアルバムからアメリカに拠点を移しての活動になる…気合が入っているのがわかります
アナログB面はSlow Sideと名付けられたバラード集
「もう話したくない」から始まって、「セイリング」で終わる…どれも名曲・名演・名唱だ
ブルー・アイド・ソウル(青い目のソウル)とは、白人の解釈による白人のソウルを指している言葉
ロッド・スチュワートは当時、最高のロック・シンガーと呼ばれていましたが、ブルー・アイド・ソウルの系譜に位置するシンガーです
黒人のモノマネではない、白人なりのソウルの体現…
まあ、なかなか黒人のマネは難しい…っていうのも、正直あると思いますが(笑)
ロッド・スチュワートはサム・クックがアイドルだったみたいですね
「イッツ・ノット・ザ・スポットライト」はロッド・スチュワートのオリジナルではない
作曲のバリー・ゴールドバーグ自身のバージョンが初出で、作詞のゲーリー・ゴフィンも自身でレコーディンクしている
ロッドはボビー・ブランドのバージョンで知ったらしい
「セイリング」もそうなんですが、ロッドは隠れた名曲を探し出すのがうまいね!
それをヒットさせて、自分のナンバーにしちゃうんだ…軽薄なプレイボーイのイメージで売ってますが、なかなかの音楽オタクなんです
冒頭の浅川マキですが、ロッド・スチュワートを敬愛していた彼女が日本語でカバーしたバージョン…そのタイトルが「それはスポットライトではない」なんです
ロッド・スチュワート版の邦題は、あくまでも「イッツ・ノット・ザ・スポットライト」なんですが(笑)
今回は邦題だけ使わせていただきました…失礼♪
♪あの光をまた感じる事ができるだろうか…俺はずっと待ち続けている…あの光、以前は感じていたのに逃してしまった…またいつか戻ってくると信じているんだ…
あの光…それはSpotlightじゃない
Candle LightでもStreet Lightsでもない
それはMoonlightやSunlightではない
その光は…おまえの瞳の中で輝いていたものさ
なあ、わかるだろう?
「It's Not The Spotlight」
作詞のゲーリー・ゴフィンといえば、そう!
名ソングライター・チーム「ゴフィン・キング」でキャロル・キングとコンビを組んでいた人だ
キャロル・キングとは離婚したゲーリー・ゴフィンが、この曲を書いたのは72年頃…当時、キャロル・キングはシンガー・ソングライターとして大成功していた
俺はあれからパッとしないし、ヨリを戻したいな…という歌なのかもしれないな?(笑)
でもそんな未練がましいラブ・ソングには聞こえない
この曲での「光」…キリスト教的な光のイメージもあるね
真理、救済みたいな…ね
そして人生の光と影…
ロッド・スチュワートのしゃがれ声が胸に沁みるナンバーです♪
〈Bonus Track〉
甲斐バンド「最後の夜汽車」は、明らかにこの曲にインスパイアされている
出だしからして♪スポットライトは〜ですからね(笑)
もっと凄いのが、浜田省吾「遠くへ」
これは替え歌なのか?!と思ったくらいです(笑)
でもどちらも名曲なんですよ…パクリには違いないんですが
ロッド・スチュワートの「イッツ・ノット・ザ・スポットライト」を聞いた感動が、そのまま曲に込められているんです
機会があれば、こちらも是非聞いてみて下さい(YouTubeにはないみたいだけどね 笑)
それでは、また♪
It's Not The Spotlight
1975
浅川マキのファンの皆様、ゴメンナサイ…
今回はロッド・スチュワートです
ロッド・スチュワートといえば、どうしても「セイリング」「アイム・セクシー」となってしまいますが、
個人的には、この「イッツ・ノット・ザ・スポットライト」が特に好きなんです…シングル・カットはされていませんが
それはスポットライトではない
マルタツは偏屈だという訳ではない(笑)
この曲の収録アルバム「アトランティック・クロッシング」はタイトル通り、
ロッド・スチュワートがイギリスからアメリカへと、大西洋を股にかけたイラストのジャケットになっている
サッカー・ボール(ロッドはサッカー選手だった)とスコッチ・ウイスキーを手にしているね♪
このアルバムからアメリカに拠点を移しての活動になる…気合が入っているのがわかります
アナログB面はSlow Sideと名付けられたバラード集
「もう話したくない」から始まって、「セイリング」で終わる…どれも名曲・名演・名唱だ
ブルー・アイド・ソウル(青い目のソウル)とは、白人の解釈による白人のソウルを指している言葉
ロッド・スチュワートは当時、最高のロック・シンガーと呼ばれていましたが、ブルー・アイド・ソウルの系譜に位置するシンガーです
黒人のモノマネではない、白人なりのソウルの体現…
まあ、なかなか黒人のマネは難しい…っていうのも、正直あると思いますが(笑)
ロッド・スチュワートはサム・クックがアイドルだったみたいですね
「イッツ・ノット・ザ・スポットライト」はロッド・スチュワートのオリジナルではない
作曲のバリー・ゴールドバーグ自身のバージョンが初出で、作詞のゲーリー・ゴフィンも自身でレコーディンクしている
ロッドはボビー・ブランドのバージョンで知ったらしい
「セイリング」もそうなんですが、ロッドは隠れた名曲を探し出すのがうまいね!
それをヒットさせて、自分のナンバーにしちゃうんだ…軽薄なプレイボーイのイメージで売ってますが、なかなかの音楽オタクなんです
冒頭の浅川マキですが、ロッド・スチュワートを敬愛していた彼女が日本語でカバーしたバージョン…そのタイトルが「それはスポットライトではない」なんです
ロッド・スチュワート版の邦題は、あくまでも「イッツ・ノット・ザ・スポットライト」なんですが(笑)
今回は邦題だけ使わせていただきました…失礼♪
♪あの光をまた感じる事ができるだろうか…俺はずっと待ち続けている…あの光、以前は感じていたのに逃してしまった…またいつか戻ってくると信じているんだ…
あの光…それはSpotlightじゃない
Candle LightでもStreet Lightsでもない
それはMoonlightやSunlightではない
その光は…おまえの瞳の中で輝いていたものさ
なあ、わかるだろう?
「It's Not The Spotlight」
作詞のゲーリー・ゴフィンといえば、そう!
名ソングライター・チーム「ゴフィン・キング」でキャロル・キングとコンビを組んでいた人だ
キャロル・キングとは離婚したゲーリー・ゴフィンが、この曲を書いたのは72年頃…当時、キャロル・キングはシンガー・ソングライターとして大成功していた
俺はあれからパッとしないし、ヨリを戻したいな…という歌なのかもしれないな?(笑)
でもそんな未練がましいラブ・ソングには聞こえない
この曲での「光」…キリスト教的な光のイメージもあるね
真理、救済みたいな…ね
そして人生の光と影…
ロッド・スチュワートのしゃがれ声が胸に沁みるナンバーです♪
〈Bonus Track〉
甲斐バンド「最後の夜汽車」は、明らかにこの曲にインスパイアされている
出だしからして♪スポットライトは〜ですからね(笑)
もっと凄いのが、浜田省吾「遠くへ」
これは替え歌なのか?!と思ったくらいです(笑)
でもどちらも名曲なんですよ…パクリには違いないんですが
ロッド・スチュワートの「イッツ・ノット・ザ・スポットライト」を聞いた感動が、そのまま曲に込められているんです
機会があれば、こちらも是非聞いてみて下さい(YouTubeにはないみたいだけどね 笑)
それでは、また♪
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