ならず者
Eagles
Desperado
1973
イーグルス「ならず者」です
とはいっても今時、この曲をこの邦題で呼ぶ人は少ないかもしれない・・・
「ならず者」なんて言う奴は、そいつが「ならず者」だ(笑)
確かに今では原題の「デスペラード」の方が通りがいいですね
Desperadoとは、アメリカ開拓時代の無法者、命知らず、犯罪者の事で、スペイン語が語源らしい
Despair(絶望)という英語があるから、絶望した人の事かな?と勝手に考えてました・・・違ったか!(笑) でもたぶん語源は同じなんだろうと思うよ
この曲は当時は知らなかったなぁ、イーグルスはデビュー曲の「テイク・イット・イージー」は知ってたけど・・・
73年頃は毎晩、朝までラジオを聴いていたんだけどね・・・やっぱりシングルになっていないからか?リンダ・ロンシュタット、カーペンターズのカバーの方を先に耳にしました
カーペンターズ・バージョンの邦題は「愛は虹の色」・・・確かにRainbowという歌詞は出てきますが、これは「ならず者」とはイメージが違いすぎるだろう(笑)
イーグルスはリンダ・ロンシュタットのバック・バンドとして結成・・・その頃からコーラスが売りだった
ウエスト・コーストの連中はホントに、ビーチ・ボーイズの時代からコーラスが強力なんだな〜イーグルスは全員がリード(ヴォーカル)を取れるしね
イーグルスは自分にとって最もアメリカを感じさせるバンドです
サウンドもそうですが、やはり75年のアルバム「呪われた夜」の大ヒットで、アメリカの国民的なバンドとなったのも大きいです
考えてみたらバンド名もイーグルだし、鷲(ワシ)はアメリカの国鳥ですもんね
そしてアメリカ建国200年の76年にはアメリカを憂いた傑作アルバム「ホテル・カリフォルニア」をリリース・・・
個人的には「ホテル・カリフォルニア」は、滅多に対訳を載せないワーナー・パイオニアさんが(ディープ・パープルやレッド・ツェッペリンのアルバムには全然対訳がなかったのに!)珍しく対訳を掲載したアルバムとして、特に印象に残っているんです(笑)
「ならず者」はイーグルスのセカンド・アルバムのタイトル・チューン
アルバム・ジャケットはイーグルスには珍しく、オリジナル・メンバーの4人
(グレン・フライ、ドン・ヘンリー、ランディ・マイズナー、バーニー・レドン)が写っている(画像)
アルバムが西部開拓時代のならず者をテーマにしているため、まあ早い話がコスプレだ(笑)
このタイトル・トラックは、そんな「ならず者」へ呼びかける歌になっている
まあ実際は、アルバムのテーマ・ソングにかこつけて、ドン・ヘンリーが友人へ向けて書いたとされている
なるほどね・・・そんな見知らぬ開拓時代のならず者に思いを馳せても、心を打つ曲は書けないだろうし(笑)
優しい眼差しで、諭すように語りかけるこの曲・・・そりゃあイーグルス自身も「ならず者」だからなんだと思う(笑)
ミュージシャンで食って行こうとする奴は、みんな「ならず者」なんだよ♪
リンダ・ロンシュタットはこの曲を、ジョニー・キャッシュの刑務所慰問コンサートに同行して歌っている
歌詞にプリズン(刑務所)と入っているこの曲を、ならず者たちの前で・・・これには囚人達もボロボロと泣かされたんだろうな
♪自由といっても、孤独ならプリズンにいるのと変わらない・・・といった意味なんだろうけどね
この曲の歌詞はなかなか深くて、いつも聴きながら「これはどういう意味なんだろう?」と考えるのがまた楽しいんです
リンダ・ロンシュタットの素足が魅力的な映像もあったんですが(笑)今回はなかなか独自な解釈の和訳が入ったキャリー・アンダーウッドのカバーにしました♪
女性が歌うとまた一味違うんです・・・シングルにはならなかったこの曲が、今ではイーグルスの代表曲となったのも、多くのアーティストにカバーされ続けてきたからに他なりません
ちなみにこの映像はミスタームーンライトさんという日本の方がアップしているみたいですが、関係ないんですよね?きょうたろうさん♪
Carrie Underwood 「Desperado」 (Live Audio & Japanese Translation)
イヤ〜この曲、カントリーのようでいて、ゴスペルの要素もある・・・ホント、アメリカを感じさせる曲です
社会からはぐれてしまったな・・・俗世間からかけ離れてしまったな・・・俺、マトモじゃないよな・・・なんてデスペラードな気質が自分にはあるんですが、そんな自分を諭してくれる曲でもある
この曲が名曲とされているのは、そんなやさぐれた「ならず者」たちが意外に多いって事なのかもしれないね♪ 違うかな?(笑)
イーグルスはグレン・フライとドン・ヘンリーの友情からスタートしたバンドだ
「ならず者」がヘンリー・フライのコンビによる共作の第1作らしい
日本では「作詞者」「作曲者」をはっきり分けているのが一般的だけど、海外では「作者」となっているのが一般的で、詞・曲の分担がわかりづらい
チューリップの財津和夫は、ビートルズの曲はレノン・マッカートニー作となっているから、
ジョンが作詞でポールが作曲だと信じていたらしい(笑)・・・もちろんそうではない事は皆さん御存知でしょう?
このイーグルスのチームも、自分はイマイチ担当がよくわからなかったんですが、解散後のソロ活動で確信しました(笑)
グレン・フライが曲を書いて、ドン・ヘンリーが詞を書いていたんですね
だってグレン・フライのソロは詞が弱いし、ドン・ヘンリーのヒット曲には作詞だけで、曲を自分で書いていないものもあるし(笑)
コンビ始動はお互いを認め合っての事だったんですね・・・また、この曲にはドン・ヘンリーの渋い声の方がいい♪とリード・ヴォーカルを譲ったグレン・フライの決断にも男の友情を感じます
Eagles「Desperado」(Live)
ところで、男の友情って嫉妬なんだってね?
コイツ、いいよな〜♪と羨ましがっているって事か?
確かにそれはある(笑)・・・リスペクトしているのは間違いない
コイツを敵に回したら大変だから、友達になっておこうという(笑)潜在意識なのかもしれないな♪
Desperado
1973
イーグルス「ならず者」です
とはいっても今時、この曲をこの邦題で呼ぶ人は少ないかもしれない・・・
「ならず者」なんて言う奴は、そいつが「ならず者」だ(笑)
確かに今では原題の「デスペラード」の方が通りがいいですね
Desperadoとは、アメリカ開拓時代の無法者、命知らず、犯罪者の事で、スペイン語が語源らしい
Despair(絶望)という英語があるから、絶望した人の事かな?と勝手に考えてました・・・違ったか!(笑) でもたぶん語源は同じなんだろうと思うよ
この曲は当時は知らなかったなぁ、イーグルスはデビュー曲の「テイク・イット・イージー」は知ってたけど・・・
73年頃は毎晩、朝までラジオを聴いていたんだけどね・・・やっぱりシングルになっていないからか?リンダ・ロンシュタット、カーペンターズのカバーの方を先に耳にしました
カーペンターズ・バージョンの邦題は「愛は虹の色」・・・確かにRainbowという歌詞は出てきますが、これは「ならず者」とはイメージが違いすぎるだろう(笑)
イーグルスはリンダ・ロンシュタットのバック・バンドとして結成・・・その頃からコーラスが売りだった
ウエスト・コーストの連中はホントに、ビーチ・ボーイズの時代からコーラスが強力なんだな〜イーグルスは全員がリード(ヴォーカル)を取れるしね
イーグルスは自分にとって最もアメリカを感じさせるバンドです
サウンドもそうですが、やはり75年のアルバム「呪われた夜」の大ヒットで、アメリカの国民的なバンドとなったのも大きいです
考えてみたらバンド名もイーグルだし、鷲(ワシ)はアメリカの国鳥ですもんね
そしてアメリカ建国200年の76年にはアメリカを憂いた傑作アルバム「ホテル・カリフォルニア」をリリース・・・
個人的には「ホテル・カリフォルニア」は、滅多に対訳を載せないワーナー・パイオニアさんが(ディープ・パープルやレッド・ツェッペリンのアルバムには全然対訳がなかったのに!)珍しく対訳を掲載したアルバムとして、特に印象に残っているんです(笑)
「ならず者」はイーグルスのセカンド・アルバムのタイトル・チューン
アルバム・ジャケットはイーグルスには珍しく、オリジナル・メンバーの4人
(グレン・フライ、ドン・ヘンリー、ランディ・マイズナー、バーニー・レドン)が写っている(画像)
アルバムが西部開拓時代のならず者をテーマにしているため、まあ早い話がコスプレだ(笑)
このタイトル・トラックは、そんな「ならず者」へ呼びかける歌になっている
まあ実際は、アルバムのテーマ・ソングにかこつけて、ドン・ヘンリーが友人へ向けて書いたとされている
なるほどね・・・そんな見知らぬ開拓時代のならず者に思いを馳せても、心を打つ曲は書けないだろうし(笑)
優しい眼差しで、諭すように語りかけるこの曲・・・そりゃあイーグルス自身も「ならず者」だからなんだと思う(笑)
ミュージシャンで食って行こうとする奴は、みんな「ならず者」なんだよ♪
リンダ・ロンシュタットはこの曲を、ジョニー・キャッシュの刑務所慰問コンサートに同行して歌っている
歌詞にプリズン(刑務所)と入っているこの曲を、ならず者たちの前で・・・これには囚人達もボロボロと泣かされたんだろうな
♪自由といっても、孤独ならプリズンにいるのと変わらない・・・といった意味なんだろうけどね
この曲の歌詞はなかなか深くて、いつも聴きながら「これはどういう意味なんだろう?」と考えるのがまた楽しいんです
リンダ・ロンシュタットの素足が魅力的な映像もあったんですが(笑)今回はなかなか独自な解釈の和訳が入ったキャリー・アンダーウッドのカバーにしました♪
女性が歌うとまた一味違うんです・・・シングルにはならなかったこの曲が、今ではイーグルスの代表曲となったのも、多くのアーティストにカバーされ続けてきたからに他なりません
ちなみにこの映像はミスタームーンライトさんという日本の方がアップしているみたいですが、関係ないんですよね?きょうたろうさん♪
Carrie Underwood 「Desperado」 (Live Audio & Japanese Translation)
イヤ〜この曲、カントリーのようでいて、ゴスペルの要素もある・・・ホント、アメリカを感じさせる曲です
社会からはぐれてしまったな・・・俗世間からかけ離れてしまったな・・・俺、マトモじゃないよな・・・なんてデスペラードな気質が自分にはあるんですが、そんな自分を諭してくれる曲でもある
この曲が名曲とされているのは、そんなやさぐれた「ならず者」たちが意外に多いって事なのかもしれないね♪ 違うかな?(笑)
イーグルスはグレン・フライとドン・ヘンリーの友情からスタートしたバンドだ
「ならず者」がヘンリー・フライのコンビによる共作の第1作らしい
日本では「作詞者」「作曲者」をはっきり分けているのが一般的だけど、海外では「作者」となっているのが一般的で、詞・曲の分担がわかりづらい
チューリップの財津和夫は、ビートルズの曲はレノン・マッカートニー作となっているから、
ジョンが作詞でポールが作曲だと信じていたらしい(笑)・・・もちろんそうではない事は皆さん御存知でしょう?
このイーグルスのチームも、自分はイマイチ担当がよくわからなかったんですが、解散後のソロ活動で確信しました(笑)
グレン・フライが曲を書いて、ドン・ヘンリーが詞を書いていたんですね
だってグレン・フライのソロは詞が弱いし、ドン・ヘンリーのヒット曲には作詞だけで、曲を自分で書いていないものもあるし(笑)
コンビ始動はお互いを認め合っての事だったんですね・・・また、この曲にはドン・ヘンリーの渋い声の方がいい♪とリード・ヴォーカルを譲ったグレン・フライの決断にも男の友情を感じます
Eagles「Desperado」(Live)
ところで、男の友情って嫉妬なんだってね?
コイツ、いいよな〜♪と羨ましがっているって事か?
確かにそれはある(笑)・・・リスペクトしているのは間違いない
コイツを敵に回したら大変だから、友達になっておこうという(笑)潜在意識なのかもしれないな♪
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Comments
http://mrmoonlight.jugem.jp/?eid=723
若い時分はカントリーが苦手だったんですが(笑)
カントリーにはまろやかな味わいがあるんですよね
きょうたろう念願のイーグルス・コピーバンド、OL'55の始動に期待します♪
明日夜、澄川「モダンタイム」でOL'55のデビュー・ライブが決定
詳しくは「OL'55 Live Information」をクリック
バンド名のOL'55(オール・フィフティファイブ)とはイーグルス初期の名曲
トム・ウェイツの曲のカバーであり、タイトルは「旧き良き'55年型(の愛車)」を意味している
(Listen To The Music/TAGS=Tomwaits より)
by マルタツ