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きみの友だち

きみの友だち

You've Got A Friend
Carole King 1971
James Taylor 1971



お久しブリの照り焼き、広川太一郎です(笑)

「きみの友だち」…これはジャンルを越えて、全音楽ファンに愛されている曲だと思いますね
キャロル・キングの作詞作曲で、ベストセラー・アルバム「つづれおり(Tapestry)」の収録曲
同年にジェイムス・テイラーがシングルとして大ヒットさせています
メロディだけでもたまらないのに、歌詞がまた泣かせるんですよね
心温まる曲です♪

キャロル・キングといえば、夫とのソングライター・チーム「ゴフィン・キング」が有名ですよね
「ロコモーション」などを手掛けて、ビートルズにも影響を与えていました
ビートルズが作品をソングライター・チーム「レノン・マッカートニー」名義で発表していたのも、その表れですね
でも皮肉な事に、そのビートルズによって自作自演が主流になってしまって、プロの作曲家だったキャロル・キングは活躍の場を失う事に…
離婚を機にシンガー・ソングライターとしての転身を図る事になります
それまでは作曲中心で、作詞はしていなかったキャロル・キング…
そのアドバイスをしていたのがジェイムス・テイラーだったんですね
そしてジェイムス・テイラーはビートルズが設立したアップル・レコードからデビュー…
なかなか因果なものです(笑)

70年代前半のシンガー・ソングライターの時代を代表する二人ですが、なんと2010年に共演しているんですね
還暦を過ぎた二人…まだ売れていない頃から支え合っていた二人の友情を感じさせます
JT(日本たばこではない)、長髪のイメージだったのに…随分寂しくなってしまったなぁ
後半のアドリブ、掛け合いが最高♪
(「トルバドール」とは、お互いが無名時代に拠点にしていた老舗クラブの名前です)

「You've Got A Friend」二人の共演(対訳付き)

先週末、大学時代のサークルのOB会があったんです
自分にはこんな素敵な、心強い仲間がいたんだ!と改めて思いましたね
まあ普段は会う事もないんだけど(笑)
それでもメールやブログで繋がっていたりする
そしてFacebook…懐かしい人を見つけて、交流できるのはクールだね♪

過去を否定して未来へと向かう…それもいいんですが
50歳を過ぎて、人生を折り返してしまった今、
これからの人生よりも、これまでの人生の方が長くなってしまったんだな〜と思う
過去を否定するのは勿体ない
過去を肯定して、大事にするのもアリだ
過去が現在を形作っていて、そこには仲間達の笑顔があるんだ…

人生、まだまだ先は長いよ?
お楽しみはこれからだぜ!(笑)
Thank you,my friends…See you again♪
また笑い合える日のために、今日を頑張るよ♪
孤独のメッセージ

孤独のメッセージ

The Police
Message In A Bottle
1979



ポリスです
発音はポリースみたいですね…DJの方、よろしく♪
パンク・ムーブメントに便乗してデビューしたポリスですが、パンクというよりニューウェイブに分類されていましたね
レゲエをここまで咀嚼したロック・バンドは後にも先にもないかも…
みんな、つまみ食いはしてましたけど(笑)
セカンド・アルバムのタイトルが「白いレガッタ」 で、ポリスの白人レゲエ宣言でもありますね

当時のレゲエは「ダブ」という、今で言うリミックスが流行していたんですが、
ポリスの「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」なんか、オリジナル・バージョンなのにダブ・バージョンみたいな演奏にしちゃっている
マニアックな事をするなぁ♪
スティングのベースが耳に残る曲ですね

ソロ・アーティストとしても大成功したスティング…
唯一無二の声ですからね〜楽曲もメランコリックで独特な作風だし
でもベースをブイブイ鳴らしながら、強気な発言でも周囲をブイブイ言わせていた、
若いイケイケのスティングはポリスでなければ味わえません

スティングはジャズ・バンド出身で、ドラムのスチュワート・コープランドはプログレ・バンドからの加入
ギターのアンディ・サマーズは後期アニマルズの元メンバー
この3人の生み出すグルーブはパンクを通り過ぎてきた、時代を感じさせるソリッドなものだった
スチュワートのドラミングも変態的なシンコペーションで好きだな♪しかもノリノリだし

日本のレコード会社も頑張っていたよ
「Don't Stand So Close To Me」の邦題が「高校教師」!
確かに歌詞には出てくるんだけどね(笑)
スティングはホントに高校教師だったらしいし…
それと「ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ」
なんと、この時代に日本語でスティングに歌わせているのがエライ!
日本語で歌われると、スティングが可愛く見えるのが面白かったな♪

アルバムはラスト・アルバム(再結成は除く)の「シンクロニシティ」が好きですね♪コクとキレがあるんです
スチュワートもアンディも、それぞれドキュメンタリー映画を制作していて、なかなかの出来です…スティングもやらないかな(笑)

「孤独のメッセージ」はイギリスで大ヒット♪
イントロのギター・リフからして、既にカッコイイ
ちょっと「ウォーク・ドント・ラン」にも似ているから、オールド・ウェーブな(そんな言葉はないですが)ロック・ファンにも受け入れやすかったんだと思うよ

Message in a bottleというのは「瓶入りの手紙」の事
海に流すと、異国に漂流して、異国の人に読まれたりするかもしれない…
そんなロマンチックなイメージを持っていたんですが、この歌の主人公が流すのはSOSという孤独のメッセージ…

このアルバムはレコードを借りて聞いたんです
歌詞、対訳が付いていて、この歌詞に惹かれましたね
レゲエの影響でヨゥヨゥヨゥと入っていますが、それを抜きにすれば意外にヒアリングしやすいんです
オフィシャルな歌詞ではMore lonelinessとなっている箇所は、レコードではMy lonelinessと間違えて記載されていたのを、何故か今でも覚えています(笑)
どうでもいい事は、よく覚えていたりするもんですね

♪無人島に漂流してしまった…この孤独には耐えられそうにない…俺は世界中にSOSを流した…誰か拾ってくれないだろうか…瓶に詰めた俺のメッセージを…

今朝、海岸に出て目を疑った…1000億本もの瓶が打ち上げられていた!
誰もが孤独だという事なのか…誰もが居場所(Home)を探しているんだ…

「Message In A Bottle」

SFみたいなエンディング、この世界観には衝撃を受けましたね
イヤ〜これは下手に映像化しない方がいいね…まだMTVの時代じゃなくてヨカッタ(笑)

スティングのソロ作品「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」でも孤独や疎外感を歌っている
よりソフィストケイトされているから、かえって孤独のタチの悪さを物語っているみたいだ
♪俺はエイリアン(ヨソ者)…ニューヨークのイギリス人なんだ…

現代社会の孤独…何が個人を分断してしまったのだろう?
もしかすると情報化社会のせいかもしれない…
共有できるものは孤独だけなんだろうか?
ネットで発信されているのは無数のSOSなのかもしれないぜ?
…そんなメッセージにも聞こえてしまう曲です

でもSOSを送ったら、送り返された訳ですよね?(笑)倍返しみたいな…
この因果応報…なかなかのブラック・ユーモアだと思います♪


<オマケ>
キャデラックスリムのファンの皆様、大変長らくお待たせいたしました♪
そう、「孤独のメッセージ」といえばキャデラックスリムです
ポリス?あれは「メッセージ・イン・ア・ボトル」だろう?(←すごいヘリクツ…)
ポプコン出場組です
北海道のバンドで、確か帯広出身でしたよね?マゼンタさん
十勝ブロックは中島みゆき、松山千春と大物を輩出していますが、
キャデラックスリムは残念ながら一発屋に終わっています
オールディーズ・バンドみたいな風情だし、プロデュース次第では、チェッカーズみたいになれたかもしれないね
一発屋ならではの輝きがあります♪
「孤独のメッセージ」
15の夜

15の夜

尾崎豊
「15の夜」
作詞・作曲 尾崎豊
昭和58年(1983年)



伝説のアーティスト、尾崎豊
十代でデビューした十代の教祖、若者のカリスマ
そして、それは早すぎた死によって永遠となった…
遺作となったアルバム「放熱への証」のジャケットには、
奇しくも十字架の上に横たわる尾崎豊が描かれていた

マルタツはオザキ信者ではない
尾崎豊がデビューした頃はもう社会人だったしね
もし、当時マルタツが十代だったら、オザキを崇拝していたかもしれない…なんて思う事がある
「北の国から」の純くんみたいにね(笑)

この社会に抵抗する事もできず、やがて従順な飼い慣らされた大人になってしまう…
確かに若い頃は受け入れがたい事だった…
そうなんだよなぁ…オザキは生真面目な奴なんだね
そうでなければ、ここまで突き詰めたりしないだろう
歌詞もストレートだもんな…嘘をついていない
圧倒的な存在感とパワー、狂気をも感じさせるパフォーマンスには大いに魅了されたが、
尾崎豊は、何よりその作品が光を放っているのだと思う

尾崎豊はCBSソニー・オーディションでデビューしているんだね…五十嵐浩晃、堀江淳の後輩になるのかぁ
作詞作曲する前は因幡晃の「わかって下さい」とかを弾き語りしていたらしい
なるほどね…イメージは違うけど、伸びのある美声、張りつめた歌い方は共通しているかもしれない

中学時代に作った初のオリジナル曲が「町の風景」
「街の風景」としてレコード化される際に、ディレクター(浜田省吾を手掛け、自らも作詞する須藤晃)に歌詞を赤ペンで削除されている
その歌詞が凄いのだ!
♪人間喜劇さ…
愛憎の渦だよ…
とてもデビュー前の少年の歌詞とは思えない
父親と短歌を詠んでいたからなのか…非凡な表現力だ
やはり削除には納得がいかなかったらしく、ライブではこの歌詞も歌っている
やはりオザキに妥協は似合わないもんな(笑)

「町の風景」オーディション・テープ+追加録音

美声だなぁ♪それに男前だし…
伝説となるべく、生まれたんじゃないか?とさえ思う
まだこの時点では、ライブで研ぎ澄まされた…あのロック・ヴォーカルではないんだね

尾崎豊のように歌詞が明瞭に聞こえるロック歌手は、過去に日本には存在していなかったような気がする
まるでフォークのように言葉が、メッセージが響いてくる…それは意味を、想いを伝えようとしているからだろう
しかし決してフォークのように言葉に持たれかかってはいない…
それが熱いロックを感じさせてくれるのだ♪

デビュー曲となった「15の夜」は、当時17歳だった尾崎豊が14歳の頃を振り返って歌っている歌…
だからホントは「14の夜」というタイトルでなければおかしい
オザキが妥協したぞ?(笑)…語呂が悪いからなんだろうね

リアルタイムを表現した「十七歳の地図」と比較すると、
「15の夜」では過去を俯瞰で客観視しているのが伺える
さらに、そこから「普遍」や「真実」を導こうとしているんだから…なんて強欲な奴なんだろう
「自由になれた」ではなく、「自由になれた気がした」だもんな〜
この認識の深さ…並じゃない

「15の夜」は中学生のオザキが仲間達と家出をした…その実話を歌っていると言われている
しかし、この歌の有名なフレーズ「盗んだバイク」は、実は自転車だったらしい…
オザキ、偽装したのか?(笑)

なるほどね…中学生でバイクとなるとハードルが高いし、自転車ならたくさん放置されてるもんね
それにバイクという英語は自転車を意味するし…いわゆるオートバイはモーターバイクと言わなければならない
つまり、脚色はしていないという事になる(笑)
オザキの奴…なかなか英語のセンスもあるんだな♪

「15の夜」尾崎豊、10代のライブ映像
緊急企画:少女時代、ジェシカ脱退?!

緊急企画:少女時代、ジェシカ脱退?!

正直、ショックが隠せないんですが…マジかよ?!
まあ、報道から一週間が経過したので、そろそろ冷静に取り上げてみようかなと思っています…
K-POPかよ?また随分と無節操な奴だな〜(笑)
まあ、ブログというものは個人の嗜好が少なからず反映されてしまうものなんです
これでマルタツが少女時代のファンだとバレてしまったな(笑)
バレバレついでに長〜くなりそうなので、要注意です


先月末、ジェシカがWeibo(中国版Twitter)で「事務所とメンバーから、もうあなたは少女時代のメンバーではないと通告された…」と、つぶやいた
自分は少女時代の活動を優先させてきたのに、一方的に何故?と…


ジェシカは婚約者とも噂される事業家の支援で、ファッション事業を始める準備をしていた
もちろん、事務所やメンバーの了承は受けていたらしい
しかし、支援のためか予想以上に大懸かりなものとなってしまい、とても少女時代としての活動の片手間にできるビジネスではなくなってしまった
たぶん、ひっきりなしに電話がかかってきて、少女時代の活動に支障をきたしていたのだろう


事務所側からのコメントでは、ジェシカから次のアルバムを最後に少女時代の活動を中断したい旨を告げられたが、
ジェシカの少女時代としての活動の維持が困難な状態となったため、
急遽その時期を繰り上げる事になった…と発表された
まあ、事実を認めた訳だ
微妙な食い違いはあるが、その後は両者ともこの件についてはコメントを加えていない
さすがにどちらも慎重に言葉を選んでいて、そこに「脱退」の文字はない
これからは8人の少女時代として活動していくという事が公式に発表された…


K-POPグループでは脱退やメンバー・チェンジは珍しい事ではない
東方神起なんて2人になってしまったし…(笑)
そんな中、少女時代はデビューしてから7年間、メンバー・チェンジもなく9人で頑張ってきただけにショックが大きいのだ


「解雇」と報じているところもあるが、事務所とそれぞれのメンバーは先月、3年間の再契約を結んだばかり…
寝耳に水とはこの事だ…ジェシカは事務所には所属しているが、もう少女時代のメンバーではないという事になる




少女時代は韓国の人気9人組女性グループ
英語名はGirls'Generation(略してGGとも)
少女たちの時代が来た!というネーミングだ
少女時代の韓国語の読みがソニョシデで、ソシと呼ばれたり、SNSDと表記される事も多い
BoA、東方神起と同じ 大手、SMエンターテイメントの所属だ
SMとは社長の名前、イ・スマンから名付けられている…変な期待はしないように(笑)


オーディションでは歌、ダンスの他に演技、ルックスのコンテストがあり、各部門の優勝者が優先的に入所できる
合宿所のレッスンにも演技や語学があり、
少女時代のメンバーもそれぞれ英語、中国語、日本語を話せるのが頼もしい
韓国ではTVドラマもそうだが、そもそも人口というパイが少ないので、最初から海外を視野に入れているんだね


BoAはアメリカでデビューしたし、SMTOWNという事務所のタレント総出のライブを韓国、日本、中国、アメリカで行っている
今後も世界中で開催される予定だ
YouTubeを積極的に活用した戦略で、今後の展開にも注目させられる音楽事務所です


少女時代は韓国では国民的なアイドルで、TVのバラエティ番組にも数多く出演している
音楽番組の司会、ラジオのレギュラー、CM…
個人でもモデルとして、また女優としてドラマへの出演など大活躍だ
そんな超人的なスケジュールをこなしながら、大学を卒業したメンバーもいる…感心するね


想定外だったのが30代から40代の男性ファンがついたこと…
可愛くてセクシーな女の子達をエロい目で見ている…(笑)
というのも正直あるんでしょうが、
少女時代を見ていると、まるで娘を見ているような愛おしい気持ちも抱かせてくれるんですよね♪
日本語バージョンも発売された「Oh!」では♪オッパ、サランヘ(愛してる)と、そんなファンに応えてくれている
韓国では、年上の男性を親しみをこめて「オッパ」と呼ぶんだそうだ
よく「先輩」と訳されているが、オッパと呼ばれた韓国のオジサン達の喜びようがハンパじゃない(笑)
「お兄ちゃん」といった感じなんだろうね…甘えられているのがいいんだろうな


少女時代のジェシカって、どの子だよ?と思っている人も多いでしょうね
確かに9人もいるから、なかなか名前と顔が一致しない…
それでは長くなってきたので、ここで紹介がてら一息入れますか…
少女時代のライブ映像から、ジェシカのソロを楽しんでください♪


「Barbie Girl」英語で歌っています(メンバーのジェシカとティファニーの二人は、アメリカで生まれ育った韓国系アメリカ人)

http://youtu.be/SyJVVQfV5go


少女時代はリード・ヴォーカルがテヨン、メイン・ヴォーカルがジェシカ、ティファニー、ソヒョンの3人
後のメンバー…ユナ、ユリ、スヨン、サニー、ヒョヨンはサブ・ヴォーカルとなっている
シングル曲では全員のソロのパートがあったりするが、基本サブの5人はユニゾンでのコーラスに回っている


テヨンは「OSTの女王」と呼ばれている程、ソロでも活躍している実力派シンガーだ
(OSTはオリジナル・サウンドトラックの略だが、転じてドラマの主題歌を指すようになっている)
テヨンが美声を張り上げていると、そこにジェシカの甘くて優しい声が絡んでくる
曲の終盤でフェイクするのも、テヨンとジェシカの二人のどちらかで、完全なツートップ体制だ
ジェシカなしでは成立しない歌が多いのだ…やっぱり残念だと言わざるを得ない


ダンスの面でも、8人という偶数になるとセンターがいなくなるし、V字フォーメーションが組めなくなる
こりゃぁメンバーも新しいフォーメーションを覚えるのに大変だ


少女時代にはダンスに秀でたメンバーも在籍している
ダンス・クイーン、ヒョヨンが圧倒的なソロ・ダンスを見せつける
するとユリも負けじと黙っていない
ダンスのツートップはこの二人だね


少女時代は世界照準で、現在最高のスーパー・エンタテイメント・グループだ!(言い切ったぞ?)
音楽史に残るんじゃないかと思うな
さあ、君も生き証人になろう(笑)


「The Great Escape」日本制作アルバム収録の最高に格好いい曲♪

https://youtu.be/091fAjRx5u0


ジェシカ脱退?!のニュースで、SMエンターテイメントの株価が暴落したらしい…凄い影響力だね
これは未だにメンバーもファンも複雑な心境だろう
せめて最後の花道を用意させてあげられなかったのか?
12月に控えている東京ドーム公演なんか、最高の舞台になったかもしれないのに…


あ、まだ「脱退」という言葉は使っていないんだったか?じゃあ可能性はゼロじゃないな?
SMさん、急遽ジェシカ脱退ライブに変更したら最高に盛り上がりますよ?
株価も持ち直すかもしれないし(笑)


少女時代は日本ではどちらかというとセクシーなイメージで、日本盤CDもダンサブルな曲が多いですが、
韓国盤ではアイドルらしいキュートなポップスも少なくないんです
「It's Fantastic!」…
ライブDVDに収録された この日本語バージョンは、
タイトル通り「なんて素敵なんだ!」と思いましたね
(CDには未収録)
何だか優しい気持ちになれるんです
少女時代はいいよ♪

「It's Fantastic!」

https://youtu.be/RG49V2i8sLM
ロング・トレイン・ランニン

ロング・トレイン・ランニン

The Doobie Brothers
Long Train Runnin'
1973



ドゥービー・ブラザーズ…ウェスト・コースト・ロックの代表格ともいえるアメリカのバンドです
ブラザーズといっても血の繋がった兄弟ではない
ドゥービーとはマリファナの事だから、「ヤク兄弟」といった所だろうか?さすがアメリカだな(笑)

待てよ?日本にもタイマーズっていたね?
「タイマーズのテーマ」(原曲はモンキーズのテーマ)で♪タイマを持ってる〜なんてアブナイ歌詞を歌っていたもんなぁ
ところが歌詞カードではTimerになってるからセーフなんです…さすが忌野清志郎だね
(タイマーズというバンド名はタイガースを文字っている)

ドゥービー・ブラザーズはワイルドでいいね〜
カントリーの要素もあって、いかにもアメリカのバンドだという感じがする
独特の泥臭さが持ち味だが、決して重苦しくないのだ
ハーモニーも強力で、これぞウェスト・コースト・サウンド♪
スマッシュ・ヒット「チャイナ・グローブ」にもリアルタイムで興奮させられましたが、やっぱりドゥービー・ブラザーズといえばコレ!
「ロング・トレイン・ランニン」です
最高にファンキーなナンバーで、間奏のブルース・ハープがまた渋くてたまらない
乗りまくっているギターのカッティングが最高だ♪
リード・ギター?絶対、リズム・ギターの方が格好いいと思うよ?

♪Without love…
Where would you be right now?
愛を失ったまま…
今おまえは何処にいる?

「Long Train Runnin'」レコード音源

この曲は和田アキ子「古い日記」の元ネタだと思われますね…もちろん「ハッ!」は違いますよ(笑)
ツイン・ギターにツイン・ヴォーカル、おまけにツイン・ドラムス…これは最強のライブ・バンドだな
レコードも売れて、人気もナンバーワンと絶好調♪
ところが…

人事異動です(笑)
リーダーでギター、ヴォーカル、ソングライターのトム・ジョンストンが体調不良のため、バンドを脱退…
バンドの存続の危機でしたが、スティーリー・ダンのツアー・メンバーだったマイケル・マクドナルドを迎えます
歌えて、作曲もできるとあっての大抜擢ですね

推薦者はスティーリー・ダンを脱退して、ドゥービー・ブラザーズに加入したジェフ・バクスター
当時、スティーリー・ダンとドゥービー・ブラザーズはライバルとされていたんです
しかも洗練されたサウンドのスティーリー・ダンと、泥臭さが売りのドゥービー・ブラザーズとは対極にありましたからね〜なかなかの驚天人事です(笑)


悪い予感は的中…マイケル・マクドナルド時代になると、ドゥービー・ブラザーズはすっかり垢抜けてしまいます
同じバンドとは思えない、全く違うサウンドに賛否両論が起こります…なにしろAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)ですからね
「What A Fool Believes(ある愚か者の場合)」は過去最大のヒット曲になりました…このブロック・コードが当時はナウかった(死語)んですよ
リンク?しません(笑)
検索して聞いてください(笑)
最近のCMでも使われていたから、もういいんじゃないかな〜?(笑)

イヤ〜、スティーリー・ダンは好きなんですけどね〜
マイケル・マクドナルドもバンド存続のために頑張ってくれたんですが…ゴメンナサイ
そうそう、マイケル・マクドナルドを推薦したジェフ・バクスター…
「こんなのロックじゃない!」とか言って、ドゥービー・ブラザーズを脱退しています…コイツが一番タチが悪いな(笑)


トム・ジョンストン時代のドゥービー・ブラザーズといえば、このブログではスルーできない曲があります
そう、「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」です♪
この曲がドゥービー・ブラザーズの最初のヒット曲になりました
…やっぱりタイトルが良かったんだろうね(笑)

「Listen To The Music」
セプテンバー・バレンタイン

セプテンバー・バレンタイン

佐々木幸男
「セプテンバー・バレンタイン」
作詞 斎藤敦子
作曲 安部恭弘
昭和53年(1978年)



もう9月も終わり…
1年なんて、あっという間だな〜なんだか焦りますね(汗)
という訳で9月の曲です…賞味期限ギリギリですが(笑)
9月はセプテンバーという響きの良さもあって、実に多くの曲のタイトルに使われていますが、今回はこの曲をリコメンド♪
秋を感じさせる、スタンダード・ナンバー調のワルツです
やっぱり十代に聞いた曲というのは、特別な愛着があるんだなぁ♪

佐々木幸男はマルタツの地元、札幌で活動しているアーティスト
70年代に第一巻第百章というバンドに在籍していて、アマチュアながらバンドでラジオ番組のレギュラーも持っていました
でもHBCラジオだったんだよね…マルタツはSTVラジオ派だったから全然聞いてなかったな(笑)

第一巻第百章は確かレコード・デビューしているんだ…詳しくは知らないな…ラジオを聞いとけばよかったか(笑)
アルバム1枚で解散したはずですよ…たぶん(笑)
で、佐々木幸男がソロでポプコン(ヤマハ主催のポピュラー・ソング・コンテスト)に自作曲で出場
その「君は風」でデビューします

「君は風」

都会派だな〜シティ・ポップスなんですね
札幌の乾いた風を感じさせる、ちょっとお洒落な音楽だ
微妙な声のかすれ具合がいいね♪

「セプテンバー・バレンタイン」は3枚目のシングル…これは佐々木幸男の作詞作曲ではないんです
レコード会社から、これは売れ線だから歌ってみないか?と言われたんだろうな

偶然にもこの曲もポプコンの入賞曲で、
作曲したアーティストは、歌手ではなく作曲家としてやっていきたいらしく、レコード化を持ちかけていたという訳だ
佐々木幸男は、こんな女々しい歌詞の歌はイヤだな〜と思ったらしい
でもメロディが素晴らしい…洋楽みたいに洗練されている…
まさに佐々木幸男が書きたかったメロディがそこにあったのだ…

「セプテンバー・バレンタイン」

奇しくも作曲の安部恭弘もバンドでデビューした過去を持っている
杉真理&レッド・ストライプスのメンバーだったのだ
バンドの解散による挫折を味わったので、これからは裏方で行こうと…
曲をアピールするためにポプコンに出場したんだね

杉真理…現在は本名の「まさみち」を名乗っていますが、この頃は芸名で「まり」と読ませていたんだよね…なかなか考えたな〜
長渕剛もデビュー当時は「ながぶち ごう」だったもんな(笑)
そこへ行くと、井上陽水は「ようすい」で貫いていてサスガだね♪
(本名は陽水と書いて「あきみ」)

安部恭弘のメロディは絶品だね
オーソドックスな作風といえるかな?
取り立てて目新しいものではないけれど、メロディというものはこれでいいんだ…と思わせてくれるメロディ・メーカーですね
竹内まりやの「五線紙」も、いいな♪と思ってチェックしてみたら、安部ちゃん作曲だったよ♪(作詞は松本隆)
安部恭弘もやっぱり自分の曲が可愛いと見えて、その後ソロでデビューしています
「五線紙」もセルフカバーしていますが、ビッグバンド・ジャズにアレンジしていて、なんだか楽しそう♪

「五線紙」

セプテンバー・バレンタインは9月14日なんですね…マルタツの誕生日です
これはシングル盤、買うしかないでしょう(笑)
聞く所によると、セプテンバー・バレンタインって、女性から男性に別れ話を切り出してもいい…そんな日だっていうんだ
何だよ、それ?!
俺の誕生日を変な記念日にしやがって!(笑)
どうせホワイトデーみたいに、日本人が勝手にデッチ上げたにちがいない!
…まあ、あんまり浸透していないみたいだし、なかなか良い曲だから許してあげるよ♪

ヤレヤレ…悲しいバースデー・ソングだな(涙)
雄々しき翼

雄々しき翼

Eric Carmen
Boats Against The Current
1977



エリック・カルメンです
彼が在籍していたラズベリーズはポップでメロディアス、
しかもハード♪お気に入りのバンドでした
ソロになって大成功したのは、その類いまれなメロディ・センスを
バラードで存分に発揮したからに他なりません
そう、名曲「オール・バイ・マイセルフ」です♪
若い音楽ファンはセリーヌ・ディオンの曲だと思っているみたい…
90年代に大ヒットしたからな〜
確かに女性シンガー向きの曲かもしれない…これは決してマッチョな男の歌じゃない
悩める若者のやるせない歌だね

「All By Myself」歌詞付きなのはマルタツが歌いたいからです(笑)

「オール・バイ・マイセルフ」はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番第2楽章をモチーフにしている…
と必ず紹介されますが、発表当時はそんなアナウンスはなかったと思うな
本人がインタビューで答えたのが広まったんだろうね
作者もいつのまにかエリック・カルメン単独から、ラフマニノフとの共作に変更されてるし…遺族から苦情が来たのかもしれない

最初、あぁ…アルバム・バージョンの中間部…
あの取って付けたようなピアノの箇所が、ラフマニノフの曲から頂いたのかな?と思っていましたね
ラフマニノフを聞いてビックリ!サビ以外は全部ラフマニノフそのまんまなんだね!
これは苦情が来るわ…

ラフマニノフを引用しなくても、自分は優れたメロディ・メーカーなんだと証明するような曲…
「雄々しき翼」は、そんなパワー・バラードの傑作に仕上がっている

「雄々しき翼」はセカンド・アルバムのタイトル・ナンバーですが、アルバムからは2枚目のシングル・カットだったためか、大ヒットとまでは至っていない
確かに「オール・バイ・マイセルフ」と比較すると重く、地味な印象を与える
「オール・バイ・マイセルフ」が若者の歌なら、「雄々しき翼」はまるで老人の歌…
それくらい老成してしまっている
こんなバラードを書いてしまったら、もう後がない…そんな心配もしてしまった(笑)
ホントにこれ以降、これ以上の大作バラードを書いていないもんなぁ
ある意味、究極の曲だと思うな

「雄々しき翼」歌詞を見ながら聞くというのは、レコードを聞いていた時と同じなんですね

この当時、大ヒットしていたボズ・スキャッグスの「We Are All Alone(二人だけ)」と曲調が似ているね?さては影響されたか?
こうして見ると、やっぱり「雄々しき翼」は悲痛だね(笑)
無理矢理、希望を見い出そうとしているみたいな…
絶望が見え隠れしている…そこが胸を打つんです
原題は「流れに逆らう小舟」…これはフィッツジェラルド「華麗なるギャツビー」の最後の一節らしい
日本人にはピンとこない引用だ

テレビで小椋佳がこの曲をカバーしているのを偶然見て驚いた!
自作の日本語詞だ
小椋佳が洋楽のカバーなんて想像もしなかったしね…
「愛燦々」のヒントはこの曲かもしれない

「流されはしなかった」

イントロのメロディはアメリカの童謡「Row Row Row Your Boat」だね♪
これは著作権フリーだから大丈夫(笑)
この曲、同じアメリカの童謡の「森のくまさん」や「メリーさんの羊」に比べるとイマイチ馴染みがない
日本語の歌詞ってあったっけ?ないから馴染みがないんだろうね
Boatつながりで引用してみました…という所かな

♪Row,row,row your boat
Gently down the stream
Merrily,merrily,merrily,merrily
Life is but a dream…

最後の一節は「人生は夢にすぎない…」って言ってるのか?!
だとすると「おまえの小舟を漕げ」っていう冒頭も、なかなか意味深に聞こえてしまう

「雄々しき翼」は、この童謡の
エリック・カルメンなりの解釈なのかもしれない…
なんて考えたりして、楽しんでいます♪
青春の旅路

青春の旅路

Art Garfunkel
Traveling Boy
1973



天使の歌声、アート・ガーファンクルです

現代の愛と青春を、流浪する旅人にたとえて、ガーファンクルが歌い上げる大ヒット曲…「青春の旅路」です
レコードのキャッチコピーそのままですが(笑)
発売する前から大ヒットと断言してしまうのが好きだなぁ
まあ実際は、中ヒットだったように思います♪

サイモンとガーファンクルなら聞いた事はあるが、ガーファンクルのソロなんて知らないぜ?…ごもっともです
マルタツもリアルタイム世代じゃなかったら、たぶん聞いていないアーティストだと思います

サイモンとガーファンクル解散後、
ポール・サイモンはシンガー・ソングライターとして、ヒット曲をポンポン出していました(ポンポンって…笑)
曲を作る人はやっぱりソロの方が何かと自由なんでしょうね
グループのサウンドという縛りがないですもんね…方向性も自分の趣味で、やりたい放題できるし…
一方、アート・ガーファンクルは、サイモンとガーファンクル最後のヒット曲「明日に架ける橋」で
殆どソロといっていい名唱を聞かせていました
解散後はシンガーとしての道を歩む事になります

ファースト・アルバムのタイトルが「天使の歌声」…ウィーン少年合唱団かよ?(笑)
なかなか成人男子で、こんな形容をされる人はいないだろうね
でもホントに天使の歌声という形容がピッタリくるから困ってしまうんです
そのアルバムのオープニングが、「青春の旅路」なんですね…

「Traveling Boy(青春の旅路)」

この映像の日本語詞は対訳じゃなくて、田中星児(歌のお兄さん)がカバーしたバージョンの歌詞ですね♪一緒に歌ってみよう

原題は「旅する少年」だから、ちょっと飛躍した邦題だね…青春ドラマのタイトルみたいで好きだな
この甘酸っぱいせつなさは何だろう…
思春期に聞いた曲だからなんだろうか
何故だか忘れられない、耳に残るメロディなんです
次から次へと泣かせにかかるメロディの展開で、油断も隙もないね(笑)
ガーファンクルの声がまた、メロディを引き立てているんだ
ラリー・カールトンのギターも泣いている
…美しい♪

この頃…70年代前半は良いメロディの曲が多いと思う
これ以降の時代はリズム重視になってしまった気がするよ
この曲はポール・ウィリアムス(作詞)とロジャー・ニコルズ(作曲)の作品
このコンビは、カーペンターズの「愛のプレリュード(We've Only Just Begun)」や
「愛は夢の中に(I Won't Last A Day Without You)」などを手掛けている
これもポール・ウィリアムスとロジャー・ニコルズの代表曲に加えてほしい…ダメかな?

やっぱりドラマの主題歌にしてもらうしかないか(笑)
ホントに青春ドラマみたいな歌詞なんだ
…ちょっと韓流っぽいかもしれないな(笑)

♪僕はまた旅に出るよ…ここに留まる訳にはいかない…やらなければいけない事があるんだ…
これからもずっと君の事を想っているから…だから、さよならは言わないよ…♪
学生街の喫茶店

学生街の喫茶店

GARO
「学生街の喫茶店」
作詞 山上路夫
作曲 すぎやまこういち
昭和47年(1972年)



マルタツの「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」…今回は100回記念という事で、マルタツが初めて自分のお小遣いで買ったレコードを取り上げてみたいと思います
長くなりそうなので、最初に断っておきます(笑)

ガロ「学生街の喫茶店」は当時よくラジオでかかっていました
小学6年生でしたが、この頃はもう深夜放送を聞いていましたね
当時「団塊の世代」の方々は大学生くらいだったのかな?
戦後生まれで頭数も多いという事もあって、新しい若者の文化を作り出していたんですね…深夜放送もブームになっていました
ラジオはテレビでは聞けないフォークや洋楽が聞けて、夢中になりましたね〜

ガロはこの曲(3枚目のシングルです)で知りました
最初は「美しすぎて」という曲がA面で、「学生街の喫茶店」はB面だったんですね
レコードはA面とB面を入れ換えて再発売したみたいですが、ジャケットの裏までは手が回らなかったと見えて、
「美しすぎて」の楽譜がデカデカと印刷されていました(笑)

B面がヒットするというのもラジオの力なのかもしれません
千昌夫「星影のワルツ」とかね(古いか?笑)
赤い鳥「翼をください」、ダウンタウン・ブギウギバンド「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」、松田聖子「Sweet Memories」なんかもB面曲でしたね

「学生街の喫茶店」3人でのライブ映像

ガロのデビュー曲「たんぽぽ」もよくラジオで聞いたな…これがガロの本来の音楽性なんですよ
って、ラジオのパーソナリティたちが紹介してくれていました
「学生街の喫茶店」は職業作曲家の作品ですからね
「たんぽぽ」みたいにメンバーのオリジナルではないからダメだと…
ガロはマーク、トミー、ボーカルの3人ともアコースティック・ギターとヴォーカルを担当するアコースティック・グループだし、
「学生街の喫茶店」はバロック音楽風のアレンジからして、確かにガロ本来の音楽性じゃないんですね…お節介な人たちだな(笑)

オススメは2枚目のシングル、トミー作曲の「地球はメリーゴーランド」ですね…これがポップでいいんです♪
作詞は山上路夫…やっぱりこの頃のレコード会社は、まだプロの作家に依存していたんだな
GSの時代と余り変わっていないね
「美しすぎて」も村井邦彦の作曲でした…これは泣けますね
レコードをひっくり返して、よく聞いたものです♪

「たんぽぽ」ライブ音源(ボーカル作詞、マーク作曲)
「地球はメリーゴーランド」リード・ヴォーカルは作曲者のトミーです

ガロはCSN&Y(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)をお手本にしたグループですね
フォークというよりフォーク・ロック…洋楽志向なんです
ガロのハーモニーを聞いて、若い人ならアルフィーみたいだ…と思うんじゃないかな?

アルフィーはガロと同じ事務所で後輩格だったんです(アルフィーは73年デビューと古株ですからね〜)
CSNY路線というのも同じですから、コーラスが似ているんですね
アルフィーは坂崎がビートルズとフォーク、桜井がサイモン&ガーファンクル、高見沢がレッド・ツェッペリンと志向がバラバラで、
CSNYが接点だったんですね
(レッド・ツェッペリンはアルバムでアコースティックなナンバーをやっているし、アコースティック路線でデビューするか?ハード・ロックで行くか?迷っていたのは有名な話)

3人組のフォーク・グループとしては、かぐや姫、アリスも同時期にデビューしていますが、最初に大ブレイクしたのはガロでしたね
長髪、髭、サングラスも格好良くて、「君の誕生日」「ロマンス」「一枚の楽譜」とヒット…
テレビにもよく出ていました

そういえば、この頃のアリスの「青春時代」も作曲家、都倉俊一の作品だったな〜
でも谷村新司はこの曲調をモノにしたんだね
今聞くと谷村新司の曲みたいだもんなぁ

「学生街の喫茶店」は、やはりレコードのアレンジが秀逸だ♪
大野克夫ですね…当時の流行のサウンドを取り入れたりしていないから、今聞いても少しも古びていない
この曲を聞くと、小学生、中学生の当時に戻りもするが、
歌詞で歌われている大学時代の事も何故か思い出してしまう
時は流れ、もう戻らない日々…
そんな失われた過去のように美しいハーモニー…
名曲だな〜

「学生街の喫茶店」レコード音源

アーティストを聞くなら断然アルバムだが、
楽曲を味わうのならシングル・レコードというのもなかなか捨てがたい
その曲を聞くためだけに
ターンテーブルにレコードを乗せ、針を落とす
針のジャリジャリという音が、曲の期待感を高めてくれる
曲が終わると針は戻って、無音の状態に戻る…余韻に浸る事ができるという訳だ
イヤ〜レコードって、本当にいいもんですね♪


このブログも、そんな
今は手元にない、シングル・レコードへの想いを書きたかったのが動機だったんです
ブログの当初の目標は50回で、50曲のラインナップを一応書き出してみたんですね
その中には当然この曲も入っていたんですが…
洋楽が続いてしまったので、なかなか取り上げられませんでした
人種差別なブログでしたね(笑)

皆様のコメントに励まされて、なんとか続けてこれました…感謝します♪(なんだか最終回みたいだな…)
このブログには公開できるアクセス・カウンターは設置できないんですが、予想を上回るアクセス数に驚いています…誰が見ているんだろう?
当然、面識のない方もいるんだろうな〜さすがブログというものは、世界に発信しているだけの事はあるね♪
こんなブログを見ていて、私は大丈夫なのか?と思っているアナタ…
大丈夫!君は一人じゃないよ…と言ってあげたい(笑)

まあ、これからもまず自分が読みたいと思う記事を書いていきますので、よかったらまたお付き合い下さい(最終回じゃないのかよ?)
そうそう、このブログは「いいね!」できないので、コメント募集中です(笑)過去記事でもOK牧場♪
それでは、また♪

「美しすぎて」




<追記>2015年1月
トミー(日高富明)の自殺もショックでしたが、昨年暮れにマーク(堀内護)も亡くなってしまうとは・・・
YouTube・・・ガロのレコード音源はすぐに削除されてしまうんですね
「涙はいらない」この曲も忘れられない曲だなぁ
「美しすぎて」に続く4枚目のシングルでしたが、「学生街の喫茶店」のヒットで埋もれてしまった曲なんです
期間限定になるとは思いますが(笑)追悼の意味で、懲りずにリンクします♪
「学生街の喫茶店」ではボーカルがリード・ヴォーカルでしたが、
やっぱりガロのリード・ヴォーカルはマークだったんだと思いますね
マークの作詞作曲です
「涙はいらない」
ミックスト・エモーション

ミックスト・エモーション

The Rolling Stones
Mixed Emotions
1989



ビートルズの次がストーンズ?
ひどく安易な気がしてしまうが(笑)まあ許してほしい
マルタツはストーンズ・マニアではないし、リアルタイムではアルバムもそんなに聞いていない
でも思い返してみると「イッツ・オンリー・ロックンロール」「愚か者の涙」「ミス・ユー」…と何故かシングル盤は買っていた
アルバムを買えよ!と言いたくなるな(笑)
この曲「ミックスト・エモーション」もシングルCDで買いました♪
当時のシングルCDは、今ではさっぱり見かけなくなってしまった8cmCD(通常のCDは12cm)
最近のプレイヤーじゃ再生できないんじゃないだろうか?

この頃は、いよいよストーンズ来日か?と盛り上がってました
この時点では、まだ一度も日本公演が行われていなかったんです(初来日は1990年)
来日は実現しないものだと思いこんでいましたね
70年代のカルト映画「太陽を盗んだ男」でも、沢田研二扮する原爆を自作した男が
政府に要求したのは「ローリング・ストーンズ日本公演」!でしたからね〜
若い人にはピンとこないかも…

80年代後半はローリング・ストーンズの解散が危ぶまれていました
ミック・ジャガーのソロ・アルバムが発端だ
まあ、長いキャリアでそれまでソロ・アルバムを出していなかったので、そんな大騒ぎになる事ではない
その後、ストーンズでもアルバムをレコーディングしてるし…
でもこのストーンズのアルバムが険悪なんだ…ミックは余り制作に積極的ではなかったようだ
高まるミック・ジャガーとキース・リチャーズの確執…それをPVにしてしまうのが凄い

「One Hit(To The Body)」これはホントに仲悪そう…

アルバムも完成したし、次はツアーだ♪
という時に、ミック・ジャガーはツアーには出ないと言う
2枚目のソロ・アルバムを出して、ソロでツアーを行うと言うのだ…!
これにはキースもブチ切れだ

たぶん新しモノ好きのミックには、ストーンズがマンネリに思えたのだろう
この時代なら、打ち込みやヒップホップをモノにしていてもおかしくない
(「Undercover Of The Night」は、ちょっと手を出してみました…という感じかな?)
70年代にはレゲエやディスコもやっているバンドですからね
音楽の動向には意外と目ざといんです

この当時、ソロで世界を席巻していたマイケル・ジャクソンの影響もあるかもしれないよ?
同じマイケルだしね(ミック=マイケルの愛称)
俺もソロになったら、もっと凄いんじゃね?
そう思ったとしても不思議じゃないな(笑)

ストーンズ解散?ミックはソロに?な〜んて時に、ついにはキース・リチャーズまでソロ・アルバムを発表…
正直、もうストーンズは解散かと思いましたね
そこへ「ミックスト・エモーション」リリースですから…嬉しくなるんですよね♪
ストーンズ・マニアではありませんが(笑)

「Mixed Emotions」

♪You're not the only one with mixed emotions…
おまえ一人じゃないぜ、複雑な想いなのは…

大人だな〜♪これには痺れましたね
もはや修復不可能と思われていたジャガー・リチャーズのコンビが、こんな自分達の心情をストレートにぶっちゃけた曲を書いてくれるとは!
しかも♪Life is a partyと来て
♪Let's Rock'n Roll!ですからね〜
ミック、キース…それぞれのソロ・アルバムでの成果を持ち込んでいるのもナイスだ
ストーンズのツアーにも、ミックがソロ・ツアーで得た新たな人脈を投入…
来るべき90年代へ向けて、ローリング・ストーンズの再始動だ!
と言いたくなる曲ですね♪


…まあ、解散はしていなくても、実際の所は
ほぼ解散しているようなもんなんでしょうね
そろそろレコーディングしようか?たまにはツアーもいいんじゃない?
そんな感じだと思いますよ(笑)

でも寄る年波に抗って
ステージで歌い、暴れ回るのは、体力維持や健康管理に相当配慮しているんだろうなと思うよ
全然、不健康なロックのイメージとは程遠いね
タバコなんて吸ってちゃダメだよ?マルタツくん…
すいません、すいます(笑)

そんなこんなで、また一つトシを取ってしまいました…
Mixed Emotions(複雑な想い)をかかえていても、人生をロックンロールしたいものです
生まれてきた事に感謝…できればいいね♪
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