秘密探偵クルクル〜私的バック・トゥ・ザ・’60s
真夜中の音楽ファン、コンバンワ♪
前回でこの「Listen To The Music」もおかげ様で150回を迎えました〜センキュー!
100回記念では、初めて買ったレコードという事でガロの「学生街の喫茶店」を取り上げましたが、今回はさらに遡ってしまって、もう何が何だかわからない・・・カオスの世界に突入だ(笑)
バック・トゥ・ザ・シックスティーズ・・・なんて言っても、自分は当時小学生です
当然、リアルタイムで60年代の洋楽なんかをマニアックに聴き入っていた訳ではありません(笑)
そこは小学生らしく、テレビの主題歌など・・・テレビで流れていて、いいなあ♪と思っていた音楽の特集です
今回、「私的」と断ったのは、これはあくまでも自分の当時の嗜好の反映であって、人様に共感していただけるような選曲ではないな・・・(笑)と
それから今回取り上げた番組についてですが、実は番組自体にはそれほど思い入れがないものもあります(笑)
あくまでも音楽という観点での思い入れなんですね・・・一応、これは音楽ブログですから♪
しかし今回は音楽ブログを完全に逸脱してしまったかもしれない(笑)
まあ北海道神宮祭も近いからいいんじゃないの?(笑)
YOSAKOIマルタツ祭り…だと思ってくれればいい♪
YOSAKOIソーランは東洋水産(マルチャン)が協賛しているから、マルタツとはマルちゃんつながりだしね(笑)
「秘密探偵クルクル」(画像)・・・果たしてアナタは覚えているだろうか?ウ〜ン、いきなり微妙なチョイスだな(笑)
60年代のアメリカのアニメなんだけど・・・「チキチキマシン猛レース」や「スーパースリー」でおなじみ、ハンナ・バーベラの作品だ
この辺りはNET(現・テレビ朝日)で放送されていたので、当時北海道ではネットされていなかったんじゃないだろうか?
その後NET系列のHTBが開局して、アニメの再放送枠で放送されていたのを観たんです
外国アニメといえば、日本独自の主題歌というのが定番なんだけど、この「秘密探偵クルクル」はオリジナルのテーマ・ソングをそのまま放送していた!
英語なんだよ!しかも最高にカッコイイんだ♪
このテーマ・ソングが聴きたくて、毎回観ていたようなもんです
「秘密探偵クルクル(Secret Squirrel)」オープニング
「秘密探偵クルクル(Secret Squirrel)」歌詞
♪ワレリジュ・・・って何だろうって思っていました(笑) what an agentだったのか〜
さすが、YouTubeだな〜もう一生聴く事もないだろうと思っていたよ(笑)
1分にも満たない曲で、その展開の速さがエキサイティング♪ エンディングも渋いでしょう?
タイトルは探偵となってるけど、秘密諜報部員なんだよね・・・007の世界なんです・・・だから音楽もカッコ良くしたんだろうね
あ、アニメの内容自体はそんなにカッコイイ訳ではないです(笑)
原題は直訳すると「秘密のリス」・・・リスって・・・
主役なんだから、ちゃんと名前くらい付けてやれよ!(笑)
確かにこの映像なんだけど、俺が見たのは白黒だったんだよなぁ〜
その後は1回しか再放送されていないと思う(北海道では)・・・その時はカラーだった
でも主題歌があの曲じゃなかったんだ・・・あれ、日本語だぞ?
えっ?日本制作の主題歌があったの?何だかゆる〜い曲だな〜あのオリジナルが聴きたかったのに・・・
ガッカリして1回しか観なかったんだ(笑)
あれはHTBが、オリジナルの方がカッコイイんだぞ?と、粋な計らいで流してくれたんだろうか?
開局当時のHTBは放送事故が多くて面白かったよ
「チキチキマシン猛レース」の再放送で、日本語の音声がアニメとずれている・・・しかもドンドンずれていく(笑)
しまいには諦めたのか「これより原語で放送します」だってさ・・・これには喜んだね!
英語はわからなかったけど、外国アニメにちょこっと出てくる英語には凄く興味があったんだ
各エピソードのタイトルなんかにHanna-Barbera Productionとか書いてあると、あぁこれもハンナ・バーベラの作品なんだ〜と喜んでました(笑)変な子供です
アニメの原題もしっかりチェックしてました・・・マニアックな探究心の萌芽でしたね
YouTubeでは外国ドラマのオリジナルのオープニングも観る事ができる
「じゃじゃ馬億万長者(The Beverly Hillbillies)」の日本の主題歌は、オリジナルと同じだろうと(オリジナルはインストで、そこに日本語詞を乗せたんだろうと)思っていたら違っていた
どちらもカントリーなのは共通しているんだけどね・・・あれも日本で制作した主題歌なんだ
「奥さまは魔女(Bewitched)」はオリジナルのままだろうと想像していたら・・・ハイ、オリジナルのままでした(笑)
でもやっぱりあの日本語のナレーションがないと物足りないんです
「トムとジェリー」も原語版ではまったくナレーションが入らないのでつまらなく感じてしまいます
それに日本語版ではトムもジェリーもちょっとだけ言葉を話すでしょう?
原語版ではあくまでも動物としての鳴き声だけだし・・・もっと擬人化してほしいな(笑)
ところでキミ、「キャプテン・ウルトラ」は覚えているかい?(笑)
ウルトラ・シリーズ第3作ですが、円谷プロではなく東映で制作されたという・・・子供にはよくわからない、大人の事情の番組でした
この主題歌はソノシートを持っていました
月刊誌「小学?年生」の懸賞か何かに応募して貰ったんだったかな?
この主題歌は最高にワクワクしましたね〜♪ 仕掛けが沢山あって、飽きさせない・・・さすが世界のトミタ、富田勲の作曲です
気に入った音楽は作曲者をチェックする・・・これ、基本ですよ(笑)
「キャプテン・ウルトラ」
富田勲といえば、もう1曲・・・「ジャングル大帝」です
日本初のカラーTVアニメでした
日本のTVアニメはリミテッド・アニメと呼ばれる、1秒間に8〜12コマしかない省力バージョンですが、このオープニングはディズニー映画のように1秒に24コマのフル・アニメーションになっていて、気合が入ってます
国産初のTVアニメ「鉄腕アトム」を再放送で観た時、「こんなにも動いていなかったのか〜!気付かなかった!」とショックでしたね(笑)
よく動くアニメが観たいという方には「ファイトだ!ピュー太」のオープニングをオススメします♪
「ジャングル大帝」オープニング&エンディング(エンディングの歌は弘田三枝子です)
この音楽は子供心にも感動的だったもんな〜
やはりプロの作曲家が作曲するとクォリティが高いんだね
自作自演?そんな作曲を勉強した事もない、作曲に関してはアマチュア同然のミュージシャンとは比較にならないだろう(笑)
自作自演を主流にしてしまったのは、ビートルズの最大の悪影響だと思うよ
イヤ、ビートルズ自身は最初からソングライター志向だったし、優れた作曲家だと思っているけどね♪
でもそれはたまたま優秀だったというだけで、誰もがビートルズのように自在に曲が書ける訳じゃないからね
まあアニソンがタイアップばかりになってしまったのは仕方がないのかもしれない
プロの作家の芳醇な作品を当たり前のように楽しんでいた自分の世代は、音楽的には豊かで幸せであったのかもしれないね
「シャボン玉ホリデー」・・・伝説の音楽バラエティです
ジャンルは違いますが、この「Listen To The Music」が密かに目標にしている番組です(笑)
クレージーキャッツにピーナッツ・・・大人の遊び心を感じていましたね
粋にクールに行こうじゃないか♪ ちょっとエッチでも全然OK(笑)
こんなオシャレな番組が毎週日曜の夜に、全国のお茶の間に放送されていたんだもんな〜♪
我々世代はあの番組でジャズに出会ったという事か?
エンディングの曲は「スターダスト」・・・ホーギー・カーマイケル作曲のジャズ・スタンダードだ
ハナ肇をどつきながら、ピーナッツがハーモニーたっぷりに歌い上げる
彼等が退場した後、一人のギタリストにスポットライトが当てられる
「スターダスト」のギター演奏だ・・・これには痺れたね♪
毎回の事なんですが、やっぱり良いなあ♪と思って観ていました
またつまらない事ですが、ピーナッツの歌と、その後のギター演奏・・・微妙にキーが違うのも、なかなか憎いな〜と思うんです(笑)
でも、てっきりあのギタリストが弾いているんだと思っていたな〜あれはレコード音源なんですよね
ロス・インディオス・タバハラスというブラジルの兄弟ギター・デュオの演奏なんだ・・・イヤ〜騙された(笑)
よく聴いてみたら、確かにギター1本では無理っぽい演奏でした♪
「スターダスト」ザ・ピーナッツ〜ロス・インディオス・タバハラス
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Comments
日本語版では主人公の名前がクルクルとなっているのに、原語版ではシークレット・スカーレル(秘密のリス)となっていて、主人公なのに名前がないのはあんまりじゃないの?と
ところがYouTubeで原語版の本編を観ていたら、相棒のモコモコがクルクルを「ねえ、シークレット…」と呼びかけているんです
シークレットって名前だったのか〜?!
そういえば秘密諜報部員ですもんね…本名は明かさない…あの007だってコードネームな訳だし
マウスのミッキー君やダックのドナルド君のように、スカーレルのシークレット君だったんですね
ミッキー・マウスはイニシャルがMMだし、ドナルド・ダックはDD…シークレット・スカーレルもSSになっているんです
それからシャボン玉ホリデーのエンディングのギター演奏について補足があります
あのギターを弾いているフリをしているのは、クレージーキャッツの犬塚弘である…と、ある年輩の方から御指摘を受けました
さすが年の功!小学生だった自分には皆目わかりませんでした…ありがとうございます♪