ゲッティング・タイター
Deep Purple
Gettin' Tighter
from the album - Come Taste The Band
1975
ディープ・パープル第4期です
過去に2期、3期を取り上げているので、これで再結成前のパープルはコンプリートだ!
イヤ、1期を忘れているぞ(笑)
1期も1枚アルバムを持っていました・・・「V」をジャケ買いしたんですが、なかなか好きですね
でもディープ・パープルのファンには勧められない・・・いわゆるパープルらしいハード・ロックじゃないからなぁ
やはりディープ・パープルといえば、2期のイメージが強烈に焼きついてしまっているからね
4期では看板ギタリストのリッチー・ブラックモアが脱退して、新加入のトミー・ボーリンが参加している
リッチーのいないパープルなんて・・・そういう人は多い
まあ、そういう人はリッチーが脱退後に結成したレインボーに流れていったという訳だ
自分は3期がリアルタイムだったので、ヴォーカルのデヴィッド・カヴァデールを後追いしたのかもしれない
という訳で4期パープルも大好きです・・・とはいってもスタジオ・アルバムは1枚しか発表していませんが(笑)
リッチーがパープルを脱退したのは、3期で新加入したカヴァデールとベースのグレン・ヒューズがファンキーなプレイ、作曲をするのが気に食わなかったらしい
同じ黒人音楽でもロックンロール、ブルースは許せるが(ブルースがハード・ロックの原型だろう)、チャラチャラしたR&Bは受け付けないという事だろう
今でこそそういった音楽はミクスチュアと呼ばれたりするが、当時はファンも頑なに受け入れていなかった気がする
ハード・ロックの様式美は既に完成されていた・・・その代表的なバンドだったディープ・パープルだからこそ、新機軸は許せないという事だろうか
やっぱロックだぜ♪なんて言っていても、意外に保守的なんだよ(笑)
カヴァデールのソウルフルなヴォーカルは好きだったな
前任のイアン・ギランはヒステリックな歌い方だったしね
リッチーが嫌っていたのはグレン・ヒューズだと思うな
曲もファンキーだし、ベース・プレイがライブ・バージョンだと二割増しでファンキーになっていて、
完全にロックから逸脱している
またグレン・ヒューズのヴォーカルがイアン・ギランの上を行く、やかましい高音
イアン・ギランが脱退して、ヴォーカルを探していたパープルのメンバーに、
「俺が歌えるんだから、いらないだろう?」と言ったという自信過剰な奴なんだ
メンバーとしてはどうかと思うけど(笑)、曲はいいと思ったよ
ただし、ハード・ロックの範疇じゃないね
アルバム「カム・テイスト・ザ・バンド」で聞かれるトミー・ボーリンのギターは最高だ♪
自由奔放なプレイをしていて、ギターを聞くだけで楽しめる
もっと評価されてもいいギタリストだね 歌もちょっとだけ歌っているよ
イーグルスのジョー・ウォルシュも在籍していたジェイムス・ギャングで活躍していたトミー・ボーリン・・・
ソロ・アルバムでは見事に、ハード・ロックのハの字もない
ジャズなんかをプレイしていて、ジェフ・ベックにだって負けていない
4期パープルで来日した時は、左手を怪我したとの事で、手抜きプレイでファンの心証を悪くした
売れるからって、そんなのライブ盤にするなよ〜(笑)
そして実は怪我じゃなく、質の悪いドラッグを注射して動かなくなったというのが真相らしい
結局、ヘロイン中毒で若くして亡くなってしまった
2枚目のソロ・アルバムのジャケットの文字「富墓林」(トミー・ボーリンのつもりだろう)が、なんとも不吉だね
ディープ・パープル解散はトミー・ボーリンが亡くなったから・・・と思っている人も多いけど、在命中に既に解散していたんだ
ドラッグに溺れていたボーリンとヒューズに、カヴァデール、ジョン・ロード、イアン・ペイスの3人は付き合いきれなかったという事だろう
(この3人は数年後、ホワイトスネイクというバンドでまた一緒に活動する事になる)
やっぱりいつまでも「ディープ・パープル」という看板を掲げていたのが間違いの元だったんじゃないだろうか
音楽性が変化しているんだし、完全に別なバンドとして活動できれば良かったのにね
まあ、そうも言ってられないのが「しがらみ」って奴かな・・・人生、いろいろあるんだ(笑)
「Gettin' Tighter」はボーリンとヒューズの合作
ボーリンのリフが最高にファンキー♪ 新感覚のロックだ
ヒューズのソロ・ヴォーカル曲になっていて、カヴァーデールの出番はナシ・・・
これはシングルにはなっていないが、ファンには愛されている曲
ディープ・パープルというバンドの曲でなければ、もっと評価されていたかもしれないね
これは年末になって、仕事がだんだんタイトになってきたぞ〜!という歌です(ウソです 笑)
タイトになるなら、なってみろ!イヤ、やっぱり程々にしてください♪
「Gettin' Tighter」
Gettin' Tighter
from the album - Come Taste The Band
1975
ディープ・パープル第4期です
過去に2期、3期を取り上げているので、これで再結成前のパープルはコンプリートだ!
イヤ、1期を忘れているぞ(笑)
1期も1枚アルバムを持っていました・・・「V」をジャケ買いしたんですが、なかなか好きですね
でもディープ・パープルのファンには勧められない・・・いわゆるパープルらしいハード・ロックじゃないからなぁ
やはりディープ・パープルといえば、2期のイメージが強烈に焼きついてしまっているからね
4期では看板ギタリストのリッチー・ブラックモアが脱退して、新加入のトミー・ボーリンが参加している
リッチーのいないパープルなんて・・・そういう人は多い
まあ、そういう人はリッチーが脱退後に結成したレインボーに流れていったという訳だ
自分は3期がリアルタイムだったので、ヴォーカルのデヴィッド・カヴァデールを後追いしたのかもしれない
という訳で4期パープルも大好きです・・・とはいってもスタジオ・アルバムは1枚しか発表していませんが(笑)
リッチーがパープルを脱退したのは、3期で新加入したカヴァデールとベースのグレン・ヒューズがファンキーなプレイ、作曲をするのが気に食わなかったらしい
同じ黒人音楽でもロックンロール、ブルースは許せるが(ブルースがハード・ロックの原型だろう)、チャラチャラしたR&Bは受け付けないという事だろう
今でこそそういった音楽はミクスチュアと呼ばれたりするが、当時はファンも頑なに受け入れていなかった気がする
ハード・ロックの様式美は既に完成されていた・・・その代表的なバンドだったディープ・パープルだからこそ、新機軸は許せないという事だろうか
やっぱロックだぜ♪なんて言っていても、意外に保守的なんだよ(笑)
カヴァデールのソウルフルなヴォーカルは好きだったな
前任のイアン・ギランはヒステリックな歌い方だったしね
リッチーが嫌っていたのはグレン・ヒューズだと思うな
曲もファンキーだし、ベース・プレイがライブ・バージョンだと二割増しでファンキーになっていて、
完全にロックから逸脱している
またグレン・ヒューズのヴォーカルがイアン・ギランの上を行く、やかましい高音
イアン・ギランが脱退して、ヴォーカルを探していたパープルのメンバーに、
「俺が歌えるんだから、いらないだろう?」と言ったという自信過剰な奴なんだ
メンバーとしてはどうかと思うけど(笑)、曲はいいと思ったよ
ただし、ハード・ロックの範疇じゃないね
アルバム「カム・テイスト・ザ・バンド」で聞かれるトミー・ボーリンのギターは最高だ♪
自由奔放なプレイをしていて、ギターを聞くだけで楽しめる
もっと評価されてもいいギタリストだね 歌もちょっとだけ歌っているよ
イーグルスのジョー・ウォルシュも在籍していたジェイムス・ギャングで活躍していたトミー・ボーリン・・・
ソロ・アルバムでは見事に、ハード・ロックのハの字もない
ジャズなんかをプレイしていて、ジェフ・ベックにだって負けていない
4期パープルで来日した時は、左手を怪我したとの事で、手抜きプレイでファンの心証を悪くした
売れるからって、そんなのライブ盤にするなよ〜(笑)
そして実は怪我じゃなく、質の悪いドラッグを注射して動かなくなったというのが真相らしい
結局、ヘロイン中毒で若くして亡くなってしまった
2枚目のソロ・アルバムのジャケットの文字「富墓林」(トミー・ボーリンのつもりだろう)が、なんとも不吉だね
ディープ・パープル解散はトミー・ボーリンが亡くなったから・・・と思っている人も多いけど、在命中に既に解散していたんだ
ドラッグに溺れていたボーリンとヒューズに、カヴァデール、ジョン・ロード、イアン・ペイスの3人は付き合いきれなかったという事だろう
(この3人は数年後、ホワイトスネイクというバンドでまた一緒に活動する事になる)
やっぱりいつまでも「ディープ・パープル」という看板を掲げていたのが間違いの元だったんじゃないだろうか
音楽性が変化しているんだし、完全に別なバンドとして活動できれば良かったのにね
まあ、そうも言ってられないのが「しがらみ」って奴かな・・・人生、いろいろあるんだ(笑)
「Gettin' Tighter」はボーリンとヒューズの合作
ボーリンのリフが最高にファンキー♪ 新感覚のロックだ
ヒューズのソロ・ヴォーカル曲になっていて、カヴァーデールの出番はナシ・・・
これはシングルにはなっていないが、ファンには愛されている曲
ディープ・パープルというバンドの曲でなければ、もっと評価されていたかもしれないね
これは年末になって、仕事がだんだんタイトになってきたぞ〜!という歌です(ウソです 笑)
タイトになるなら、なってみろ!イヤ、やっぱり程々にしてください♪
「Gettin' Tighter」