僕はロックン・ローラー〜「月刊ポルナレフ」10月号
Michel Polnareff
Tibili
1973
「僕はロックン・ローラー」
これはなんとも、底抜けに明るく楽しい曲♪
オールディーズみたいなナンバーですが、どこか洗練されていて小粋でもある
フレンチ風味でオシャレなのだ・・・カワイイ曲だね(笑)
「僕はロックン・ローラー」という邦題ですが、歌詞のどこにもロックン・ローラーという言葉は出てきません・・・日本のレコード会社の名人芸です
「俺はロックン・ローラー!」じゃなくて「僕は〜」というのも、この曲をカワイイものにしています
東京公演のライブ・アルバムからシングル・カットされた、ロックンロールの破壊的なカバー曲「火の玉ロック」・・・
日本のファンも、ポルナレフをいかした(いかれた?)ロックンローラーとして認めざるを得ないナンバーでしたからね
「僕はロックンローラー」と言われても、「おっしゃる通りです!」という状況だったんです(笑)
原題は「Tibili」
スキャットの♪ティビリビリワ・・・をそのままタイトルにしている
スキャットだから、当然意味はない
まあポルナレフの作詞ではないにしろ、何も考えていないな(笑)
ウキウキと陽気な曲だから、こんなんでいいんじゃないの?という所だろうか
♪トゥ〜ア トゥア ア ティビリビリ ワ・・・
フランス語が少ないから、これは楽勝で歌えるぞ♪
♪シュビドゥワ ワ ワ (チャチャチャチャ)←手拍子
女子に囲まれて浮かれてるポルナレフの映像・・・
これがロックンローラーの姿だ!(笑)
(ポルナレフと女子・・・金髪限定の集まりなのか?)
ポルナレフの一人多重録音コーラスは、やっぱりいいな!
「Tibili」
https://www.youtube.com/watch?v=pWxCvBXa_ok
当時、ポルナレフの「僕はロックンローラー」を聴いて思った事がある・・・
この曲はエルトン・ジョンの前年のヒット曲「クロコダイル・ロック」にインスパイアされたんじゃないか?と(パクリではない)
どちらもゴキゲンなオールディーズ調であり、サビの歌詞がスキャットになっているのも共通している
同じピアノ弾きのシンガー・ソングライターであり、奇抜な衣装というのもカブっている・・・ライバル視していたとしてもおかしくはない
当時アメリカで絶大な人気があったエルトン・ジョンに
「俺の方が上だろ?俺が英語で歌えば、俺だってアメリカで評価されるに決まってる」と
ポルナレフのアメリカ進出の野望にさらに火が点いた・・・
というのは考え過ぎかな(笑)
♪ 夢、夢、夢・・・
もしも君が僕の元から去っていっても
すぐに戻ってきてね
そしたら僕は朝まで君の手を取ってるよ
君は何をしたいのかな
僕はどうすればいいのかわからないよ
実はヤキモチを妬いているんだ・・・♪
ウ〜ン、ポルナレフ、この歌詞かわいすぎるぞ(笑)
ヤキモチ・・・ってエルトン・ジョンの事なのかい?
これは収録アルバム「ポルナレフ革命」の全曲にもいえる事なんだけど、なんか軽いぞ(笑)
重苦しさがない、悲しみが足りない
湯通しされたみたいにサッパリしていないか?
洗練されたメロディは素晴らしいが、どれも楽曲が小粒になっていないか?
いったい何を浮かれているんだ?ポルナレフ(笑)
夢、夢、夢・・・ってアメリカ進出の事なのかい?
確かに「ポルナレフ革命」のレコーディング時には、既にアメリカ進出は決定事項だったらしい
夢見る少年に戻ったポルナレフは、この曲みたいに幸福だったのかもしれないね
「僕はロックンローラー」のB面は、アルバム・タイトル曲の「ポルナレフ革命」(インストゥルメンタル)
東洋的?なメロディに魅かれますが、これはちょっとムーグ・シンセサイザーで遊びすぎだろう(笑)
この映像、ポルナレフの曲名に出てくる女性の名前が次から次へと出てくるんです
マニア向けですね♪
「Polnareve」
https://www.youtube.com/watch?v=Z9hIceQgKWM
そうはいってもアルバム「ポルナレフ革命」は好きなんだけどね(笑)
次回も「ポルナレフ革命」からの曲を取り上げる予定です
来月もポルナレフの世界で遊びましょう♪
いつのまにか毎月楽しんでいるアナタは、立派なポルナレフ・マニアです(笑)
Tibili
1973
「僕はロックン・ローラー」
これはなんとも、底抜けに明るく楽しい曲♪
オールディーズみたいなナンバーですが、どこか洗練されていて小粋でもある
フレンチ風味でオシャレなのだ・・・カワイイ曲だね(笑)
「僕はロックン・ローラー」という邦題ですが、歌詞のどこにもロックン・ローラーという言葉は出てきません・・・日本のレコード会社の名人芸です
「俺はロックン・ローラー!」じゃなくて「僕は〜」というのも、この曲をカワイイものにしています
東京公演のライブ・アルバムからシングル・カットされた、ロックンロールの破壊的なカバー曲「火の玉ロック」・・・
日本のファンも、ポルナレフをいかした(いかれた?)ロックンローラーとして認めざるを得ないナンバーでしたからね
「僕はロックンローラー」と言われても、「おっしゃる通りです!」という状況だったんです(笑)
原題は「Tibili」
スキャットの♪ティビリビリワ・・・をそのままタイトルにしている
スキャットだから、当然意味はない
まあポルナレフの作詞ではないにしろ、何も考えていないな(笑)
ウキウキと陽気な曲だから、こんなんでいいんじゃないの?という所だろうか
♪トゥ〜ア トゥア ア ティビリビリ ワ・・・
フランス語が少ないから、これは楽勝で歌えるぞ♪
♪シュビドゥワ ワ ワ (チャチャチャチャ)←手拍子
女子に囲まれて浮かれてるポルナレフの映像・・・
これがロックンローラーの姿だ!(笑)
(ポルナレフと女子・・・金髪限定の集まりなのか?)
ポルナレフの一人多重録音コーラスは、やっぱりいいな!
「Tibili」
https://www.youtube.com/watch?v=pWxCvBXa_ok
当時、ポルナレフの「僕はロックンローラー」を聴いて思った事がある・・・
この曲はエルトン・ジョンの前年のヒット曲「クロコダイル・ロック」にインスパイアされたんじゃないか?と(パクリではない)
どちらもゴキゲンなオールディーズ調であり、サビの歌詞がスキャットになっているのも共通している
同じピアノ弾きのシンガー・ソングライターであり、奇抜な衣装というのもカブっている・・・ライバル視していたとしてもおかしくはない
当時アメリカで絶大な人気があったエルトン・ジョンに
「俺の方が上だろ?俺が英語で歌えば、俺だってアメリカで評価されるに決まってる」と
ポルナレフのアメリカ進出の野望にさらに火が点いた・・・
というのは考え過ぎかな(笑)
♪ 夢、夢、夢・・・
もしも君が僕の元から去っていっても
すぐに戻ってきてね
そしたら僕は朝まで君の手を取ってるよ
君は何をしたいのかな
僕はどうすればいいのかわからないよ
実はヤキモチを妬いているんだ・・・♪
ウ〜ン、ポルナレフ、この歌詞かわいすぎるぞ(笑)
ヤキモチ・・・ってエルトン・ジョンの事なのかい?
これは収録アルバム「ポルナレフ革命」の全曲にもいえる事なんだけど、なんか軽いぞ(笑)
重苦しさがない、悲しみが足りない
湯通しされたみたいにサッパリしていないか?
洗練されたメロディは素晴らしいが、どれも楽曲が小粒になっていないか?
いったい何を浮かれているんだ?ポルナレフ(笑)
夢、夢、夢・・・ってアメリカ進出の事なのかい?
確かに「ポルナレフ革命」のレコーディング時には、既にアメリカ進出は決定事項だったらしい
夢見る少年に戻ったポルナレフは、この曲みたいに幸福だったのかもしれないね
「僕はロックンローラー」のB面は、アルバム・タイトル曲の「ポルナレフ革命」(インストゥルメンタル)
東洋的?なメロディに魅かれますが、これはちょっとムーグ・シンセサイザーで遊びすぎだろう(笑)
この映像、ポルナレフの曲名に出てくる女性の名前が次から次へと出てくるんです
マニア向けですね♪
「Polnareve」
https://www.youtube.com/watch?v=Z9hIceQgKWM
そうはいってもアルバム「ポルナレフ革命」は好きなんだけどね(笑)
次回も「ポルナレフ革命」からの曲を取り上げる予定です
来月もポルナレフの世界で遊びましょう♪
いつのまにか毎月楽しんでいるアナタは、立派なポルナレフ・マニアです(笑)
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Comments
このルックスをカワイイとかキレイだとか思えてくる自分は末期的マニアだな(笑)
金髪のポルナレフは性別不明でいいね♪
この頃は音楽的にも完成形ポルナレフだと思う
アルバム「ポルナレフ革命」は、フランス盤ではタイトルが「ミッシェル・ポルナレフ」になっているし、集大成的なアルバムを考えていたのかもしれない
これがフランスでの最後のアルバムだよ♪みたいな…
自分の一つのスタイルとして、こういう曲調があるんだぜ♪と提示したのが、「僕はロックンローラー」のような気がする
熱烈なラブソングでもないし、どこかチャラい曲に仕上がっているのは、
その浮わついた動機のせいだと思うね
この曲、ポルナレフのファンではない、普通の(笑)音楽ファンに人気があるんだよね
なるほど、よくできたポップスです♪
あー、この曲は、子供ながらになんだか能天気な歌だなあ〜と思ってた
当時Youtubeなんかあるワケないので、映像は見たことなかったけど、やっぱり映像まで能天気だね〜♪
無理のあるクチパクが、また昔っぽくていい♪
この頃の、「完成型ポルナレフ」のルックスが一番いいな!!
そして
金髪、いいっすね〜♪
無理に踊らされてる感じがまたいい!
次回も楽しみにしてます♪