Listen To The Music

真夜中のサイレント・ラジオ、MRT2(マルタツ)です冗談野郎のグダグダな話を絶賛ON AIR中〜Listen To The Music Facebookページhttp://www.facebook.com/nipperradioYouTubeのリンク切れは御容赦下さい💧記事を選択(記事名をクリック)するとこのブログの人気の記事(Popular Entries)が表示されます©2012ー2017 公害新聞社
真夜中のサイレント・ラジオ、MRT2(マルタツ)です
冗談野郎のグダグダな話を絶賛ON AIR中〜


Listen To The Music Facebookページ
http://www.facebook.com/nipperradio


YouTubeのリンク切れは御容赦下さい💧


記事を選択(記事名をクリック)すると
このブログの人気の記事(Popular Entries)が表示されます


©2012ー2017 公害新聞社
ゲッティング・タイター

ゲッティング・タイター

Deep Purple
Gettin' Tighter
from the album - Come Taste The Band
1975



ディープ・パープル第4期です
過去に2期、3期を取り上げているので、これで再結成前のパープルはコンプリートだ!
イヤ、1期を忘れているぞ(笑)
1期も1枚アルバムを持っていました・・・「V」をジャケ買いしたんですが、なかなか好きですね
でもディープ・パープルのファンには勧められない・・・いわゆるパープルらしいハード・ロックじゃないからなぁ
やはりディープ・パープルといえば、2期のイメージが強烈に焼きついてしまっているからね

4期では看板ギタリストのリッチー・ブラックモアが脱退して、新加入のトミー・ボーリンが参加している
リッチーのいないパープルなんて・・・そういう人は多い
まあ、そういう人はリッチーが脱退後に結成したレインボーに流れていったという訳だ
自分は3期がリアルタイムだったので、ヴォーカルのデヴィッド・カヴァデールを後追いしたのかもしれない
という訳で4期パープルも大好きです・・・とはいってもスタジオ・アルバムは1枚しか発表していませんが(笑)

リッチーがパープルを脱退したのは、3期で新加入したカヴァデールとベースのグレン・ヒューズがファンキーなプレイ、作曲をするのが気に食わなかったらしい
同じ黒人音楽でもロックンロール、ブルースは許せるが(ブルースがハード・ロックの原型だろう)、チャラチャラしたR&Bは受け付けないという事だろう
今でこそそういった音楽はミクスチュアと呼ばれたりするが、当時はファンも頑なに受け入れていなかった気がする
ハード・ロックの様式美は既に完成されていた・・・その代表的なバンドだったディープ・パープルだからこそ、新機軸は許せないという事だろうか
やっぱロックだぜ♪なんて言っていても、意外に保守的なんだよ(笑)

カヴァデールのソウルフルなヴォーカルは好きだったな
前任のイアン・ギランはヒステリックな歌い方だったしね
リッチーが嫌っていたのはグレン・ヒューズだと思うな
曲もファンキーだし、ベース・プレイがライブ・バージョンだと二割増しでファンキーになっていて、
完全にロックから逸脱している
またグレン・ヒューズのヴォーカルがイアン・ギランの上を行く、やかましい高音
イアン・ギランが脱退して、ヴォーカルを探していたパープルのメンバーに、
「俺が歌えるんだから、いらないだろう?」と言ったという自信過剰な奴なんだ
メンバーとしてはどうかと思うけど(笑)、曲はいいと思ったよ
ただし、ハード・ロックの範疇じゃないね

アルバム「カム・テイスト・ザ・バンド」で聞かれるトミー・ボーリンのギターは最高だ♪
自由奔放なプレイをしていて、ギターを聞くだけで楽しめる
もっと評価されてもいいギタリストだね 歌もちょっとだけ歌っているよ
イーグルスのジョー・ウォルシュも在籍していたジェイムス・ギャングで活躍していたトミー・ボーリン・・・
ソロ・アルバムでは見事に、ハード・ロックのハの字もない
ジャズなんかをプレイしていて、ジェフ・ベックにだって負けていない 
4期パープルで来日した時は、左手を怪我したとの事で、手抜きプレイでファンの心証を悪くした
売れるからって、そんなのライブ盤にするなよ〜(笑)
そして実は怪我じゃなく、質の悪いドラッグを注射して動かなくなったというのが真相らしい
結局、ヘロイン中毒で若くして亡くなってしまった
2枚目のソロ・アルバムのジャケットの文字「富墓林」(トミー・ボーリンのつもりだろう)が、なんとも不吉だね

ディープ・パープル解散はトミー・ボーリンが亡くなったから・・・と思っている人も多いけど、在命中に既に解散していたんだ
ドラッグに溺れていたボーリンとヒューズに、カヴァデール、ジョン・ロード、イアン・ペイスの3人は付き合いきれなかったという事だろう
(この3人は数年後、ホワイトスネイクというバンドでまた一緒に活動する事になる)
やっぱりいつまでも「ディープ・パープル」という看板を掲げていたのが間違いの元だったんじゃないだろうか
音楽性が変化しているんだし、完全に別なバンドとして活動できれば良かったのにね
まあ、そうも言ってられないのが「しがらみ」って奴かな・・・人生、いろいろあるんだ(笑)

「Gettin' Tighter」はボーリンとヒューズの合作
ボーリンのリフが最高にファンキー♪ 新感覚のロックだ
ヒューズのソロ・ヴォーカル曲になっていて、カヴァーデールの出番はナシ・・・
これはシングルにはなっていないが、ファンには愛されている曲
ディープ・パープルというバンドの曲でなければ、もっと評価されていたかもしれないね
これは年末になって、仕事がだんだんタイトになってきたぞ〜!という歌です(ウソです 笑)
タイトになるなら、なってみろ!イヤ、やっぱり程々にしてください♪

「Gettin' Tighter」

name
email
url
comment

2014.12.14 23:24
マルタツ
それが正しいロック・ファンですよね♪
やはりディープ・パープルらしさとは、リッチーの作曲したリフにあるんだと思います
リッチーが主導権を得ていない1期はジョン・ロード色が濃くて、いわゆるパープル・サウンドじゃない事からもそう言えますね
3期の、パープル色のない「Holy Man」に何故かハマッたんですが、
これはリッチーが作曲に加わっていない・・・ヒューズの曲、リード・ヴォーカルなんです
デヴィッド・ボゥイが気に入ってカバーしたらしいんですが、オフィシャルにはリリースされていないという話を当時の音楽誌で読みました・・・ホントかな(笑)
4期の名曲「This Time Around」もヒューズの曲、リード・ヴォーカルで、意外にヒューズが頑張っているんです・・・侮れないんですよ(笑)

2014.12.14 21:16
きょうたろう
私もレインボーに流れて行ったひとりです。BURNのカバーデルとグレン・ヒューズのコンビネーションは好きです^_^

2014.12.11 19:53
マルタツ
大変申し訳ございませんでした
24時間営業のドコモショップがないので、しばらくお待ち下さい
年末モード突入で残業の日々です

2014.12.11 09:29
マゼンタ
タイトな年末解消のために携帯の不調をどうにかしてください。
職場の電話も厳しい対応でした。結局アレは伸ばしました。
今日仕事が終わったらドコモショップへGo!

NEW ENTRIES
ビクター犬、ニッパーは音楽を聴いている?!(10.30)
ブラックバード(01.05)
イマジン〜ジョンとヨーコ、2017年初春(01.05)
Index 〜 Listen To The Music Classic 年末年始スペシャル・エディション(12.29)
ジャズからロックンロールへ〜ルイ・ジョーダンのジャンプ・ブルース(11.30)
彼女はデリケート(10.31)
ラヴィング・ユー(09.24)
どんないいこと(08.19)
ビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティン(07.29)
ジス・オールド・ハート・オブ・マイン(06.15)
RECENT COMMENTS
TAGS
<INDEX〜記事一覧(投稿順)> <Nipper> ABBA Aerosmith AlKooper AlbertHammond ArtGarfunkel B.J.Thomas BillEvance BillHaley BillyJoel BillyPaul Bjorn&Benny Blood,Sweat&Tears BobDylan BookerT&TheMG's BozScaggs BrianWilson BurtBacharach CarlySimon CaroleKing Carpenters CarrieUnderwood Char Chase Chi-Lites Chicago ChuckBerry DavidBowie DeepPurple DionneWarwick DonaldFagen DschinghisKhan Eagles Earth,Wind&Fire EltonJohn ElvisPresley EricCarmen FrankSinatra GeorgeBenson GeorgeMartin GilbertBecaud GilbertO'Sulliva GladysKnight&The JamesBrown JamesTaylor JanisIan JanisJoplin JeffBeck JerryWallace JoeCocker JoeJackson John&Yoko JohnLennon KeithRichards Kiss LarryWilliams LedZeppelin LeonRussell LittleRichard LosIndiosTrabajas LouisArmstrong LouisJordan Madonna MarvinGaye MichaelJackson MichelPolnareff MikeOldfield MilesDavis Mina MinnieRiperton NeilSedaka O'Jays OtisRedding PaulMcCartney PaulStanley Prince Queen Raspberries RayCharles RayParkerJr. RichardClayderma RingoStarr RodStewart RonaldIsley SMAP Santana Silver Simon&Garfunkel Slade SteelyDan StevieWonder Stories T.Rex TammiTerrell TheBeachBoys TheBeatles TheDoobieBrothers TheIsleyBrothers TheJacksons TheJam TheOsmonds ThePlatters ThePolice TheRollingStones TheRonettes TheStylistics TheThreeDegrees TheTurtles TheVerve TheYardbirds TinyBradshaw TomWaits TonyAshton Wings 〈CMソング〉 〈MidnightJazz〉 〈ジャズ喫茶〉 〈テレビ主題歌〉 〈ロシア民謡〉 〈映画音楽〉 〈著作権・版権〉 「ブルースにこんがらがって」 「音の散策」 「月刊ポルナレフ」 かまやつひろし ちあきなおみ ちのはじめ イースト イエロー・マジック・オーケストラ オーロラ三人娘 ガロ キャデラックスリム キャロル キャンディーズ クレイジーケンバンド グッチ裕三 サザンオールスターズ サンボマスター ザ・キングトーンズ ザ・ゴールデン・カップス ザ・スパイダーズ ザ・タイマーズ ザ・ピーナッツ シーナ&ザ・ロケッツ シュガーベイブ ジョニー大倉 タモリ デイヴ平尾 トワ・エ・モワ ハナ肇とクレージーキャッツ ビートたけし フォーリーブス フラワー・トラヴェリン・バンド 安部恭弘 井上堯之バンド 奥村チヨ 欧陽菲菲 吉井和哉 吉田拓郎 吉田美奈子 桑田佳祐 荒井由実 佐々木幸男 佐野元春 左とん平 細野晴臣 坂本九 坂本龍一 秋元康 所ジョージ 小室等 小林亜星 小林克也 少女時代 松本隆 上條恒彦 植木等 仁井山征弘 川内康範 太田裕美 大滝詠一 沢田研二 長谷川きよし 筒美京平 萩原健一 尾崎豊 浜田省吾 富田勲 平浩二 北公次 野猿 矢沢永吉 漣健児 六文銭 和田アキ子
ARCHIVES
LINKS
RSS
RSS