Listen To The Music

真夜中のサイレント・ラジオ、MRT2(マルタツ)です冗談野郎のグダグダな話を絶賛ON AIR中〜Listen To The Music Facebookページhttp://www.facebook.com/nipperradioYouTubeのリンク切れは御容赦下さい💧記事を選択(記事名をクリック)するとこのブログの人気の記事(Popular Entries)が表示されます©2012ー2017 公害新聞社
真夜中のサイレント・ラジオ、MRT2(マルタツ)です
冗談野郎のグダグダな話を絶賛ON AIR中〜


Listen To The Music Facebookページ
http://www.facebook.com/nipperradio


YouTubeのリンク切れは御容赦下さい💧


記事を選択(記事名をクリック)すると
このブログの人気の記事(Popular Entries)が表示されます


©2012ー2017 公害新聞社
宇宙のファンタジー

宇宙のファンタジー

Earth,Wind & Fire
Fantasy
1977


アース・ウィンド&ファイアー・・・今でもたまに聴きたくなるグループです
イヤ、現在も活動はしているんですけどね(笑)・・・やっぱり70年代のEW&Fがいいんです
神々しくて、風格があって、テンションが高くて・・・
二人のリード・ヴォーカル・・・モーリス・ホワイトが元気で、フィリップ・ベイリーのファルセットも張りがあった頃が、
やはりEW&Fの全盛期といえるだろう

音楽的にも完璧だった・・・非の打ちどころがないもんな
リズム、ハーモニー、メロディも申し分ない
パーカッションやホーン・セクション、ストリングスも入っていて、カラフルなサウンド・・・総天然色だね!
こういうのをレコードで聴くと、オーディオ的な愉しさがあるんだよね
ソウル系のレコードって、どうして音がいいんだろう?と思っていたな
ベースの音圧、各楽器の聴こえ方が違う・・・やっぱり感覚の違いなんだろうね

これは70年代ならではのクロスオーバーなんですよ
クロスオーバーという言葉も、その後フュージョンという言葉に取って替わられてしまいましたが・・・
(NHK-FMで「クロスオーバー・イレブン」という番組がありましたね♪)
ロック、ソウル、ジャズの融合?と考えてもらってOKです
今ではフュージョンというと、ジャズ発のクロスオーバーとして捉えられていると思いますが、
ロック発、ソウル発のクロスオーバーもあったんですよ
EW&Fはソウル発のクロスオーバー?と思いきや、
モーリス・ホワイトはジャズ・ドラマー出身(ラムゼイ・ルイス・トリオ)ですからね・・・一筋縄ではいかないんです(笑)
そういえばEW&Fには「ブラック・ロック革命」という邦題のアルバムがあったな〜
さすがにこれは原題のHead To The Skyに改題されてしまいましたが

歌詞もスピリチュアルなメッセージがこめられている
黒人同胞へ向けたメッセージというのはありがちだけど、EW&Fはもっとグローバルな視点に立っているんだよね
それを商業主義といってはいけません(笑)
EW&Fはレコードに歌詞を載せているしね・・・日本ではアタリマエですが、外国人アーティストでは珍しいよ
で、EW&Fには結構使われていない歌詞があるんだよね
レコードに掲載されている歌詞・・・そのすべてが歌われている訳ではないんです
これは長くなりすぎて削除したという事かな?
ウ〜ン・・・これは商業主義かもしれない(笑)
スピリチュアルといっても、EW&Fは特定の宗教に洗脳しようとしている訳ではないみたいなので、御安心を♪

それではここで本日の1曲目、
EW&Fのクロスオーバー・イレブンなナンバーを聴いてください(笑)
邦題は「暗黒への挑戦」・・・これは美しいね♪
https://www.youtube.com/watch?v=CWcATuuZAxs&feature=youtu.be



EW&Fはライブも凄い!と当時から言われていたんだよね・・・
ベースのヴァーダイン・ホワイトが宙吊りになって、回転しながらベースを弾く映像にはビックリしたな〜
ほとんど曲芸ですよね(笑)
残念ながらYouTubeでは見つかりませんでした
エンターテイナーというか、芸能集団でもあるんです
アース・ウィンド&ファイアー 一座みたいな(笑)
古代人の儀式や祭典を感じさせる、歌と踊りと演奏の一体化・・・
やっぱりこれは公式なフル・コンサートのライブ映像を残すべきだったね!
当時はビデオを販売するという時代ではなかったんです
ホームビデオが普及していないんだから、そもそもそんな発想もない
思い切って映画を製作するという手もあったんだけどね・・・モーリス・ホワイトも詰めが甘かったな(笑)

それではそろそろ本日の2曲目にいってみますか♪
「宇宙のファンタジー」です
原題はFantasyですが、「宇宙の」と加えたセンスはどうかな?
歌詞には確かにSpaceと出てくるんですが、これは「空間」と訳した方が適切なのかもしれないです
やっぱりEW&Fのアルバム・ジャケットでお馴染みの、長岡秀星のイラストに引きずられているんでしょうか(笑)
(アルバム・タイトルはAll'n All が「太陽神」、 I Amが「黙示録」ですもんね)
これはアメリカでは中ヒットに終わりましたが、日本ではEW&Fの人気を決定付けた大ヒットでしたね
やっぱり日本人好みの哀愁のマイナー・メロディが受けたんだと思われます・・・EW&Fにはマイナーの曲は殆どないんだけどね

どんなに現実に苛まれていても、自由はある
それは空想の世界だ・・・
力強く肯定的なメッセージが、音楽の熱さに直結しているね
最後のフレーズ・・・I'm Free,Yes I'm Free
Now I'm On My Way・・・がいいな♪

「宇宙のファンタジー」
https://www.youtube.com/watch?v=uPjL2_nEhBI

この曲、ディスコでも大人気だったんだけど、今聴くとかなり変態的なグルーブの曲だよ
このベースのうねり・・・普通のディスコ・サウンドのビートじゃないね
これで嬉々として踊っていたんだから、みんなマニアックだな〜(笑)

EW&Fのメガヒット曲「セプテンバー」、「ブギ・ワンダーランド」、「決戦は金曜日」・・・じゃなかった(笑)「レッツ・グルーブ」・・・
この辺りは真っ当なディスコ・ナンバーになっているけどね
やっぱりディスコ・サウンドに走っちゃイカン・・・と思う訳ですよ
まあ大所帯のグループですから、経済的な理由もあるのかもしれません
やっぱり商業主義なのかな(笑)
それよりも80年代になって、ドラム・マシンやシンセ・ベースの打ち込みビートが主流になったのが大きいのかもしれないです
やっぱりEW&Fは、躍動感あふれる人力のビートじゃなければね♪
血の通わないグルーブでは、声高らかに歌えなかったのだと思うよ
♪私は自由だ・・・そう、私は自由
今、私は思うままに生きている・・・♪



<Bonus Track>
「宇宙のファンタジー」にはアルバム・バージョンとシングル・バージョンがある
シングル・バージョンは短く編集されているので、アルバム・バージョンがオススメです
ベスト盤にはシングル・バージョンが収録されていたりするので要注意ですよ(笑)
YouTubeなどでは、4分台のものはアルバム・バージョン、3分台のものはシングル・バージョン・・・と覚えておきましょう(笑)
さらにもう一つバージョンがあって、ここに紹介するのが
「宇宙のファンタジー」の日本未発売12インチ・シングル・バージョンです
ディスコ御用達のロング・バージョン・・・リミックスを施した12インチ・シングルですが、
日本で初めて12インチ・シングルが発売されたのは、79年のEW&F「ブギ・ワンダーランド」でした
当時は「30センチ・ジャンボ・シングル」と言っていましたね
これは長いのでマニア限定かな(笑)

「Fantasy (12"Ver.)
https://www.youtube.com/watch?v=kz9foniqkkg

name
email
url
comment

NEW ENTRIES
ビクター犬、ニッパーは音楽を聴いている?!(10.30)
ブラックバード(01.05)
イマジン〜ジョンとヨーコ、2017年初春(01.05)
Index 〜 Listen To The Music Classic 年末年始スペシャル・エディション(12.29)
ジャズからロックンロールへ〜ルイ・ジョーダンのジャンプ・ブルース(11.30)
彼女はデリケート(10.31)
ラヴィング・ユー(09.24)
どんないいこと(08.19)
ビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティン(07.29)
ジス・オールド・ハート・オブ・マイン(06.15)
RECENT COMMENTS
TAGS
<INDEX〜記事一覧(投稿順)> <Nipper> ABBA Aerosmith AlKooper AlbertHammond ArtGarfunkel B.J.Thomas BillEvance BillHaley BillyJoel BillyPaul Bjorn&Benny Blood,Sweat&Tears BobDylan BookerT&TheMG's BozScaggs BrianWilson BurtBacharach CarlySimon CaroleKing Carpenters CarrieUnderwood Char Chase Chi-Lites Chicago ChuckBerry DavidBowie DeepPurple DionneWarwick DonaldFagen DschinghisKhan Eagles Earth,Wind&Fire EltonJohn ElvisPresley EricCarmen FrankSinatra GeorgeBenson GeorgeMartin GilbertBecaud GilbertO'Sulliva GladysKnight&The JamesBrown JamesTaylor JanisIan JanisJoplin JeffBeck JerryWallace JoeCocker JoeJackson John&Yoko JohnLennon KeithRichards Kiss LarryWilliams LedZeppelin LeonRussell LittleRichard LosIndiosTrabajas LouisArmstrong LouisJordan Madonna MarvinGaye MichaelJackson MichelPolnareff MikeOldfield MilesDavis Mina MinnieRiperton NeilSedaka O'Jays OtisRedding PaulMcCartney PaulStanley Prince Queen Raspberries RayCharles RayParkerJr. RichardClayderma RingoStarr RodStewart RonaldIsley SMAP Santana Silver Simon&Garfunkel Slade SteelyDan StevieWonder Stories T.Rex TammiTerrell TheBeachBoys TheBeatles TheDoobieBrothers TheIsleyBrothers TheJacksons TheJam TheOsmonds ThePlatters ThePolice TheRollingStones TheRonettes TheStylistics TheThreeDegrees TheTurtles TheVerve TheYardbirds TinyBradshaw TomWaits TonyAshton Wings 〈CMソング〉 〈MidnightJazz〉 〈ジャズ喫茶〉 〈テレビ主題歌〉 〈ロシア民謡〉 〈映画音楽〉 〈著作権・版権〉 「ブルースにこんがらがって」 「音の散策」 「月刊ポルナレフ」 かまやつひろし ちあきなおみ ちのはじめ イースト イエロー・マジック・オーケストラ オーロラ三人娘 ガロ キャデラックスリム キャロル キャンディーズ クレイジーケンバンド グッチ裕三 サザンオールスターズ サンボマスター ザ・キングトーンズ ザ・ゴールデン・カップス ザ・スパイダーズ ザ・タイマーズ ザ・ピーナッツ シーナ&ザ・ロケッツ シュガーベイブ ジョニー大倉 タモリ デイヴ平尾 トワ・エ・モワ ハナ肇とクレージーキャッツ ビートたけし フォーリーブス フラワー・トラヴェリン・バンド 安部恭弘 井上堯之バンド 奥村チヨ 欧陽菲菲 吉井和哉 吉田拓郎 吉田美奈子 桑田佳祐 荒井由実 佐々木幸男 佐野元春 左とん平 細野晴臣 坂本九 坂本龍一 秋元康 所ジョージ 小室等 小林亜星 小林克也 少女時代 松本隆 上條恒彦 植木等 仁井山征弘 川内康範 太田裕美 大滝詠一 沢田研二 長谷川きよし 筒美京平 萩原健一 尾崎豊 浜田省吾 富田勲 平浩二 北公次 野猿 矢沢永吉 漣健児 六文銭 和田アキ子
ARCHIVES
LINKS
RSS
RSS