Listen To The Music

真夜中のサイレント・ラジオ、MRT2(マルタツ)です冗談野郎のグダグダな話を絶賛ON AIR中〜Listen To The Music Facebookページhttp://www.facebook.com/nipperradioYouTubeのリンク切れは御容赦下さい💧記事を選択(記事名をクリック)するとこのブログの人気の記事(Popular Entries)が表示されます©2012ー2017 公害新聞社
真夜中のサイレント・ラジオ、MRT2(マルタツ)です
冗談野郎のグダグダな話を絶賛ON AIR中〜


Listen To The Music Facebookページ
http://www.facebook.com/nipperradio


YouTubeのリンク切れは御容赦下さい💧


記事を選択(記事名をクリック)すると
このブログの人気の記事(Popular Entries)が表示されます


©2012ー2017 公害新聞社
シェリーに口づけ〜「月刊ポルナレフ」3月号

シェリーに口づけ〜「月刊ポルナレフ」3月号

Michel Polnareff
Tout,Tout Pour Ma Cherie
1969



御存知、ミッシェル・ポルナレフの代表曲です♪
日本で大ヒットしたのは71年
一躍、ポルナレフは大ブレイク・・・圧倒的な人気でしたね!
やっぱり楽曲の勝利だと思いますよ
フレンチ・ポップスの貴公子として、本国フランスではデビューしてすぐにスーパースターとなったミッシェル・ポルナレフでしたが、
日本ではほぼ無名の存在でした
実は日本でも66年のデビュー当時から、リアルタイムでレコードが発売されていた・・・というのは、
後から知ってビックリしたもんです
だから実質的には「シェリーに口づけ」が日本でのデビュー曲だと言っていいと思いますよ
テイチクさん、日本コロムビアさんには大変失礼な話ですが(笑)


フランスでは69年にシングル「渚の想い出」のB面として発売
(日本でも69年に、フランスと同じカップリングで発売されていて、当時の邦題は「可愛いシェリーのために」)
B面曲だからフランスでは当然ヒットもしていないし、代表曲でも何でもない
「シェリーに口づけ」は日本だけのヒット曲なんだね♪
ポルナレフは「フランスと日本じゃ受ける曲が違って面白いねぇ」なんて発言している
確かにそうなんだけど、そこにはレコード会社の思惑があるんだって事を忘れちゃダメだと思いますよ?ポルナレフさん
アナタのフランスでのヒット曲の数々が、日本ではシングルになっていないどころか、レコード化もされてない曲だってあるんですからね・・・


「シェリーに口づけ」レコード音源
https://youtu.be/HPW73kuJmTQ


それまで日本ではポルナレフの曲がヒットしていなかった・・・とは言っても、フランスのポップスが全くヒットしていなかった訳ではない
シルヴィ・ヴァルタンの「アイドルを探せ」や「あなたのとりこ」、
フランス・ギャル「夢みるシャンソン人形」などなど・・・日本語カバーもされていたくらいの人気だったんです
「シェリーに口づけ」が日本でヒットした前年の70年には、ダニエル・ビダルの「オー・シャンゼリゼ」が空前の大ヒットを飛ばしていました
まあ女性アイドルばかりなんですけどね
明るくてオシャレ、なんだか幸せそうで夢がいっぱい(笑)
そういったメルヘンチックな曲なら日本でも受けるんだよなぁ
なんてボヤいていたかどうかは知りませんが(笑)日本のレコード会社が目を付けたのが、B面曲だった「シェリーに口づけ」だったという訳です
これならイケルぞ!と、シングルA面として再発売したエピック・ソニーさんの意気込みが感じられますね
確かにこれはフレンチ・ポップスの理想型と言うべき曲!
ポルナレフの作品でも、ここまで明るく楽しい曲はそんなにない
エイト・ビート上のフォー・ビート感覚とでも呼びたいこのビートは「あなたのとりこ」や「オー・シャンゼリゼ」とも共通してますね♪


邦題もいい
♪トゥートゥー ポマ シェリー マシェーリ・・・
サビで4回繰り返されるキャッチーなこのフレーズ・・・
これがタイトル(原題)にもなっている訳ですが、この♪シェリーを邦題に使わない手はないぞ?という事ですね
「シェリー」というのは、英語だと「ダーリン」みたいな・・・「愛しい人」を意味するフランス語ですが、
当時そう正しく理解できた人は少ないのでは?
それを知らないで、シェリーを人の名前なんだと間違って解釈しても
そうかぁ、「シェリーちゃん」に口づけ♪なのかぁ・・・と全然OKな邦題になっている
因みに、フランス人にシェリーちゃんという名前の女の子はいないみたいです・・・英語圏の名前なんですね
さらに「シェリー酒」と間違えても大丈夫♪
なるほど、シェリー酒を注いだグラスに口づけしてるのかぁ
なんてね・ ・・さすがにそこまでは考えていなかったかもしれないが(笑)
♪トゥートゥー ポマ シェリー・・・の「トゥートゥー」を「チュッチュッ(^3^)/」と空耳する人もいるかもしれない・・・
だから「口づけ」にしておこう♪ とかね
イヤ〜完璧な邦題だよ!ほとんど憶測に過ぎませんが(笑)


「シェリーに口づけ」空耳
http://youtu.be/MCBS8-kh3e0


「シェリーに口づけ」にはメロトロンも導入されている・・・当時最先端のキーボードですね
でも2小節だけなんだ・・・まだ、お試し期間だったのかな(笑)
とにかくこの曲は何回聴いても聴き飽きない魅力があるね!
だからついでにもう一発行ってみよう〜ライブ・バージョンは乗りがいいぞ!
東京公演のライブ・アルバムでのこの曲は、ディープ・パープルの「ハイウェイ・スター」でも始まるのか?みたいなイントロだったよ(笑)


https://youtu.be/9uFV8g4hexg


とにかくこの曲はコーラスがいい
レコードではポルナレフの一人多重録音コーラスになっている・・・ポルナレフがいっぱいだ
♪さあ、おいで・・・この愛のすべてを君に捧げよう・・・
これは何の不安も迷いもない、若々しくも情熱的な求愛の歌
それなのに下心をまったく感じさせない、キュートでファンタジックな曲に仕上がっているのが、フレンチ・ポップスならではの魅力なんだ
終盤、さらに高音のコーラスが重ねられていって、どこまでも高く飛んで行く感じがたまらない
これには今でも、胸がときめくね♪

name
email
url
comment

2015.03.18 05:23
マルタツ
ホント、当時は日本独自の洋楽ヒットが多かったですね〜アルバート・ハモンドの「落葉のコンチェルト」なんかもそうでした
原題とはまったく無関係な邦題も多くて、それを聴いている側もなんだか共犯者みたいな感覚になるんです(笑)
「シェりーに口づけ」は、フランスでもA面にすれば絶対ヒットしたのになぁ
ライブでも♪トゥートゥーポマシェリーの大合唱で盛り上がるだろうし・・・
ひょっとしたらB面曲という事で、適当に作った曲なのかもしれないですね♪

2015.03.18 01:28
コケ
フランスで「渚の思い出」のB面だったとは…ビックリです!

2015.03.16 22:47
マルタツ
毎度ありィ〜♪

この時代の曲は、洋楽のレコードを買ってきて
一緒に歌うのが楽しみだった中学の頃を思い出すね〜
英語の歌詞も意味じゃなくて、サウンドとして好きだったんだと思う
英語特有の破裂音とか、日本語にはない響きが歌っていて面白かった
でもポルナレフはフランス語だもんな〜これは歌えない…というか、さっぱりわからない(笑)
それでも空耳で、カタカナの自作歌詞カードを作って挑んだりしたものです
「シェリー酒に口づけ」はネタじゃなくて、当時ホントにそう思っていたよ(笑)…普通は「シェリーちゃん」なんだろうね
3月号という事で、今回は春らしいウキウキなこの曲にしてみました♪

2015.03.16 21:22
テツ
シェリーに口づけ♪

やっぱ、最初のポルナレフはこれだね!
キャッチーなフレーズと馴染みやすいメロディ、そして超奇抜ファッション
英語だかフランス語だか、小学生のオイラにはサッパリわからなかったけど、とにかく外人だ!なんだかかっこいい!!
オレが最初に好きになった洋楽は、多分この「シェリーに口づけ」だったと思う♪

中学生の時、女の子の部屋にこのシングルが無造作に置いてあり、またまた再認識。
それからはLPを買い始め、立派なポルナレフファンに・・・
今でも、定期的にヒットするこの曲、やっぱり日本人好みなんだね!

「月刊ポルナレフ」サイコー!!

NEW ENTRIES
ビクター犬、ニッパーは音楽を聴いている?!(10.30)
ブラックバード(01.05)
イマジン〜ジョンとヨーコ、2017年初春(01.05)
Index 〜 Listen To The Music Classic 年末年始スペシャル・エディション(12.29)
ジャズからロックンロールへ〜ルイ・ジョーダンのジャンプ・ブルース(11.30)
彼女はデリケート(10.31)
ラヴィング・ユー(09.24)
どんないいこと(08.19)
ビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティン(07.29)
ジス・オールド・ハート・オブ・マイン(06.15)
RECENT COMMENTS
TAGS
<INDEX〜記事一覧(投稿順)> <Nipper> ABBA Aerosmith AlKooper AlbertHammond ArtGarfunkel B.J.Thomas BillEvance BillHaley BillyJoel BillyPaul Bjorn&Benny Blood,Sweat&Tears BobDylan BookerT&TheMG's BozScaggs BrianWilson BurtBacharach CarlySimon CaroleKing Carpenters CarrieUnderwood Char Chase Chi-Lites Chicago ChuckBerry DavidBowie DeepPurple DionneWarwick DonaldFagen DschinghisKhan Eagles Earth,Wind&Fire EltonJohn ElvisPresley EricCarmen FrankSinatra GeorgeBenson GeorgeMartin GilbertBecaud GilbertO'Sulliva GladysKnight&The JamesBrown JamesTaylor JanisIan JanisJoplin JeffBeck JerryWallace JoeCocker JoeJackson John&Yoko JohnLennon KeithRichards Kiss LarryWilliams LedZeppelin LeonRussell LittleRichard LosIndiosTrabajas LouisArmstrong LouisJordan Madonna MarvinGaye MichaelJackson MichelPolnareff MikeOldfield MilesDavis Mina MinnieRiperton NeilSedaka O'Jays OtisRedding PaulMcCartney PaulStanley Prince Queen Raspberries RayCharles RayParkerJr. RichardClayderma RingoStarr RodStewart RonaldIsley SMAP Santana Silver Simon&Garfunkel Slade SteelyDan StevieWonder Stories T.Rex TammiTerrell TheBeachBoys TheBeatles TheDoobieBrothers TheIsleyBrothers TheJacksons TheJam TheOsmonds ThePlatters ThePolice TheRollingStones TheRonettes TheStylistics TheThreeDegrees TheTurtles TheVerve TheYardbirds TinyBradshaw TomWaits TonyAshton Wings 〈CMソング〉 〈MidnightJazz〉 〈ジャズ喫茶〉 〈テレビ主題歌〉 〈ロシア民謡〉 〈映画音楽〉 〈著作権・版権〉 「ブルースにこんがらがって」 「音の散策」 「月刊ポルナレフ」 かまやつひろし ちあきなおみ ちのはじめ イースト イエロー・マジック・オーケストラ オーロラ三人娘 ガロ キャデラックスリム キャロル キャンディーズ クレイジーケンバンド グッチ裕三 サザンオールスターズ サンボマスター ザ・キングトーンズ ザ・ゴールデン・カップス ザ・スパイダーズ ザ・タイマーズ ザ・ピーナッツ シーナ&ザ・ロケッツ シュガーベイブ ジョニー大倉 タモリ デイヴ平尾 トワ・エ・モワ ハナ肇とクレージーキャッツ ビートたけし フォーリーブス フラワー・トラヴェリン・バンド 安部恭弘 井上堯之バンド 奥村チヨ 欧陽菲菲 吉井和哉 吉田拓郎 吉田美奈子 桑田佳祐 荒井由実 佐々木幸男 佐野元春 左とん平 細野晴臣 坂本九 坂本龍一 秋元康 所ジョージ 小室等 小林亜星 小林克也 少女時代 松本隆 上條恒彦 植木等 仁井山征弘 川内康範 太田裕美 大滝詠一 沢田研二 長谷川きよし 筒美京平 萩原健一 尾崎豊 浜田省吾 富田勲 平浩二 北公次 野猿 矢沢永吉 漣健児 六文銭 和田アキ子
ARCHIVES
LINKS
RSS
RSS