ミッドナイト・トレイン
The Three Degrees
Midnight Train
作詞 松本隆
作曲 細野晴臣
昭和49年(1974年)
真夜中の不定期更新、音楽エンターテイメント番組「Listen To The Music」です♪
今回も前回に引き続きスリー・ディグリーズ特集です
まあ前回は長くなりそうだったのでね・・・柄にもなく、ちょっと遠慮したんですよ(笑)
そんな訳で記事を小分けしてみたんです・・・あ、別に最近、更新のペースが落ちているから、こうやって記事の数を増やしている訳ではありませんよ(笑)
決してそのような姑息な考えではありません・・・これがエンターテイメントな優しさというものです♪
・・・さすがにそれは嘘くさいですけどね(笑)
「世界の恋人」と称されていたスリー・ディグリーズですが、これは決して持ち上げている訳ではないんです
世界の最も多くの国でレコードを発売した歌手・・・としてギネスにも認定されているんですから、そりゃあ大したもんですよ
まあそれはレコード会社の力もあるんでしょうけどね(笑)
日本でもシングル・ヒットが続いて人気グループになったスリー・ディグリーズでしたが、日本のレコード会社はなかなかニュー・アルバムが発表されないのにイライラしていたんです
それなら日本でレコードを制作してしまおう!となったんですね
イヤ〜昔のレコード会社の洋楽部ってホントに熱いんですね〜!
多分クラブでホステスに「あの邦題は俺が考えたんだぜ?」なんて自慢していたんだろうな(笑)
まあそれはともかく、今回はその日本で制作されたスリー・ディグリーズの3枚のシングルについて語ってみたいと思います
最初にリリースされたのが「天使のささやき」の日本語バージョン
原曲ではせつない歌詞でしたが、日本語バージョンは幸せの絶頂といった歌詞に様変わりしています
これは「天使のささやき」という邦題の辻褄合わせをしているとしか思えません(笑)
幸せすぎて天上の音楽(天使のささやき)が聴こえる・・・というオチになっているんですね
オチって言っちゃダメかな?
でもやっぱり日本語というのはいいね〜♪この曲は日本語バージョンも聴きたくなるもんなぁ
(リンクは前回しているので今回はナシです)
続いて発表されたのが「ミッドナイト・トレイン」ですが、そこは構成上 後回しにして(笑)、その次の「にがい涙」に行ってみよう♪
ナニ?時系列がメチャクチャになるだろうって?
いいんだよ・・・この3枚は同時期にレコーディングされているんだから!
ただ適当なインターバルでリリースしただけって話なんだよ・・・という訳で「にがい涙」です(笑)
この曲は日本のオリジナル曲でしたね〜歌詞も日本語で、テレビでもよく歌ってくれていました
作曲は筒美京平・・・スリー・ディグリーズ、日本最大のヒット曲です
フィリー・ソウルを取り入れながらも、歌謡曲として着地させる・・・これがプロの仕事ですね
この曲は日本のランキング番組では、洋楽チャートに入れるべきなのか?邦楽チャートに入れた方がいいのか?かなり悩んでいた形跡が見られましたね〜番組によって扱いがバラバラなんです(笑)
テレビに出て日本語で歌ってくれるんだから、そりゃあ親しみがわく・・・っていうもんでしょう
スリー・ディグリーズは日本に拠点を置いて活動している・・・そんな勘違いをしていた人も沢山いましたからね(笑)
「Nigai Namida」
ヒットメーカー、筒美京平はいつも最新の洋楽を取り入れていたけど、フィリー・ソウル歌謡はこれが初めてだったんじゃないかな?
この後の岩崎宏美のデビュー当時の作品群なんかは完全にフィリー・ソウルだもんなぁ・・・イチオシは「センチメンタル」です♪
当時よくあったインストのディスコ・ナンバーとしてヒットした「セクシー・バスストップ」・・・
Dr.ドラゴン&オリエンタル・エクスプレスの演奏という触れ込みでしたが、実は覆面バンドで日本制作の洋楽だった・・・これにはビックリしたもんです
筒美京平が変名で作曲しているんだよね・・・でも後に浅野ゆう子がカバーしたのでバレてしまったんだ(笑)
セクシーなバス停?じゃないんです・・・バス・ストップというステップがあったんですよ
列に並んで踊るのでバス・ストップと呼ばれていたんです・・・平浩二も関係ないですよ(笑)
筒美京平をここまでディスコ・ミュージックにハマらせたのは、ソウル歌謡「にがい涙」の大ヒットなのかもしれないね
そして最後の1曲「ミッドナイト・トレイン」です
これも日本オリジナルの曲ですが、歌詞は英語で、サウンドも歌謡曲ではなく「洋楽」になっているのには驚きましたね〜
これは和製フィリー・ソウルの傑作ですよ・・・自分がスリー・ディグリーズを聴く時は、必ずこの曲も欠かさず聴きますからね(笑)
元になった日本語詞を見た事があるんですが、これもいいんです
でもどうせなら英語にして、洋楽にしてしまおう!という魂胆がいいですね(笑)
さすが松本隆、細野晴臣・・・フロンティア・スピリットに溢れた伝説のバンド「はっぴいえんど」の盟友だ
英語詞は二人で悩んで書いたらしい・・・でもプロデューサーには随分手直しされたみたいですが(笑)
それでもレコードには、作詞 T.Matsumotoってクレジットされているんだ・・・なかなか大人の対応だね♪
「Midnight Train」
細野晴臣はソロ・アルバムからYMOまで、欧米の視点から見たエキゾチックな日本・・・というアプローチをしていたけど、この曲にもそれを感じるね
演奏も細野晴臣のベース、鈴木茂のギターがツボを押えたグッジョブだ♪
これはぜひ海外発売してほしかったな〜!
日本のレコード会社の暴走にヒントを得たのか?
スリー・ディグリーズ待望のニュー・アルバムは、フランス語やスペイン語で歌われた曲が収録されていた
タイトルはズバリ「International」!
邦題もズバリ「世界の恋人」だ(画像)
スリー・ディグリーズもいつになく美人さんな風情でお澄まししているよ・・・スーパースターになった貫禄が感じられるね
このアルバムは各国仕様になっていて、微妙に収録曲が違う・・・全世界で発売されたバージョンが、全部でなんと15バージョンもあるというんだから前代未聞だ
日本盤にはもちろん「天使のささやき(日本語バージョン)」「にがい涙」「ミッドナイト・トレイン」が収録されていますが、この3曲は日本盤にしか収録されていない・・・ウ〜ン、残念!
せめて英語詞の「ミッドナイト・トレイン」は他国盤にも収録してほしかったところだ
この曲の海外での評価を知りたくなりませんか?
そりゃまあ一部のスリー・ディグリーズ・マニアはレアな日本盤に執着するんだろうけどね(笑)
Midnight Train
作詞 松本隆
作曲 細野晴臣
昭和49年(1974年)
真夜中の不定期更新、音楽エンターテイメント番組「Listen To The Music」です♪
今回も前回に引き続きスリー・ディグリーズ特集です
まあ前回は長くなりそうだったのでね・・・柄にもなく、ちょっと遠慮したんですよ(笑)
そんな訳で記事を小分けしてみたんです・・・あ、別に最近、更新のペースが落ちているから、こうやって記事の数を増やしている訳ではありませんよ(笑)
決してそのような姑息な考えではありません・・・これがエンターテイメントな優しさというものです♪
・・・さすがにそれは嘘くさいですけどね(笑)
「世界の恋人」と称されていたスリー・ディグリーズですが、これは決して持ち上げている訳ではないんです
世界の最も多くの国でレコードを発売した歌手・・・としてギネスにも認定されているんですから、そりゃあ大したもんですよ
まあそれはレコード会社の力もあるんでしょうけどね(笑)
日本でもシングル・ヒットが続いて人気グループになったスリー・ディグリーズでしたが、日本のレコード会社はなかなかニュー・アルバムが発表されないのにイライラしていたんです
それなら日本でレコードを制作してしまおう!となったんですね
イヤ〜昔のレコード会社の洋楽部ってホントに熱いんですね〜!
多分クラブでホステスに「あの邦題は俺が考えたんだぜ?」なんて自慢していたんだろうな(笑)
まあそれはともかく、今回はその日本で制作されたスリー・ディグリーズの3枚のシングルについて語ってみたいと思います
最初にリリースされたのが「天使のささやき」の日本語バージョン
原曲ではせつない歌詞でしたが、日本語バージョンは幸せの絶頂といった歌詞に様変わりしています
これは「天使のささやき」という邦題の辻褄合わせをしているとしか思えません(笑)
幸せすぎて天上の音楽(天使のささやき)が聴こえる・・・というオチになっているんですね
オチって言っちゃダメかな?
でもやっぱり日本語というのはいいね〜♪この曲は日本語バージョンも聴きたくなるもんなぁ
(リンクは前回しているので今回はナシです)
続いて発表されたのが「ミッドナイト・トレイン」ですが、そこは構成上 後回しにして(笑)、その次の「にがい涙」に行ってみよう♪
ナニ?時系列がメチャクチャになるだろうって?
いいんだよ・・・この3枚は同時期にレコーディングされているんだから!
ただ適当なインターバルでリリースしただけって話なんだよ・・・という訳で「にがい涙」です(笑)
この曲は日本のオリジナル曲でしたね〜歌詞も日本語で、テレビでもよく歌ってくれていました
作曲は筒美京平・・・スリー・ディグリーズ、日本最大のヒット曲です
フィリー・ソウルを取り入れながらも、歌謡曲として着地させる・・・これがプロの仕事ですね
この曲は日本のランキング番組では、洋楽チャートに入れるべきなのか?邦楽チャートに入れた方がいいのか?かなり悩んでいた形跡が見られましたね〜番組によって扱いがバラバラなんです(笑)
テレビに出て日本語で歌ってくれるんだから、そりゃあ親しみがわく・・・っていうもんでしょう
スリー・ディグリーズは日本に拠点を置いて活動している・・・そんな勘違いをしていた人も沢山いましたからね(笑)
「Nigai Namida」
ヒットメーカー、筒美京平はいつも最新の洋楽を取り入れていたけど、フィリー・ソウル歌謡はこれが初めてだったんじゃないかな?
この後の岩崎宏美のデビュー当時の作品群なんかは完全にフィリー・ソウルだもんなぁ・・・イチオシは「センチメンタル」です♪
当時よくあったインストのディスコ・ナンバーとしてヒットした「セクシー・バスストップ」・・・
Dr.ドラゴン&オリエンタル・エクスプレスの演奏という触れ込みでしたが、実は覆面バンドで日本制作の洋楽だった・・・これにはビックリしたもんです
筒美京平が変名で作曲しているんだよね・・・でも後に浅野ゆう子がカバーしたのでバレてしまったんだ(笑)
セクシーなバス停?じゃないんです・・・バス・ストップというステップがあったんですよ
列に並んで踊るのでバス・ストップと呼ばれていたんです・・・平浩二も関係ないですよ(笑)
筒美京平をここまでディスコ・ミュージックにハマらせたのは、ソウル歌謡「にがい涙」の大ヒットなのかもしれないね
そして最後の1曲「ミッドナイト・トレイン」です
これも日本オリジナルの曲ですが、歌詞は英語で、サウンドも歌謡曲ではなく「洋楽」になっているのには驚きましたね〜
これは和製フィリー・ソウルの傑作ですよ・・・自分がスリー・ディグリーズを聴く時は、必ずこの曲も欠かさず聴きますからね(笑)
元になった日本語詞を見た事があるんですが、これもいいんです
でもどうせなら英語にして、洋楽にしてしまおう!という魂胆がいいですね(笑)
さすが松本隆、細野晴臣・・・フロンティア・スピリットに溢れた伝説のバンド「はっぴいえんど」の盟友だ
英語詞は二人で悩んで書いたらしい・・・でもプロデューサーには随分手直しされたみたいですが(笑)
それでもレコードには、作詞 T.Matsumotoってクレジットされているんだ・・・なかなか大人の対応だね♪
「Midnight Train」
細野晴臣はソロ・アルバムからYMOまで、欧米の視点から見たエキゾチックな日本・・・というアプローチをしていたけど、この曲にもそれを感じるね
演奏も細野晴臣のベース、鈴木茂のギターがツボを押えたグッジョブだ♪
これはぜひ海外発売してほしかったな〜!
日本のレコード会社の暴走にヒントを得たのか?
スリー・ディグリーズ待望のニュー・アルバムは、フランス語やスペイン語で歌われた曲が収録されていた
タイトルはズバリ「International」!
邦題もズバリ「世界の恋人」だ(画像)
スリー・ディグリーズもいつになく美人さんな風情でお澄まししているよ・・・スーパースターになった貫禄が感じられるね
このアルバムは各国仕様になっていて、微妙に収録曲が違う・・・全世界で発売されたバージョンが、全部でなんと15バージョンもあるというんだから前代未聞だ
日本盤にはもちろん「天使のささやき(日本語バージョン)」「にがい涙」「ミッドナイト・トレイン」が収録されていますが、この3曲は日本盤にしか収録されていない・・・ウ〜ン、残念!
せめて英語詞の「ミッドナイト・トレイン」は他国盤にも収録してほしかったところだ
この曲の海外での評価を知りたくなりませんか?
そりゃまあ一部のスリー・ディグリーズ・マニアはレアな日本盤に執着するんだろうけどね(笑)
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Comments
そう、ホントは色々やりたいんです・・・まあ、やりたい事が見つからないよりはいいかな?
ホントは毎日更新したいし・・・そう考えると仕事をやめたくなるな(笑)
Facebookページはブログの可能性を試す実験の場になればいいなと・・・
それは無理でも、自分の記事に自分でコメントしてみるのもいいかもしれない・・・という安易な発想で、ガラケーのくせに始めました(笑)
だから全然「友達」も少ないままだしね・・・殆どサボッてます
イヤ〜相変わらずイッパイイッパイですよ、アクセクしてますね
それでも好き放題にこのブログを書いていられるのはまだ幸せだって事かな?
さあ、世界に発信だ(笑)