雄々しき翼
Eric Carmen
Boats Against The Current
1977
エリック・カルメンです
彼が在籍していたラズベリーズはポップでメロディアス、
しかもハード♪お気に入りのバンドでした
ソロになって大成功したのは、その類いまれなメロディ・センスを
バラードで存分に発揮したからに他なりません
そう、名曲「オール・バイ・マイセルフ」です♪
若い音楽ファンはセリーヌ・ディオンの曲だと思っているみたい…
90年代に大ヒットしたからな〜
確かに女性シンガー向きの曲かもしれない…これは決してマッチョな男の歌じゃない
悩める若者のやるせない歌だね
「All By Myself」歌詞付きなのはマルタツが歌いたいからです(笑)
「オール・バイ・マイセルフ」はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番第2楽章をモチーフにしている…
と必ず紹介されますが、発表当時はそんなアナウンスはなかったと思うな
本人がインタビューで答えたのが広まったんだろうね
作者もいつのまにかエリック・カルメン単独から、ラフマニノフとの共作に変更されてるし…遺族から苦情が来たのかもしれない
最初、あぁ…アルバム・バージョンの中間部…
あの取って付けたようなピアノの箇所が、ラフマニノフの曲から頂いたのかな?と思っていましたね
ラフマニノフを聞いてビックリ!サビ以外は全部ラフマニノフそのまんまなんだね!
これは苦情が来るわ…
ラフマニノフを引用しなくても、自分は優れたメロディ・メーカーなんだと証明するような曲…
「雄々しき翼」は、そんなパワー・バラードの傑作に仕上がっている
「雄々しき翼」はセカンド・アルバムのタイトル・ナンバーですが、アルバムからは2枚目のシングル・カットだったためか、大ヒットとまでは至っていない
確かに「オール・バイ・マイセルフ」と比較すると重く、地味な印象を与える
「オール・バイ・マイセルフ」が若者の歌なら、「雄々しき翼」はまるで老人の歌…
それくらい老成してしまっている
こんなバラードを書いてしまったら、もう後がない…そんな心配もしてしまった(笑)
ホントにこれ以降、これ以上の大作バラードを書いていないもんなぁ
ある意味、究極の曲だと思うな
「雄々しき翼」歌詞を見ながら聞くというのは、レコードを聞いていた時と同じなんですね
この当時、大ヒットしていたボズ・スキャッグスの「We Are All Alone(二人だけ)」と曲調が似ているね?さては影響されたか?
こうして見ると、やっぱり「雄々しき翼」は悲痛だね(笑)
無理矢理、希望を見い出そうとしているみたいな…
絶望が見え隠れしている…そこが胸を打つんです
原題は「流れに逆らう小舟」…これはフィッツジェラルド「華麗なるギャツビー」の最後の一節らしい
日本人にはピンとこない引用だ
テレビで小椋佳がこの曲をカバーしているのを偶然見て驚いた!
自作の日本語詞だ
小椋佳が洋楽のカバーなんて想像もしなかったしね…
「愛燦々」のヒントはこの曲かもしれない
「流されはしなかった」
イントロのメロディはアメリカの童謡「Row Row Row Your Boat」だね♪
これは著作権フリーだから大丈夫(笑)
この曲、同じアメリカの童謡の「森のくまさん」や「メリーさんの羊」に比べるとイマイチ馴染みがない
日本語の歌詞ってあったっけ?ないから馴染みがないんだろうね
Boatつながりで引用してみました…という所かな
♪Row,row,row your boat
Gently down the stream
Merrily,merrily,merrily,merrily
Life is but a dream…
最後の一節は「人生は夢にすぎない…」って言ってるのか?!
だとすると「おまえの小舟を漕げ」っていう冒頭も、なかなか意味深に聞こえてしまう
「雄々しき翼」は、この童謡の
エリック・カルメンなりの解釈なのかもしれない…
なんて考えたりして、楽しんでいます♪
Boats Against The Current
1977
エリック・カルメンです
彼が在籍していたラズベリーズはポップでメロディアス、
しかもハード♪お気に入りのバンドでした
ソロになって大成功したのは、その類いまれなメロディ・センスを
バラードで存分に発揮したからに他なりません
そう、名曲「オール・バイ・マイセルフ」です♪
若い音楽ファンはセリーヌ・ディオンの曲だと思っているみたい…
90年代に大ヒットしたからな〜
確かに女性シンガー向きの曲かもしれない…これは決してマッチョな男の歌じゃない
悩める若者のやるせない歌だね
「All By Myself」歌詞付きなのはマルタツが歌いたいからです(笑)
「オール・バイ・マイセルフ」はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番第2楽章をモチーフにしている…
と必ず紹介されますが、発表当時はそんなアナウンスはなかったと思うな
本人がインタビューで答えたのが広まったんだろうね
作者もいつのまにかエリック・カルメン単独から、ラフマニノフとの共作に変更されてるし…遺族から苦情が来たのかもしれない
最初、あぁ…アルバム・バージョンの中間部…
あの取って付けたようなピアノの箇所が、ラフマニノフの曲から頂いたのかな?と思っていましたね
ラフマニノフを聞いてビックリ!サビ以外は全部ラフマニノフそのまんまなんだね!
これは苦情が来るわ…
ラフマニノフを引用しなくても、自分は優れたメロディ・メーカーなんだと証明するような曲…
「雄々しき翼」は、そんなパワー・バラードの傑作に仕上がっている
「雄々しき翼」はセカンド・アルバムのタイトル・ナンバーですが、アルバムからは2枚目のシングル・カットだったためか、大ヒットとまでは至っていない
確かに「オール・バイ・マイセルフ」と比較すると重く、地味な印象を与える
「オール・バイ・マイセルフ」が若者の歌なら、「雄々しき翼」はまるで老人の歌…
それくらい老成してしまっている
こんなバラードを書いてしまったら、もう後がない…そんな心配もしてしまった(笑)
ホントにこれ以降、これ以上の大作バラードを書いていないもんなぁ
ある意味、究極の曲だと思うな
「雄々しき翼」歌詞を見ながら聞くというのは、レコードを聞いていた時と同じなんですね
この当時、大ヒットしていたボズ・スキャッグスの「We Are All Alone(二人だけ)」と曲調が似ているね?さては影響されたか?
こうして見ると、やっぱり「雄々しき翼」は悲痛だね(笑)
無理矢理、希望を見い出そうとしているみたいな…
絶望が見え隠れしている…そこが胸を打つんです
原題は「流れに逆らう小舟」…これはフィッツジェラルド「華麗なるギャツビー」の最後の一節らしい
日本人にはピンとこない引用だ
テレビで小椋佳がこの曲をカバーしているのを偶然見て驚いた!
自作の日本語詞だ
小椋佳が洋楽のカバーなんて想像もしなかったしね…
「愛燦々」のヒントはこの曲かもしれない
「流されはしなかった」
イントロのメロディはアメリカの童謡「Row Row Row Your Boat」だね♪
これは著作権フリーだから大丈夫(笑)
この曲、同じアメリカの童謡の「森のくまさん」や「メリーさんの羊」に比べるとイマイチ馴染みがない
日本語の歌詞ってあったっけ?ないから馴染みがないんだろうね
Boatつながりで引用してみました…という所かな
♪Row,row,row your boat
Gently down the stream
Merrily,merrily,merrily,merrily
Life is but a dream…
最後の一節は「人生は夢にすぎない…」って言ってるのか?!
だとすると「おまえの小舟を漕げ」っていう冒頭も、なかなか意味深に聞こえてしまう
「雄々しき翼」は、この童謡の
エリック・カルメンなりの解釈なのかもしれない…
なんて考えたりして、楽しんでいます♪
コメントを書く...
Comments