ロック・アラウンド・ザ・クロック
Bill Haley And His Comets
( We're Gonna ) Rock Around The Clock
1954
真夏の夜はロックンロール!
突然ですが、今夜はロックンロールです(笑)
「ロック・アラウンド・ザ・クロック」は今からちょうど60年前、1955年の夏のヒット曲になるんだね
この曲はロックンロールで最初のヒット曲とされているが、同時にロックンロール最大のヒット曲でもある
自分達の世代は映画「アメリカン・グラフィティ」のオープニング・ナンバーとして馴染みが深い・・・あれ、ジョージ・ルーカスが監督なんだよね?意外でした
「ビル・ヘイリーと彼のコメッツ」というのがいいねえ♪ グループ名まで日本語訳してしまうのは、今ではちょっと考えられない
「サイモン・アンド・ガーファンクル」と言われてもピンと来ないし・・・やっぱり「サイモンとガーファンクル」じゃなければね♪
そういえば「カラベリと きらめくストリングス」なんてのもあったな!(古いね〜笑)
まあ、これはフランス語だったから分りやすくしてくれたんだろうね
ビル・ヘイリー・・・往年の横山ノックみたいなヘアスタイルが気になります(笑)
作詞作曲はマックス・C・フリードマン、ジミー・ディ・ナイト(ジェイムズ・E・マイヤーズ)・・・いわゆる職業作曲家だ
マイヤーズは30代だったが、フリードマンは60代にさしかかろうとしていた
そんなオジイチャンが、ティーンエイジャーの音楽とされるロックンロールの最初のヒット曲を書いていたというのが興味深い♪
1952年にビル・ヘイリーのために書かれたこの曲は1954年にリリース・・・でもヒットはしなかった
B面に回されたんだから、そりゃあヒットしないだろう(笑)
で、作家の二人が売り込んだ・・・営業活動したんだね♪
そして翌年、映画「暴力教室(Blackboard Jungle)」の主題歌として使われて大ヒットとなる
今風に言うとタイアップだった訳だ・・・全然ロックじゃねえな(笑)
でも、ロックンロール=十代の反抗的な音楽 となったのは、この映画の影響が大なんだろうな〜
なにしろ、これがロックンロールの最初のヒット曲なんだからね♪
「Rock Around The Clock」
♪1、2、3時だ 4時だよ ロック!(笑)今夜は朝までロックしようぜ!
そんな歌詞ですが、朝までロックンロールを演奏するぜ♪ロックンロールで踊り明かそうよ♪という意味の他に、
一晩中愛し合おうぜ♪という意味が隠されている
ロックンロール・・・ロック・アンド・ロール・・・ロックしてロールする・・・つまりロックンロールとは元々、性行為を意味するスラングだった
マイケル・ジャクソンの「ロック・ウィズ・ユー」もそういう歌だしね
「ロック・アラウンド・ザ・クロック」はスウィングしているんだよね
ジャズに近い演奏なんだ・・・4(フォー)ビートだしね
ロックを感じさせるのは、やはり8(エイト)ビートだろう
このスウィング感はロックンロールがロックとなる過程で失われてしまう・・・ロック&ロールのロールの部分は省略されてしまったみたいだ
これは違うだろ?という、後続のミュージシャンの解釈なのかもしれないね
・・・若くて未熟なバンドには演奏できなかった?それもあると思います(笑)
それにしても、この曲の間奏のギター・ソロはロックしてるね!
ジャズの粋で流麗なソロというより、自由に暴れ回っている感じがいい
後年のロックのように音を歪ませてはいないのに、充分にノイジーなのはサスガだな♪
ロックンロールのベースになっているのはブルースだ
この曲もスリー・コードで、12小節のブルース進行の曲になっている
乱暴な言い方をすれば、ブルースをアップテンポにしたのがロックンロールだとも言えるだろう
黒人のロックンロールはリズム・アンド・ブルース(R&B)と呼ばれたりするしね
ビル・ヘイリーもカントリー出身だし、白人が黒人のR&Bを取り入れたという事なんだろうな
まだまだ黒人音楽はアクが強くて、果汁30%くらいに薄めないと受け入れられなかったんだね
しかしビル・ヘイリー、まだ30代になったばかりの筈なのにオッサンくさいな(笑)
これでは十代のテーマ・ミュージックとしてメジャーになったロックンロールには相応しくない・・・とされたのも仕方ない
次々と若くてカッコイイ白人ロックンロール・スターが登場する時代になる訳だ・・・みんなジェイムス・ディーンみたいなイメージなのは御愛嬌だね♪
「Rip It Up」
「リップ・イット・アップ」はリトル・リチャードのオリジナルよりビル・ヘイリーの方がロックンロールしているぜ!やるじゃん、横山ノック(笑)
しかし、この映像、誰もビル・ヘイリーには目もくれずに踊りまくっているね〜まあ映画の1シーンというのもあるんでしょうが・・・
音楽すらどうでもいいって感じで、完全に主役は踊っている連中というのがいいね
ロックンロールとは「楽しもうぜ!」という、パワフルでポジティブな音楽なんだと思うよ♪
こういうのを観ると、ロックンロールはダンス・ミュージックなんだなぁと改めて感じます、ハイ
サヨナラは、もちろんこの曲・・・タイトルのアリゲーター(ワニ)はレイターとの単なる語呂合わせで、意味はない
オヤジギャグみたいでいいんじゃない?ビル・ヘイリーにはピッタリだね♪
・・・失礼しました(笑)
「See You Later Alligator」
( We're Gonna ) Rock Around The Clock
1954
真夏の夜はロックンロール!
突然ですが、今夜はロックンロールです(笑)
「ロック・アラウンド・ザ・クロック」は今からちょうど60年前、1955年の夏のヒット曲になるんだね
この曲はロックンロールで最初のヒット曲とされているが、同時にロックンロール最大のヒット曲でもある
自分達の世代は映画「アメリカン・グラフィティ」のオープニング・ナンバーとして馴染みが深い・・・あれ、ジョージ・ルーカスが監督なんだよね?意外でした
「ビル・ヘイリーと彼のコメッツ」というのがいいねえ♪ グループ名まで日本語訳してしまうのは、今ではちょっと考えられない
「サイモン・アンド・ガーファンクル」と言われてもピンと来ないし・・・やっぱり「サイモンとガーファンクル」じゃなければね♪
そういえば「カラベリと きらめくストリングス」なんてのもあったな!(古いね〜笑)
まあ、これはフランス語だったから分りやすくしてくれたんだろうね
ビル・ヘイリー・・・往年の横山ノックみたいなヘアスタイルが気になります(笑)
作詞作曲はマックス・C・フリードマン、ジミー・ディ・ナイト(ジェイムズ・E・マイヤーズ)・・・いわゆる職業作曲家だ
マイヤーズは30代だったが、フリードマンは60代にさしかかろうとしていた
そんなオジイチャンが、ティーンエイジャーの音楽とされるロックンロールの最初のヒット曲を書いていたというのが興味深い♪
1952年にビル・ヘイリーのために書かれたこの曲は1954年にリリース・・・でもヒットはしなかった
B面に回されたんだから、そりゃあヒットしないだろう(笑)
で、作家の二人が売り込んだ・・・営業活動したんだね♪
そして翌年、映画「暴力教室(Blackboard Jungle)」の主題歌として使われて大ヒットとなる
今風に言うとタイアップだった訳だ・・・全然ロックじゃねえな(笑)
でも、ロックンロール=十代の反抗的な音楽 となったのは、この映画の影響が大なんだろうな〜
なにしろ、これがロックンロールの最初のヒット曲なんだからね♪
「Rock Around The Clock」
♪1、2、3時だ 4時だよ ロック!(笑)今夜は朝までロックしようぜ!
そんな歌詞ですが、朝までロックンロールを演奏するぜ♪ロックンロールで踊り明かそうよ♪という意味の他に、
一晩中愛し合おうぜ♪という意味が隠されている
ロックンロール・・・ロック・アンド・ロール・・・ロックしてロールする・・・つまりロックンロールとは元々、性行為を意味するスラングだった
マイケル・ジャクソンの「ロック・ウィズ・ユー」もそういう歌だしね
「ロック・アラウンド・ザ・クロック」はスウィングしているんだよね
ジャズに近い演奏なんだ・・・4(フォー)ビートだしね
ロックを感じさせるのは、やはり8(エイト)ビートだろう
このスウィング感はロックンロールがロックとなる過程で失われてしまう・・・ロック&ロールのロールの部分は省略されてしまったみたいだ
これは違うだろ?という、後続のミュージシャンの解釈なのかもしれないね
・・・若くて未熟なバンドには演奏できなかった?それもあると思います(笑)
それにしても、この曲の間奏のギター・ソロはロックしてるね!
ジャズの粋で流麗なソロというより、自由に暴れ回っている感じがいい
後年のロックのように音を歪ませてはいないのに、充分にノイジーなのはサスガだな♪
ロックンロールのベースになっているのはブルースだ
この曲もスリー・コードで、12小節のブルース進行の曲になっている
乱暴な言い方をすれば、ブルースをアップテンポにしたのがロックンロールだとも言えるだろう
黒人のロックンロールはリズム・アンド・ブルース(R&B)と呼ばれたりするしね
ビル・ヘイリーもカントリー出身だし、白人が黒人のR&Bを取り入れたという事なんだろうな
まだまだ黒人音楽はアクが強くて、果汁30%くらいに薄めないと受け入れられなかったんだね
しかしビル・ヘイリー、まだ30代になったばかりの筈なのにオッサンくさいな(笑)
これでは十代のテーマ・ミュージックとしてメジャーになったロックンロールには相応しくない・・・とされたのも仕方ない
次々と若くてカッコイイ白人ロックンロール・スターが登場する時代になる訳だ・・・みんなジェイムス・ディーンみたいなイメージなのは御愛嬌だね♪
「Rip It Up」
「リップ・イット・アップ」はリトル・リチャードのオリジナルよりビル・ヘイリーの方がロックンロールしているぜ!やるじゃん、横山ノック(笑)
しかし、この映像、誰もビル・ヘイリーには目もくれずに踊りまくっているね〜まあ映画の1シーンというのもあるんでしょうが・・・
音楽すらどうでもいいって感じで、完全に主役は踊っている連中というのがいいね
ロックンロールとは「楽しもうぜ!」という、パワフルでポジティブな音楽なんだと思うよ♪
こういうのを観ると、ロックンロールはダンス・ミュージックなんだなぁと改めて感じます、ハイ
サヨナラは、もちろんこの曲・・・タイトルのアリゲーター(ワニ)はレイターとの単なる語呂合わせで、意味はない
オヤジギャグみたいでいいんじゃない?ビル・ヘイリーにはピッタリだね♪
・・・失礼しました(笑)
「See You Later Alligator」
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