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ビートに抱かれて

ビートに抱かれて

Prince & The Revolution
When Doves Cry
1984



プリンス殿下、降臨!
全世界に紫の雨を降らせた自伝的映画「パープル・レイン」…そのサウンドトラック・アルバムからの第1弾シングル!
80年代はこの男から目が離せない!


イヤ〜プリンスにはハマったな〜
アルバム「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」の密室ファンク、マニアックな音世界にはヤラれたよ〜
2枚組「サイン・オブ・ザ・タイムズ」はかなり聴いたね
(プリンス監督の同名ライブ映画も最高♪)
基本、すべての楽器を一人で演奏している
こういった音楽表現も、自分の感性に正直で誠実であろうとする態度の現れだと思う…孤独な作業だろうけどね
まあレコードはそれでもいいけど、問題はライブだ…ライブは一人では出来ないもんね
他人を受け入れなければならない…プリンスのようなアーティストには、それが苦痛だったのではないか
映画「パープル・レイン」のテーマもそこにある気がするね

プリンスは全アルバムを制覇しました♪
時代的にLPとCDが混在してしまったが…
個人的には80年代の音楽シーンは、プリンスがいなかったら随分と味気ないものだった気がする
90年の札幌公演も楽しめた
ジェームス・ブラウンばりのダンスに、カルロス・サンタナばりのギター
レアなライブ・アレンジも色々聞けたし、即興のファンクで♪サッポロ、サッポロと歌い出したのには笑ってしまった(笑)
男一人で来ている奴も多く、マニアックな会話(ブートレグの話とか…)で意気投合したりして盛り上がったよ

プリンスの名前は高校時代に音楽誌で見てから注目していた
記事のタイトルは、アメリカには凄い新人がゴロゴロしている!だったかな
1960年生まれ(おっ?同い年だ)、ハイスクール在学中のロジャーズ・ネルソン君…作詞作曲、アレンジ、ギター、ベース、ドラム、シンセサイザー、歌…と一人でデモ・テープを制作…
レコード会社の争奪戦となり、ロジャーズ君の条件は実際のレコーディングでもプロデュース、演奏を全て自分で行いたいという、
若造の自信過剰か?とも思えるもの…
結局ワーナーが渋々条件を飲んでデビュー
なおロジャーズ・ネルソン君は何故か本名ではなくプリンスと名乗っている…
ナニ?!プリンスは本名だぞ(笑)…ファースト・ネームだけにしてるけど
マドンナと同じだね
80年代のポップ・アイコン〜マイケル、マドンナ、プリンスは3人とも1958年生まれなのだ
プリンスはデビュー時に年齢詐称していたんだね
まあマイケル・ジャクソンもデビュー時に2歳若くサバ読んでましたからね〜サバ友だ(笑)

80年代のプリンスは質と量を兼ね備えた、まさに天才の創造力で時代を疾走していた
毎年アルバムを発表していたし、シングルのB面にも必ずアルバム未収録の新曲を入れていた多作家だ
その他にもアルバム単位で多数のプロデュース(変名が多い)を手掛けていたが、
それでもまだ全作発表しきれずに山のような未発表曲を抱えていた
これは毎日レコーディングしていたとしか考えられないね!
自分のスタジオが出来て嬉しかったのもあるんだろうけど
そのうえライブやリハーサル、映画やPV…
休むどころか眠る時間もなかったんじゃないか?
ドラッグ?プリンスは毛嫌いしているから、それはない
酒もタバコもやらないし
宗教上の理由かな?
当時のプリンスは過激でセクシャル(というか変態チック)なイメージが先行して、キモいと言われがちですが(笑)
禁欲的でなければ務まらないよ、これは…

プリンスは子供の頃、親に連れられてセブンスデー・アドヴェンティストの教会に行っていて、今でもその教えを信じているらしい
プリンスの歌詞にはGodがよく出て来るしね
世界観と人格形成にはかなりの影響が伺えるんだ

「ビートに抱かれて」…これは苦し紛れな邦題だな〜(笑)
原題は「鳩が鳴く時」…これじゃ邦題にならないしね
ドラム・マシンの響きが80年代だ
ギターはギターでアナーキーに暴れまくってるし…
おまけにこの曲にはベースが入っていない!…かなりアブノーマルなサウンドだよ
よく全米ナンバーワンになったな〜(笑)

♪僕は求めすぎているのかもしれない…僕の父に似て神経が図太いのか…
君は僕の母に似ているのかもしれない…母は決して満足しないんだ…
どうして僕らは叫び声を上げるんだろう…その声はまるで鳩が鳴く時のようだ…

愛の交歓の呻き声?
プリンスのイメージだと、そう取ってしまうね(笑)
確かにその声の事なのかもしれないが、
鳩=平和の象徴と考えると、
言い争い、不和…理解し合えない関係を嘆いて歌った曲のような気がするよ

「When Doves Cry」PV


PVは映画のシーンが使われているね
映画「パープル・レイン」はやっぱり音楽がいいから見ていられるんだろうな
なにしろプリンスの演技、酷いもんね(笑)
でも多分、深夜にテレビでやっていたら…きっと最高だろうな…そんな映画だ

これは1984年の曲(このブログでは最新曲!)
何だか最近のような気もするが、30年前の曲なんだね!
そうそう、プリンスがホームページで未発表曲を公開したり、CD-ROMソフトを発売したりしていた90年代…
それが見たくてパソコンを買ったようなもんですよ(笑)
恋よ、さようなら

恋よ、さようなら

Dionne Warwick
I'll Never Fall In Love Again
1970



バート・バカラック作曲のポップス・スタンダード♪
作詞:ハル・デヴィッド、歌:ディオンヌ・ワーウィック…数々の名曲を生み出した黄金のトライアングルです

YouTube


この曲は聞き覚えがあるでしょう?
よくインストでもBGMとして流れているし…
この曲と「小さな願い(I Say A Little Prayer)」がずっと心に住みついていたメロディだったんです
名曲というのは知らないうちに心に忍び込むものなんだ…用心した方がいいよ(笑)
ずっと気になっていたんだが、曲名もわからなかったんだ
社会人になってからだね…これ、曲調からしてバカラックじゃないのかな?って
タイトルは多分、歌詞の最後に出て来るI'll Never Fall In Love Againなんだろうなと踏んで…レコード屋でバカラック作品集を探して、やっと見つけたんです
10年来の謎が解けましたね
おっ!「小さな願い」もバカラックだったか〜
オリジナルは…どっちもディオンヌ・ワーウィック?
知ってるよ!東京音楽祭でグランプリだったしね…
家族と、研ナオコに似ている!と盛り上がったし(笑)…失礼
でも黒人女性だったのは意外だったな〜全然ソウルフルな歌い方じゃないもんね〜
この黄金のトライアングルで名曲を量産しているのにもビックリだ

カーペンターズの「遥かなる影(Close To You)」もディオンヌ・ワーウィックが先に歌っている
今回YouTubeで聞いてみて、改めてリチャード・カーペンターのアレンジ能力に感心したよ
バカラックに負けてないんだ…こんなにアレンジが違うとは思わなかったな〜
あれ?ディオンヌ・ワーウィックよりカーペンターズの方がいいぞって事か?(笑)
実はそう思ってしまいました…

やっぱりバート・バカラックのメロディはいいな〜
きれいなメロディって、どうしてこう物悲しいのだろうね…
アカデミックな作曲を学びながら、ビ・バップの革新性に惹かれたというバカラック…当時流行していたというボサノバの要素もあるね
フリューゲルホーンの使い方が好きだ
こういったブラスやストリングスの入ったアレンジはもう絶滅してしまったな〜(笑)予算の問題なんでしょうか…

バート・バカラックと言えば、映画「明日に向って撃て!」の主題歌「雨にぬれても」もいいね〜
ドリカムさん…某ヒット曲でこのアレンジ、丸パクりしていますよね〜
パクり賛成派のマルタツでも、これは目を覆いたくなります…やり過ぎなんじゃないでしょうか(笑)

バート・バカラック…これだけのメロディ・メーカーでありながらインストに走る事なく、歌モノを作り続けてくれたのが嬉しいですね♪
今回はバカラックばかりで、ディオンヌ・ワーウィックのファンの方、スミマセン…
メイベリーン

メイベリーン

Chuck Berry
Maybellene
1955



チャック・ベリー、デビュー!
セントルイスのクラブでプロ・ミュージシャンとなったチャック・ベリー・・・
クラブでマディ・ウォーターズと出会い、チェス・レコードと契約
記念すべきデビュー曲がこれだ!

https://youtu.be/v124f0i0Xh4


ウ〜ン、これはロックンロールというよりカントリー?
この曲はベスト・アルバムを聞くまで知らなかった
他のヒット曲と比べると有名な曲ではないしね
ロックンロールは黒人のブルースと白人のカントリーのミクスチャーと言われるが、
まさしくそんな感じの曲だ
ブルースとカントリー、どちらもスリー・コードなのが共通している
この曲を聞いたロイ・オービソンは、黒人のカントリー・シンガーが出てきたと思ったらしい

実はカントリーの「アイダ・レッド」という曲が下敷きになっているんだね
これは本人もゲロっています(笑)
でも歌詞はまさしくチャック・ベリーの世界
彼女(メイベリーン)が他の男のキャデラックに乗っている!
俺はフォードで追いかける
まったく不実な女だな〜♪という歌ですもんね
車が出て来る、しかも固有名詞だ
これは過去になかったんじゃないか?
NHKじゃ歌えないね
山口百恵の歌う♪真っ赤なポルシェ〜もNGだもんな(笑)

ジョン・レノンも「偉大な詩人」だと絶賛していたチャック・ベリー・・・
歌詞のテーマが当時としては斬新で、
ロックの表現する世界を広げてくれた事へのリスペクトだ
それとやっぱり、放課後、車、女の子、ダンス・パーティー・・・
ロックンロールを10代のものにしてくれたのは、チャック・ベリーの歌詞の功績でしょう
当時チャック・ベリーは30過ぎのいい大人なんですがね(笑)

ビーチ・ボーイズもそういった歌詞を継承しているし、
「サーフィンUSA」はチャック・ベリーの「スウィート・リトル・シックスティーン」モロですもんね
ビートルズ「バック・イン・ザ・USSR」も
チャック・ベリー「バック・イン・ザ・USA」からタイトルを頂戴しているし、
ビーチ・ボーイズのコーラスまでパロっているんだから芸が細かい!
ビートルズ・ネタだと「カム・トゥゲザー」が
チャック・ベリー「ユー・キャント・キャッチ・ミー」の盗作ではないか?
と問題になりました
結局ジョン・レノンが「ユー・キャント・キャッチ・ミー」を
アルバムでカバーする事で解決したみたいですが・・・
ジョンのカバーがね〜わざと「カム・トゥゲザー」に
似せて歌ってるみたいで何だか可笑しい♪

著作権の問題というと「メイベリーン」の作者にはチャック・ベリーだけではなく、
アラン・フリードもクレジットされているのが注目だ
もちろん作者はチャック・ベリー以外の誰でもない
アラン・フリードは当時の人気DJだ
白人なんですが、白人のラジオ局で
黒人のロックンロールをかけた伝説の人物ですね
黒人のスラングだったロックンロールという言葉を
世に広めたのもアラン・フリードの功績!
まあ、チェス・レコードの社長レナード・チェスがDJアラン・フリードに、
今イチオシの新人だから、バンバン流してくれよ♪と
依頼したんでしょうね
見返りとして、アラン・フリードが版権の一部を要求した訳だ
レコードが売れる程、印税が入ってくる訳だから、
これは宣伝に力が入るわな・・・
この曲、お陰様で全米5位までヒットしてるんだね〜
まあ他にも、というかDJの皆さんは賄賂が常習だったみたいで
やがてバレて、ラジオから消え去る事になりましたが、
アラン・フリードはロックの殿堂入りを果たしているんですね
ミュージシャンじゃないのに殿堂入りなんて凄いじゃん!
とはいっても、亡くなってからの事ですが

チャック・ベリーの60歳のバースデー・コンサートをプロデュースしたのが
ローリング・ストーンズのキース・リチャーズ
ギターの先生だったんでしょうね・・・恩返しみたいなものか?
その模様は、映画「ヘイル!ヘイル!ロックンロール」に収められています・・・これは必見!
キースとチャック・ベリーの確執?が面白い
エリック・クラプトンもバンドの一員として出ているし、
チャック・ベリーにジョン・レノンの息子としてしか
見られていないジュリアン・レノンが可哀想(笑)
インタビューも豪華な顔ぶれで、前出のロイ・オービソン、
ボ・ディドリー、ジェリー・リー・ルイス・・・
リトル・リチャードがやたらハイで、これには引いたな〜(笑)
ブルース・スプリングスティーンも妙に はしゃいじゃって(笑)
少年に戻ってるんだろうね 「ボス」の面影がない
あのギターのリフは何処から来ているのか?なんて
マニアックな話も満載で最高です

映画とは関係ないんだけど、ジャズで「イン・ザ・ムード」って曲があるでしょう?
あのイントロを聞くと、チャック・ベリーのリフみたいだなと思ってしまうんだ
俺だけかな?(笑)
別のインタビューでは、作曲について聞かれてるのに、
チャック・ベリーは歌詞の事しか答えていない
まるで、メロディなんて考えた事ない、
ただブギのリズムに歌詞を乗せただけだ・・・と言わんばかりなんだ
なるほど〜これはなかなか興味深い話です


1955年はロックンロール初のヒット曲と言われる
ビル・ヘイリーと彼のコメッツ「ロック・アラウンド・ザ・クロック」、
ファッツ・ドミノ「エイント・ザット・ア・シェイム」、
チャック・ベリー、リトル・リチャード、ボ・ディドリーのデビューと賑やかだ♪
翌年にはサン・レコードからRCAに移籍したエルヴィス・プレスリーが
「ハートブレイク・ホテル」で全米を、そして世界中を
ロックンロールの時代に変えて行くのだ・・・

もちろん、俺はまだ生まれていないけどね(笑)
リアルタイマーの方、御教示下さい・・・
いないか?そんな人(笑)
紫の炎

紫の炎

Deep Purple
Burn
1974



ディープ・パープル第3期始動!
新加入デヴィッド・カヴァデール、グレン・ヒューズが高らかに歌い上げています
♪バーーーーーーーーン!
(タマホーム 笑)
YouTube


寒いね〜老体にこたえるわ〜
やっぱり北海道の冬はルンペン・ストーブだ!(笑)
あれ、あったかかったんだよな〜
小学校では石炭当番というのがあったりしたもんね…
アノラックにミニスキー…
スキー遠足に雪中運動会…
元気だな〜(笑)寒くなかったのか?
やはり現状を受け入れて、尚且つその状況を楽しむ…なかなかいい教育だ…ロックだな(笑)

ウ〜ン、日々の生活を綴るマトモなブログらしくなってきたぞ?!
余りに寒いので、少しでも暖をとろうと…
それで今回は「紫の炎」にしてしまった…という前フリでした

ディープ・パープル1期、2期、3期…これはメンバー・チェンジで区分されています
偶然にもヴォーカルとベースが入れ替わっているんだね
全盛期と言われるのは2期ですが、リアルタイムで聞いた3期も個人的に愛着があるんです
デヴィッド・カヴァデールのソウルフルなヴォーカル(格好いいぜ!美声)と、
ベース担当のグレン・ヒューズの(イアン・ギランの後継にふさわしい)ヒステリックな高音ヴォーカル…
「紫の炎」は二人のヴォーカリストの新しい魅力に溢れています

イアン・ペイスのドラムも大活躍で、ドラムだけ聞いていても楽しめる…ライブ・バージョンでもこれくらい手数多くやってくれたら嬉しいんですが…(笑)

早速シングル盤を買ってきましたが、すぐにLPも入手しました
何故か?…それはLPでの(裏ジャケットに書かれていた)この曲の収録時間が6分オーバーだったからなんです
あれ?シングルは4分台だったぞ…シングルは編集されていたのか?!…ウ〜ン、コンプリートで聞きたい!
という訳です
シングルはフェイドアウトしてますが、アルバムでは格好いいエンディングが聞けて大満足です
これはいい!いい買い物でした

その後もシングルはたまに聞いていたんです…シングルは回転数の違いなのか、録音レベルが高くて音がいいんです
気のせいかな?とも思いましたが、80年代に12インチ・シングル(LPサイズのジャンボ・シングル。33回転ではなく、通常のシングル同様45回転)というものが持てはやされて…やっぱりそうなんだ!と納得でした

ディープ・パープルは当時の他のロック・バンドと比較すると(大抵はレッド・ツェッペリンと比較されていた)、ブルースの影響が少ないし、カントリーの要素は全く見られない
ギターのリッチー・ブラックモアの趣味なのか、クラシックとロックンロールの二本柱だ
「紫の炎」はバッハのコード進行が使われているというのが売りだし、「チャイルド・イン・タイム」もボレロが効果的に使われていたしね
それと「水戸黄門」の主題歌「あぁ人生に涙あり」、
冨田勲作曲の「ジャングル大帝」OPが、
日本人が知っておくべき新・3大ボレロの活用例とさせて頂きます
御静聴ありがとうございました(笑)

やはりキーボーディストはピアノの教育を受けた人が多いのか、プログレだとクラシックの影響大なんだが、
ハード・ロックでは珍しいのかもしれない
まあハード・ロックになってしまったのはジョン・ロードの意思じゃないみたいだからね

パープルの曲の進行…テーマ(歌)→ソロ(キーボード、ギター)という構成に親しんでいたせいか、後でモダン・ジャズを聞くようになった時にスンナリ入る事ができたんだと思うよ

デヴィッド・カヴァデールは無名の新人だったんだよね
オーディションでビートルズの「イエスタデイ」を歌って合格…この選曲はちょっと…?だが (笑)
リッチーはカヴァデールのヴォーカルは気に入ったが、ルックスが…バンドのフロントに立つにはNGだと判断したらしい
とにかく痩せろ!そのニキビ面を何とかしろ!顔は…整形するしかないな!
…こうしてセックス・シンボルは誕生したのでした

新加入の二人は作曲能力も高かったんだが、R&B、ファンク色が強くて…
嫌気がさしたリッチーのパープル脱退を招いてしまう結果に…
結局3期は2枚しかスタジオ・アルバムを発表していない
それでも「紫の炎」と「ミストゥリーテッド」という傑作曲を残している
「ミストゥリーテッド」はパープルには珍しいブルース曲
これはカヴァデールのみの歌(グレンちゃんはお呼びでない…という事だね)
リッチーはパープル脱退後のレインボーで、カヴァデールはパープル解散後のホワイトスネイクで、それぞれが演奏しているお気に入りのナンバー
ギターも歌もたっぷりと聞かせてくれるんだ

パープル解散後は、普通はリッチーの後を追ってレインボーに流れる…
イヤ、もちろんレインボーは聞いたさ!
でもイアン・ギラン・バンドやカヴァデールのソロにハマってしまったんだ…(笑)
なかなか面白い事やってるんだけどね…まあいいや
ディープ・パープルが再結成したのって80年代だよね?
まだ続いているみたいだから凄い…もうオリジナル・メンバーは一人もいないんじゃないの?それも凄いけど(笑)
セックス・マシーン

セックス・マシーン

James Brown
Get Up I Feel Like Being Like A Sex Machine
1970



ザ・ゴッドファーザー・オブ・ソウル、ザ・ハーデスト・ワーキング・マン・イン・ショウ・ビジネス、ソウル・ブラザー・ナンバー・ワン、ファンキー・プレジデント、セックス・マシーン、ミスター・ダイナマイト
レディーズ・アンド・ジェントルメン、ジェイィイイイィムズ・ブラウンンンンン!



JBのニックネームはまだまだたくさんある
これはMCのボビー・バードがいろいろ考え出したんだろうね
「ショウビジネス界一の働き者」ってのがいいな〜(これは和訳されてるしね)
ワン・ナイターで年間350回(!)公演していたらしいから当然ですが、このWorkには「よく動く」って意味も含まれてるんじゃないだろうか?
確かにJB、よく動きます(笑)
ダンスというよりムーヴ…足の動きが凄い
マイケル・ジャクソンがお手本にしていたのは有名な話です

あとJBのパフォーマンスといえばマント・ショウですな…力尽きて倒れるJBにMCがマントを掛ける…
ボクサーにタオルが投げられたように、MCに肩を抱かれたJBがトボトボと退場…
と思いきや途中でマントを投げ捨て、JB復活!
毎回のお約束ですが、一回、二回じゃなく、三回、四回とやるのがいいんだな〜(JB初のヒット曲「プリーズ・プリーズ・プリーズ」のライブ映像で見れます)

JBといえば「ゲロッパのおじさん」として有名ですが、(映画「ブルース・ブラザーズ」のファンキーな神父役も最高!)
ゲロッパはこの「セックス・マシーン」から来ています
Get Upですね
語尾にaが付くんです
ゲラッパ…次の「シーン」もシーナ、「マシーン」もマシーナとJB節全開です

ファンクの誕生とされているのがJBの「アウト・オブ・サイト」「パパのニュー・バッグ」なんですが、まだスリー・コードのブルースなんですね
そこへ行くと、この「セックス・マシーン」は究極のワン・コード!
(ブリッジでコード・チェンジはありますが)
ファンクの完成形といえるナンバーになっているんです
YouTube
ファンクとは何か?誰かに聞くよりも、この曲を感じてほシーナ(笑)
ベースとドラムは通常リズム・セクションと言われていますが、ここではすべての楽器がリズム・セクションなんです
ギターもホーン・セクションも、もちろんJBの歌もそうです
ワン・コードでリズムだらけ…そう、アフリカ音楽への回帰…先祖帰りだ
ワン・コードだから、ループのようにいつまでも終わらない…好きなだけやれるのだ

「ゲラッパ」「ゲローナ(Get on up)」…盟友ボビー・バードとの掛け合いも最高〜
ギターとベースはキャットフィッシュ&ブーツィのコリンズ兄弟(ファンクの重要人物です)
クールなピアノはJBが弾いてます…ちょっとだけよ(笑)


JBはマッチョなシャウトというより、ヒステリックなスクリームの印象が強い
この曲じゃないけど、ヒッミー(Hit Me)とかグッゴッ(Good God)…掛け声がナイス
この曲は歌の合間に「ブリッジに行くぞ」とバンドに指示を出してるのがいい
ブリッジ…普通はサビ(英語ではコーラス)前の「架け橋」という意味でBメロを指すんだが…
この曲はヴァース(Aメロ)もコーラスもあってないようなもんだけどね…
だからと言って演奏をミスったら罰金ですからね〜JBはバンドに厳しいのだ

JBのシングルはA面がパート1、B面が同じ曲のパート2というのが多い
(アルバムには通しで収録)
80年代だと12インチ・シングルという手もあったんだろうけどね…まあロング・バージョンの走りですな

歌詞は(笑)…まあ、セックス・マシーンみたいだ…って事だから、
セックスそのものズバリではなく、セックス・ マシーン(電動コケシ?)を比喩にしたダンスの歌とも解釈できなくもない…のが救いかな?
それでもShake your money makerってフレーズは酷いな(笑)
ケツを振れ!って事なんだろうけど…
まあ成人の日も近いという事で…
成人の皆さん、大目に見て下さい…
夜汽車よ!ジョージアへ…

夜汽車よ!ジョージアへ…

Gladys Knight & The Pips
Midnight Train To Georgia
1973



グラディス・ナイト、全米が泣いたナンバー・ワン・ヒット!
ピップスのコーラスが盛り上げてくれます…夜汽車よ、ジョージアへ!

https://youtu.be/Zh_Sz-8zlAY

グラディス・ナイト&ザ・ピップス、日本では次のシングル「イマジネーション(つきせぬ想い)」の方がヒットしましたね〜ディスコで人気でした
ディスコでヒットするとロング・ヒットになるんです…ここ重要ですよ
ピップスも踊りまくっています

グラディス・ナイト(女性です)の歌い方、好きだな〜
ソウルというよりゴスペルだ
ピップス(男性陣)は身内なんです…ピップスとのコール&レスポンスがいいんだな〜
コーラスというよりデュエットみたいなんだ
コーラスの♪フッフー!がお気に入りです(汽笛のつもりなんでしょうか?)


コール&レスポンス…
これはアフリカ音楽では伝統的に行われている
奴隷だった時代も集団作業の際にワーク・ソングを歌っていたので受け継がれてきたのだ
白人はアフリカの伝統は禁止したはずだが、
(歌わせた方が仕事の能率が上がるため)自分達に都合のいいものは奨励したんだね
音頭取りがエーンヤコーラと歌う
続いて全員がエーンヤコーラと歌う
音頭取りは即興もまじえてドッコイコーラと歌う
他の連中はエーンヤコーラを繰り返す
早い話、タモリの「ソバヤ」を聞けば5秒で理解してもらえるんだけど(笑)
ジャズでも楽器でコール&レスポンスしていたりするから、なかなか根強いものがあります


「夜汽車よ!ジョージアへ…」
スターを夢見てロスに出てきた男…夢破れて、故郷のジョージアへ帰ろうとしている…そんな男を慕い、ついて行く女…
そんな女性の心情が歌われているんです

いいね〜♪
これは歌詞がわからないとね〜アメリカで大ヒットして、日本では中ヒットというのはそのせいか?
夜汽車に乗って…というのもいいね〜演歌の世界に近いかな?
グラディス・ナイトは60年代から活躍しているから大御所だ…北島三郎あたりのポジションか?
グラディス・ナイト本人もジョージア出身である事、この曲での帰る故郷がジョージアというアメリカ南部である事…
この設定がいい味出しているんです
演歌でも失恋した女は北へ向かう事になっていますからね(笑)
ここ重要ですよ(笑)
アイ・ジー・ワイ(素敵な世界)

アイ・ジー・ワイ(素敵な世界)

Donald Fagen
I.G.Y.
(What A Beautiful World)
1982



ドナルド・フェイゲン、スティーリー・ダン解散後の初のソロ・アルバム…傑作「ナイトフライ」
オープニングを飾るのがこの曲だ
これは最高にグルーヴィーなナンバー!
洗練されたレゲエ・ビート、シンセ・ハープが未来へのノスタルジーを奏でている…


スティーリー・ダンも好きでしたね
名前は知っていても聞いた事がないっていう人が多いけど…
シングル・ヒットが少ないもんな〜
74年の「リキの電話番号」が最大のヒット曲かな?この曲で知りました
アルバムの方が有名だよね
「彩(エイジャ)」だ
このジャケットは見覚えがあるはず…
ロックの名盤に数えられているしね
まあロックというよりクロスオーバーと言った方がいいのかもしれない
ジャズのイディオムが取り入れられているんだ
スティーリー・ダンはそういった作風なのが一貫しているし、ロックもジャズも好きな人にはたまらないんです

スティーリー・ダンの中心人物がウォルター・ベッカーとドナルド・フェイゲンで、一応他にメンバーを入れてバンドとして活動はしていたんだが…
ドナちゃんがね〜ライブを嫌がるんですね
ツアーなんて、もっての他
MCもヤダ…なんて人なんです
レコードでもドナちゃんがヴォーカルなんですが、ヴォーカルなんてやった事ないし、イヤだと言い張ったらしい…つくづく作曲家志向の人なんですね
レコードでも完全主義者で、メンバーの演奏をスタジオ・ミュージシャンのものに差し替えたり…
そんなこんなでメンバーには愛想をつかされ(クビにしたとも言われている)べッカー・フェイゲンの2人だけになってしまいます
そこで腕利きのミュージシャンを集めてレコーディングするようになるんですね
アルバム「エイジャ」もそうです
もはや2人が演奏していない曲もありますからね
開き直ると怖いものなしですな〜

ドナちゃんのヴォーカルは不思議だ
必要以上に主張しない…印象に残らないんだ
バックのサウンドの邪魔をしていない…いや、サウンドがバックなんて思っていないんだろうな
下手なヴォーカルだったら目立ってしまうしね…なかなかツボを押さえているんだよ

曲も転調しまくりで、かなりひねくれている
歌詞もシニカル…皮肉たっぷりで、やっぱりひねくれているよ
批評眼が鋭い…これが完全主義者だね

という訳で、ドナちゃんのソロ・アルバムです
基本的にはスティーリー・ダンと何も変わってはいません
ただこのアルバムは一応コンセプトがあるみたいです
どの曲も十代の若者が主人公になっているんですね
それを大人になったドナちゃんがシニカルに見つめているという構図です
決していたずらにセンチメンタルになって懐かしんでいる訳ではない…この辺のひねくれ具合がロックだね!

「I.G.Y.」International Geophysical Year(国際地球観測年)は1957年から行われた科学プロジェクト
科学の発達で未来は明るいと信じていた時代…
アポロ計画…人類を月へ!…宇宙開発には夢と憧れがありました
鉄腕アトムは2003年に生まれたという設定でしたしね…
21世紀!…あの頃夢見ていた未来は一体何処へ行ってしまったのか?

https://youtu.be/GiCDidzmmL8

♪〜素晴らしい時代がやってくる…
サビでドナちゃんが歌っています
当時へのノスタルジーと失われた未来へのノスタルジー…
この曲での未来は1976年なんですね(歌詞に出てきます)
発表されたのは1982年ですから、当然皮肉も感じられます
それでも未来へのビジョンはあった方がいいんじゃないの?って言ってるようにも聞こえるね
ウ〜ン、ノストラダムスの大予言、あれがいけなかったんじゃないか(笑)
1999年人類滅亡じゃあね〜21世紀もクソもないもんね(笑)


このアルバムのジャケットがまた素晴らしい!
只今、このブログのプロフィール画像にパクらせていただいております(笑)
アルバム・タイトルの「ナイトフライ」という曲、主人公がDJなんですね
午前4時…タバコ片手のDJ…独特の世界があります
ブログを始めて、思ったんです
見えない誰かに語りかける…ブログというものはラジオみたいだなと
マルタツはタバコも吸うし、丁度いいんじゃね?と思った次第です
ダメ?(笑)
クレイジー・ホース

クレイジー・ホース

The Osmonds
Crazy Horses
1972



オズモンズ、暴れています
アイドルだってハード・ロックやっちゃいます
今年の干支は午だ
馬の曲で行こうじゃないか?!
マルタツの新春放談スペシャルだ
Let's Go Crazy

https://youtu.be/qMM3MgS4yxc

オズモンズ…オズモンド・ブラザーズは日本ではカルピスのCMでお馴染みでした
ドラマ「肝っ玉かあさん」「ありがとう」ですな(古いね!)
ドラマの劇中にもカルピスが出てくるんだから(笑)
(当時は一社提供の番組が多く、スポンサーの力も大きかったんです)
CMで好感度がアップしたのか、日本では末っ子のジミーが人気ありました
同じ兄弟グループにジャクソン5がいますね
こちらは黒人で、マイケルが一番人気
オズモンズではダニーだったんだけど…
やっぱりアイドルは若くて初々しい方がいいのか?
変声期の問題もあるしね…フィンガー5もそれでリード・ヴォーカルを晃に交替したっていうし…

そういえばビージーズもギブ兄弟だね
ビーチ・ボーイズはウィルソン兄弟だけじゃないし…意外に兄弟だけってのは少ないのか?
やっぱりファミリー・グループはコーラスが売りなんだね
カーペンターズ、ぴんから兄弟、狩人…2人組ならたくさんいそうだ
パートリッジ・ファミリー?いたね〜
ドラマでは家族だったけど、あれは本当の家族じゃないからな〜残念でした


オズモンズ、この曲は自作のハード・ロック・ナンバーです
これは相当なものだよ
アイドルだってなめてると、人生損するね
とは言え、馬の曲というお題がなければ、すっかり忘れていた曲だったが(笑)
当時のお気に入りだったよ
馬のいななきが入るんです(シンセサイザーかな?)
なかなかファンキーな事をするねぇ〜
よくできた楽曲だよ
改めて聞くと、そこはかとなくピンク・レディーの曲みたいなんだ(都倉先生、パクりましたか?)
これはオズモンズのイメージを痛快に裏切ってくれたゴキゲンなヒット曲!
イカれた馬たちだよ、ヒヒ〜ンヒヒ〜ン…


歌って踊って、楽器もこなす…これはジャニーズもお手本にしていただろう…当時だとフォーリーブスだね
そういえばフォーリーブスの「ふたりの朝」はオズモンズの楽曲だったよ

YouTubeにはフィンガー5の「クレイジー・ホース」がアップされている…お手本はジャクソン5だけじゃなかったんだね〜
オズモンド・ブラザーズとジャクソン5…どちらも同時期から活動している
テレビはオズモンド・ブラザーズの方が先だ(アンディ・ウィリアムス・ショーにレギュラー出演)
レコード・デビューはジャクソン5が先で、オズモンズはジャクソン5の白人版として売り出されている(ジャクソン5みたいな曲調だしね)
その後オズモンズは自作曲や楽器演奏(ジャクソン5はギターとベースのみ兄弟が担当)で差別化、独自の道を模索した訳だ
一方ジャクソン5は自作曲の発表をモータウン・レコードに許されず、エピックに移籍…ジャクソン5という名前も押さえられ(加勢大周と同じだね)、ジャクソンズと改名…

子供のスターが大人のスターになるのは難しい
あの人は今?になってしまう
その点、マイケルはウマくやったね!




<ボーナスお年玉トラック>
アメリカ「名前のない馬」が次点でした
あと思いついたのがジョージ・ハリスン「ダーク・ホース」、ローリング・ストーンズ「ワイルド・ホース」
邦楽だと、よしだたくろう「馬」
競馬カンケイで「さらばハイセイコー」「走れコウタロー」
CMソングで♪馬〜のマークの参考書…ってのもありましたね

他にもあるぞ?!という方、まだまだ募集中です
是非コメントして下さい
ジャンピン・ジャック・フラッシュ

ジャンピン・ジャック・フラッシュ

The Rolling Stones
Jumpin'Jack Flash
1968



祝!ストーンズ来日!

マルタツのリッスン・トゥ・ザ・ミュージック、2014年初頭は「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」で行くぜ!
♪ウォンチュ!



まったりな正月気分もいいんだが、どうもシャキっとしない…
一年のスタートなのにこんなテイタラクでいいのか?
何を隠そうワタクシは年末の仕事がハードな事もあって、年始はいつも燃え尽き症候群気味なのだ…
といって正月も休めない…グチっぽくなってしまうぜ
どうもイカン、喝を入れてやる!
ウ〜ッ…喝!(シブがき隊だ)
どうもダメだ…やっぱり、この曲だな!
♪I'm Jumpin'Jack Flash,It's A Gas,Gas,Gas〜

https://youtu.be/pCHWH3DbnrE

ストーンズの代表曲だ
さてはストーンズにはうるさいマニアが多いので、メジャーな曲で逃げたな?!
正直それもありますが(あるのかよ?)、やっぱりこの曲、カッコイイんです
自分を解放してくれるというか…
ルーズな乗りが全て許容してくれるんです
ハードな音が全て肯定してくれるんです
これぞロックンロール!
嬉しくなるんです
♪ウォンチュ!(「星降る街角」じゃないぞ)


ストーンズのグルーヴは独特だ
タメが効いている…モタっているという噂もあるが…(笑)
ブルースを血肉化しているのだ!
最近はチャーリー・ワッツもドラム・マシンに合わせて叩いているらしく、ジャストなビートになっている…物足りなく感じるのはそのせいかな?
アレ?祝・来日と言ってる割には随分と否定的だぞ?!(笑)


この曲はストーンズにとっても起死回生な曲なんじゃないだろうか
サイケなアルバムの後の仕切り直しだ
PVにはミッシェル・ポルナレフみたいな人も映っているね(笑)
まだこの頃はオリジナル・メンバーで頑張っていたストーンズ…
スウィンギン・ロンドンなんて浮かれていた時代でしたが、麻薬所持でメンバーが続々と逮捕…
ミックは憤慨して「俺達は見せしめにされたんだ」と語ってましたが…確かにありそうな話です
そしてこの曲がリリースされました
秩序なんかクソくらえ!そんな勢いを感じます

ビル・ワイマンの本には「この曲のリフは俺が考えたんだ!」と書いてあります…作者はジャガー・リチャードとなっていますが…これもありそうな話ですね
(リフはアレンジであって、メロディではないから大丈夫…と誰かに入れ知恵されたっぽい)


この曲のタイトルのジャンピン・ジャック・フラッシュというのもなかなかクセ者だ
意味がよくわからない
ハニー・フラッシュならわかるんだけどね(笑)
レコードの対訳だと、稲妻野郎とか冗談野郎とかありましたな〜
トランプ?まあロイヤル・ストレート・フラッシュとかあるし、ジャックもあるから…ポーカーでもしていて思いついたのかも
キースのインタビューでは、庭師のジャックを(いつも跳び回っているから)ジャンピング・ジャックだとミックに紹介したら、突然稲光が…
そこでミックがジャンピング・ジャック・フラッシュだ!とか言ったとか言わないとか…
ジャンピング・ジャックはヘロインだという説もある
いろいろへヴィーだったけど今はオーライだ…って歌詞だから、ヘロインでヘロヘロになっている可能性もあるね
ジャンピング・ジャックは操り人形の事だから、それを自虐的に笑い飛ばしている…なるほど
まあ諸説あるが、これも音楽の楽しみ方の一つだよね
英語の歌詞にはダブル・ミーニング、トリプル・ミーニングもあったりするから…正直どうでもいいのだ(笑)
ブルース・リーも「考えるな!感じるんだ!」と言っていたんだから、問題ない、これでいいのだ(強引な奴だな…俺か?!)


Gasも冗談と対訳されているのが多い
ガスになった…チャラになった…サイコーだぜ宸チて感じかな
最後はミックの言葉で締めよう…「この曲は全能感を与えてくれる…自分を鼓舞してくれるんだ…きっと聞き手もそうだと思うよ!」
想い出のフォトグラフ

想い出のフォトグラフ

Ringo Starr
Photograph
1973



リンゴ・スター最大のヒット曲、ジョージ・ハリスンとの共作
「想い出のフォトグラフ」です


この頃ってビートルズ再結成の噂が多かったな〜
リンゴのアルバムのせいかもしれない
ジョン、ポール、ジョージの3人が参加していたりするんだもんね
これは再結成を望むファンがぬか喜びしてもやむを得ないね
俺は全然期待してなかったけど(笑)
友達には多かった・・・期待と失望の繰り返しでね
リンゴにしてみれば、ビートルズの曲よろしく「友達にちょっと助けてもらった」という事なんだろうね
リンゴの人徳だ・・・オールスターズ・バンドで活動できるくらいだもんな〜
なかなか出来る事じゃありません
まあ、ドラマーがリーダーだと、ああいう形しかないのかもしれないが・・・
リンゴ、ゴメン!


この曲はレノン・マッカートニーならぬ、ハリスン・スターキー作品なのがいいね
ジョージらしいし、リンゴらしい
派手さはないけど、味で勝負だ
歌が下手なのも目立たない曲になっているし・・・
リンゴ、ゴメン!


http://www.youtube.com/watch?v=3MubU8qHutY


恋人との別れ・・・手元に残ったのは一枚の写真・・・
ヨリを戻したいけど、無理なのはわかっている・・・


センチメンタルな曲だけど、今改めて聞くといいんだ
歳を取ると、いろいろな人を思い出すものだね
出会いと別れが増えていくんだから致し方ない・・・
写真ね〜俺は殆ど持っていない
でも秋に大学のクラブのOB会があって、懐かしい写真を見せてもらったら・・・
まあ泣けるね(笑)
ビックリしたのが昔の自分の写真だ・・・あれ?こんなに格好よかったっけ?
(美化しすぎか? 笑)
昔の楽しそうな自分が今の自分に語りかけてきた・・・
アンタ、人生は楽しいかい?
若造は生意気なものだね


今年ももう終わり・・・あっという間だったな〜
時の流れは誰にも止められない
行く年来る年だね
今年の紅白歌合戦は、新沼謙治が出ると思ったんだけど・・・
(自作曲が音楽の教科書に載ったと、テレビで見たのになぁ)
まあ、どうでもいいか(笑)
良いお年を!
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