愛のコレクション〜「月刊ポルナレフ」2月号
Michel Polnareff
Qui A Tue Grand Maman?
1971
知っている人は知っている、知らない人はまったく知らない・・・(あたりまえか?笑)
ミッシェル・ポルナレフ「愛のコレクション」です
この曲はポルナレフ度が高いね!・・・ポルナレフ度100%と言っていいと思うよ
ポルナレフの代表曲としても必ず上位に挙げられる曲だろうし、ポルナレフを語る上では絶対外せない曲なんだ
ドラマ「冬のソナタ」でもピアノのインストとして使われていたらしいね・・・しかし残念ながらNHKで放送された日本語版では音楽を差し替えられているんだ
これは惜しいね・・・ポルナレフ拡散のチャンスだったのになぁ(笑)
「愛のコレクション」は71年にアルバム曲として発表され、翌72年にはフランス、日本でもシングルで発売されている
「愛の願い」に続く「愛の〜」シリーズ第2弾ですが、この後このシリーズは延々〜と続く事になります
「愛の休日」、「愛の物語」、「愛の別離」、「愛の伝説」・・・
また「愛の〜」かい?よくやるね〜♪と感心しましたね(笑)
この曲はポルナレフの作詞作曲で、70年に自殺したルシアン・モーリスに捧げられている
ルシアン・モーリスはレコード会社、ラジオ局のディレクターで、多くの若い才能を見出した人物
ポルナレフにとってはレコード・デビューをさせてくれた恩人だった
この曲の原題にあるグラン・ママンとは、おばあちゃんの事(英語でもグランマって言いますもんね)
直訳すると「誰がおばあちゃんを殺したのか?」という衝撃的なタイトルだ
つまり、「何が恩人を死に追いやったのか?」という事なんだろうね
それにしても、その邦題が「愛のコレクション」というのも・・・ある意味、衝撃的ですが(笑)
♪〜祖母の時代には、庭に花が咲いていた
時は過ぎ、思い出だけが残り
今、おまえの手の中には何もない
誰が祖母を殺したのか?
時代?それとも時間を持たない人間達?
ラララ・・・
https://youtu.be/zKqwzQzYprI
当時のレコードの対訳が、また衝撃的なんだ
♪現代があの人を消し去った
花は物質に変えられた
さえずろうと思っていた小鳥達は何処にもいない
この事で私達は悲しんでいる・・・
これは最後の部分なんだけど、大体こんな感じだったかな
かなりの意訳で、「現代」となっている部分は原詞では「ブルトーザー」だし、
「誰がおばあちゃんを殺したのか?」という和訳も一切出てこないんだよ!
この美しいメロディに感化されてしまったんだろうな(笑)
しかし美しいメロディだ・・・現代のポップ・ミュージックでは失われたメロディだね
誰がメロディを殺したのか?と思ってしまうよ(笑)
クラシックを学んできたポルナレフならではのピアノ、楽曲になっているし、
特にサビの旋律の浮遊感が天才的だ
♪ラララ・・・
これは天使の歌声?悪魔の囁き?それとも神の啓示だろうか・・・どっちにしろ人間を超越しているよ(笑)
ファルセットを交えた歌声は幻想的で、悲しみを透明な結晶に閉じ込めている
悲しみは物質に変えられた・・・だから「愛のコレクション」なんだろうね・・・違うかな?(笑)
ポルナレフの音楽は極上のヒーリング・ミュージックでもあるんです
クォリティの高さが安心感=安らぎをもたらせてくれるんだ
クラシックを余り聞かない自分にとっては、ポルナレフの音楽こそがクラシックなのかもしれないね♪
Qui A Tue Grand Maman?
1971
知っている人は知っている、知らない人はまったく知らない・・・(あたりまえか?笑)
ミッシェル・ポルナレフ「愛のコレクション」です
この曲はポルナレフ度が高いね!・・・ポルナレフ度100%と言っていいと思うよ
ポルナレフの代表曲としても必ず上位に挙げられる曲だろうし、ポルナレフを語る上では絶対外せない曲なんだ
ドラマ「冬のソナタ」でもピアノのインストとして使われていたらしいね・・・しかし残念ながらNHKで放送された日本語版では音楽を差し替えられているんだ
これは惜しいね・・・ポルナレフ拡散のチャンスだったのになぁ(笑)
「愛のコレクション」は71年にアルバム曲として発表され、翌72年にはフランス、日本でもシングルで発売されている
「愛の願い」に続く「愛の〜」シリーズ第2弾ですが、この後このシリーズは延々〜と続く事になります
「愛の休日」、「愛の物語」、「愛の別離」、「愛の伝説」・・・
また「愛の〜」かい?よくやるね〜♪と感心しましたね(笑)
この曲はポルナレフの作詞作曲で、70年に自殺したルシアン・モーリスに捧げられている
ルシアン・モーリスはレコード会社、ラジオ局のディレクターで、多くの若い才能を見出した人物
ポルナレフにとってはレコード・デビューをさせてくれた恩人だった
この曲の原題にあるグラン・ママンとは、おばあちゃんの事(英語でもグランマって言いますもんね)
直訳すると「誰がおばあちゃんを殺したのか?」という衝撃的なタイトルだ
つまり、「何が恩人を死に追いやったのか?」という事なんだろうね
それにしても、その邦題が「愛のコレクション」というのも・・・ある意味、衝撃的ですが(笑)
♪〜祖母の時代には、庭に花が咲いていた
時は過ぎ、思い出だけが残り
今、おまえの手の中には何もない
誰が祖母を殺したのか?
時代?それとも時間を持たない人間達?
ラララ・・・
https://youtu.be/zKqwzQzYprI
当時のレコードの対訳が、また衝撃的なんだ
♪現代があの人を消し去った
花は物質に変えられた
さえずろうと思っていた小鳥達は何処にもいない
この事で私達は悲しんでいる・・・
これは最後の部分なんだけど、大体こんな感じだったかな
かなりの意訳で、「現代」となっている部分は原詞では「ブルトーザー」だし、
「誰がおばあちゃんを殺したのか?」という和訳も一切出てこないんだよ!
この美しいメロディに感化されてしまったんだろうな(笑)
しかし美しいメロディだ・・・現代のポップ・ミュージックでは失われたメロディだね
誰がメロディを殺したのか?と思ってしまうよ(笑)
クラシックを学んできたポルナレフならではのピアノ、楽曲になっているし、
特にサビの旋律の浮遊感が天才的だ
♪ラララ・・・
これは天使の歌声?悪魔の囁き?それとも神の啓示だろうか・・・どっちにしろ人間を超越しているよ(笑)
ファルセットを交えた歌声は幻想的で、悲しみを透明な結晶に閉じ込めている
悲しみは物質に変えられた・・・だから「愛のコレクション」なんだろうね・・・違うかな?(笑)
ポルナレフの音楽は極上のヒーリング・ミュージックでもあるんです
クォリティの高さが安心感=安らぎをもたらせてくれるんだ
クラシックを余り聞かない自分にとっては、ポルナレフの音楽こそがクラシックなのかもしれないね♪
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Comments
ポルナレフ全盛期は1975年くらいでしょうか?
当時彼のファンは99%が女性でした。
だが、彼女らは高齢者になったポルナレフにもはや見向きもしない。。
これって非道すぎませんか?
それに比べて男性ファンは律儀だと思います。
アーティストの外見よりあくまで音楽性を評価して、今でも愛聴されてる方がいるのに驚きました。
ポルナレフってロシア人の名前なんですよね
ロシア人の血が入っている・・・だからなのか、ロシア民謡に近いものを感じてしまいます
その4曲は日本でシングルA面になっているんですよ♪ 網羅してますね〜(笑)さすがです
アルバム曲には「来訪者」「旅人達」「旅人」なんてのもあって、似たようなタイトルばかりで正直紛らわしいです
それでもフランス語よりはわかりやすいという・・・悩ましいところです
YouTubeには原語でタイトルが並んでいるので、これもまた悩ましいですね♪
たまに無性に聞きたくなる時があるんだけど、やっぱりポルナレフの音楽は異世界へ誘ってくれるんだ・・・ドラッグみたいなもんかもしれない(笑)
メロディが、現実とは違う次元で書かれているような気がするんだ・・・何処か現実離れしているのがいい♪
ただ単に、フランス語で歌っているから そう聞こえるのかもしれないけどね(笑)
確か、あまり日本ではメジャーヒットしなかった曲だよね。
クラシックよりのポルナレフで、感触がサラサラしてる。
大ヒットした一連のベタベタした壮大バラードじゃないもの。
オレも当時子供だったから、あまり好きな曲じゃなかったなあ〜
「極上のヒーリング・ミュージック」
その通り!言い当て妙!
今は、ポルナレフをそういうふうに使ってるよ。
うーん、また聴きたくなってきた(笑)