宇宙のファンタジー
Earth,Wind & Fire
Fantasy
1977
アース・ウィンド&ファイアー・・・今でもたまに聴きたくなるグループです
イヤ、現在も活動はしているんですけどね(笑)・・・やっぱり70年代のEW&Fがいいんです
神々しくて、風格があって、テンションが高くて・・・
二人のリード・ヴォーカル・・・モーリス・ホワイトが元気で、フィリップ・ベイリーのファルセットも張りがあった頃が、
やはりEW&Fの全盛期といえるだろう
音楽的にも完璧だった・・・非の打ちどころがないもんな
リズム、ハーモニー、メロディも申し分ない
パーカッションやホーン・セクション、ストリングスも入っていて、カラフルなサウンド・・・総天然色だね!
こういうのをレコードで聴くと、オーディオ的な愉しさがあるんだよね
ソウル系のレコードって、どうして音がいいんだろう?と思っていたな
ベースの音圧、各楽器の聴こえ方が違う・・・やっぱり感覚の違いなんだろうね
これは70年代ならではのクロスオーバーなんですよ
クロスオーバーという言葉も、その後フュージョンという言葉に取って替わられてしまいましたが・・・
(NHK-FMで「クロスオーバー・イレブン」という番組がありましたね♪)
ロック、ソウル、ジャズの融合?と考えてもらってOKです
今ではフュージョンというと、ジャズ発のクロスオーバーとして捉えられていると思いますが、
ロック発、ソウル発のクロスオーバーもあったんですよ
EW&Fはソウル発のクロスオーバー?と思いきや、
モーリス・ホワイトはジャズ・ドラマー出身(ラムゼイ・ルイス・トリオ)ですからね・・・一筋縄ではいかないんです(笑)
そういえばEW&Fには「ブラック・ロック革命」という邦題のアルバムがあったな〜
さすがにこれは原題のHead To The Skyに改題されてしまいましたが
歌詞もスピリチュアルなメッセージがこめられている
黒人同胞へ向けたメッセージというのはありがちだけど、EW&Fはもっとグローバルな視点に立っているんだよね
それを商業主義といってはいけません(笑)
EW&Fはレコードに歌詞を載せているしね・・・日本ではアタリマエですが、外国人アーティストでは珍しいよ
で、EW&Fには結構使われていない歌詞があるんだよね
レコードに掲載されている歌詞・・・そのすべてが歌われている訳ではないんです
これは長くなりすぎて削除したという事かな?
ウ〜ン・・・これは商業主義かもしれない(笑)
スピリチュアルといっても、EW&Fは特定の宗教に洗脳しようとしている訳ではないみたいなので、御安心を♪
それではここで本日の1曲目、
EW&Fのクロスオーバー・イレブンなナンバーを聴いてください(笑)
邦題は「暗黒への挑戦」・・・これは美しいね♪
https://www.youtube.com/watch?v=CWcATuuZAxs&feature=youtu.be
EW&Fはライブも凄い!と当時から言われていたんだよね・・・
ベースのヴァーダイン・ホワイトが宙吊りになって、回転しながらベースを弾く映像にはビックリしたな〜
ほとんど曲芸ですよね(笑)
残念ながらYouTubeでは見つかりませんでした
エンターテイナーというか、芸能集団でもあるんです
アース・ウィンド&ファイアー 一座みたいな(笑)
古代人の儀式や祭典を感じさせる、歌と踊りと演奏の一体化・・・
やっぱりこれは公式なフル・コンサートのライブ映像を残すべきだったね!
当時はビデオを販売するという時代ではなかったんです
ホームビデオが普及していないんだから、そもそもそんな発想もない
思い切って映画を製作するという手もあったんだけどね・・・モーリス・ホワイトも詰めが甘かったな(笑)
それではそろそろ本日の2曲目にいってみますか♪
「宇宙のファンタジー」です
原題はFantasyですが、「宇宙の」と加えたセンスはどうかな?
歌詞には確かにSpaceと出てくるんですが、これは「空間」と訳した方が適切なのかもしれないです
やっぱりEW&Fのアルバム・ジャケットでお馴染みの、長岡秀星のイラストに引きずられているんでしょうか(笑)
(アルバム・タイトルはAll'n All が「太陽神」、 I Amが「黙示録」ですもんね)
これはアメリカでは中ヒットに終わりましたが、日本ではEW&Fの人気を決定付けた大ヒットでしたね
やっぱり日本人好みの哀愁のマイナー・メロディが受けたんだと思われます・・・EW&Fにはマイナーの曲は殆どないんだけどね
どんなに現実に苛まれていても、自由はある
それは空想の世界だ・・・
力強く肯定的なメッセージが、音楽の熱さに直結しているね
最後のフレーズ・・・I'm Free,Yes I'm Free
Now I'm On My Way・・・がいいな♪
「宇宙のファンタジー」
https://www.youtube.com/watch?v=uPjL2_nEhBI
この曲、ディスコでも大人気だったんだけど、今聴くとかなり変態的なグルーブの曲だよ
このベースのうねり・・・普通のディスコ・サウンドのビートじゃないね
これで嬉々として踊っていたんだから、みんなマニアックだな〜(笑)
EW&Fのメガヒット曲「セプテンバー」、「ブギ・ワンダーランド」、「決戦は金曜日」・・・じゃなかった(笑)「レッツ・グルーブ」・・・
この辺りは真っ当なディスコ・ナンバーになっているけどね
やっぱりディスコ・サウンドに走っちゃイカン・・・と思う訳ですよ
まあ大所帯のグループですから、経済的な理由もあるのかもしれません
やっぱり商業主義なのかな(笑)
それよりも80年代になって、ドラム・マシンやシンセ・ベースの打ち込みビートが主流になったのが大きいのかもしれないです
やっぱりEW&Fは、躍動感あふれる人力のビートじゃなければね♪
血の通わないグルーブでは、声高らかに歌えなかったのだと思うよ
♪私は自由だ・・・そう、私は自由
今、私は思うままに生きている・・・♪
<Bonus Track>
「宇宙のファンタジー」にはアルバム・バージョンとシングル・バージョンがある
シングル・バージョンは短く編集されているので、アルバム・バージョンがオススメです
ベスト盤にはシングル・バージョンが収録されていたりするので要注意ですよ(笑)
YouTubeなどでは、4分台のものはアルバム・バージョン、3分台のものはシングル・バージョン・・・と覚えておきましょう(笑)
さらにもう一つバージョンがあって、ここに紹介するのが
「宇宙のファンタジー」の日本未発売12インチ・シングル・バージョンです
ディスコ御用達のロング・バージョン・・・リミックスを施した12インチ・シングルですが、
日本で初めて12インチ・シングルが発売されたのは、79年のEW&F「ブギ・ワンダーランド」でした
当時は「30センチ・ジャンボ・シングル」と言っていましたね
これは長いのでマニア限定かな(笑)
「Fantasy (12"Ver.)」
https://www.youtube.com/watch?v=kz9foniqkkg
Fantasy
1977
アース・ウィンド&ファイアー・・・今でもたまに聴きたくなるグループです
イヤ、現在も活動はしているんですけどね(笑)・・・やっぱり70年代のEW&Fがいいんです
神々しくて、風格があって、テンションが高くて・・・
二人のリード・ヴォーカル・・・モーリス・ホワイトが元気で、フィリップ・ベイリーのファルセットも張りがあった頃が、
やはりEW&Fの全盛期といえるだろう
音楽的にも完璧だった・・・非の打ちどころがないもんな
リズム、ハーモニー、メロディも申し分ない
パーカッションやホーン・セクション、ストリングスも入っていて、カラフルなサウンド・・・総天然色だね!
こういうのをレコードで聴くと、オーディオ的な愉しさがあるんだよね
ソウル系のレコードって、どうして音がいいんだろう?と思っていたな
ベースの音圧、各楽器の聴こえ方が違う・・・やっぱり感覚の違いなんだろうね
これは70年代ならではのクロスオーバーなんですよ
クロスオーバーという言葉も、その後フュージョンという言葉に取って替わられてしまいましたが・・・
(NHK-FMで「クロスオーバー・イレブン」という番組がありましたね♪)
ロック、ソウル、ジャズの融合?と考えてもらってOKです
今ではフュージョンというと、ジャズ発のクロスオーバーとして捉えられていると思いますが、
ロック発、ソウル発のクロスオーバーもあったんですよ
EW&Fはソウル発のクロスオーバー?と思いきや、
モーリス・ホワイトはジャズ・ドラマー出身(ラムゼイ・ルイス・トリオ)ですからね・・・一筋縄ではいかないんです(笑)
そういえばEW&Fには「ブラック・ロック革命」という邦題のアルバムがあったな〜
さすがにこれは原題のHead To The Skyに改題されてしまいましたが
歌詞もスピリチュアルなメッセージがこめられている
黒人同胞へ向けたメッセージというのはありがちだけど、EW&Fはもっとグローバルな視点に立っているんだよね
それを商業主義といってはいけません(笑)
EW&Fはレコードに歌詞を載せているしね・・・日本ではアタリマエですが、外国人アーティストでは珍しいよ
で、EW&Fには結構使われていない歌詞があるんだよね
レコードに掲載されている歌詞・・・そのすべてが歌われている訳ではないんです
これは長くなりすぎて削除したという事かな?
ウ〜ン・・・これは商業主義かもしれない(笑)
スピリチュアルといっても、EW&Fは特定の宗教に洗脳しようとしている訳ではないみたいなので、御安心を♪
それではここで本日の1曲目、
EW&Fのクロスオーバー・イレブンなナンバーを聴いてください(笑)
邦題は「暗黒への挑戦」・・・これは美しいね♪
https://www.youtube.com/watch?v=CWcATuuZAxs&feature=youtu.be
EW&Fはライブも凄い!と当時から言われていたんだよね・・・
ベースのヴァーダイン・ホワイトが宙吊りになって、回転しながらベースを弾く映像にはビックリしたな〜
ほとんど曲芸ですよね(笑)
残念ながらYouTubeでは見つかりませんでした
エンターテイナーというか、芸能集団でもあるんです
アース・ウィンド&ファイアー 一座みたいな(笑)
古代人の儀式や祭典を感じさせる、歌と踊りと演奏の一体化・・・
やっぱりこれは公式なフル・コンサートのライブ映像を残すべきだったね!
当時はビデオを販売するという時代ではなかったんです
ホームビデオが普及していないんだから、そもそもそんな発想もない
思い切って映画を製作するという手もあったんだけどね・・・モーリス・ホワイトも詰めが甘かったな(笑)
それではそろそろ本日の2曲目にいってみますか♪
「宇宙のファンタジー」です
原題はFantasyですが、「宇宙の」と加えたセンスはどうかな?
歌詞には確かにSpaceと出てくるんですが、これは「空間」と訳した方が適切なのかもしれないです
やっぱりEW&Fのアルバム・ジャケットでお馴染みの、長岡秀星のイラストに引きずられているんでしょうか(笑)
(アルバム・タイトルはAll'n All が「太陽神」、 I Amが「黙示録」ですもんね)
これはアメリカでは中ヒットに終わりましたが、日本ではEW&Fの人気を決定付けた大ヒットでしたね
やっぱり日本人好みの哀愁のマイナー・メロディが受けたんだと思われます・・・EW&Fにはマイナーの曲は殆どないんだけどね
どんなに現実に苛まれていても、自由はある
それは空想の世界だ・・・
力強く肯定的なメッセージが、音楽の熱さに直結しているね
最後のフレーズ・・・I'm Free,Yes I'm Free
Now I'm On My Way・・・がいいな♪
「宇宙のファンタジー」
https://www.youtube.com/watch?v=uPjL2_nEhBI
この曲、ディスコでも大人気だったんだけど、今聴くとかなり変態的なグルーブの曲だよ
このベースのうねり・・・普通のディスコ・サウンドのビートじゃないね
これで嬉々として踊っていたんだから、みんなマニアックだな〜(笑)
EW&Fのメガヒット曲「セプテンバー」、「ブギ・ワンダーランド」、「決戦は金曜日」・・・じゃなかった(笑)「レッツ・グルーブ」・・・
この辺りは真っ当なディスコ・ナンバーになっているけどね
やっぱりディスコ・サウンドに走っちゃイカン・・・と思う訳ですよ
まあ大所帯のグループですから、経済的な理由もあるのかもしれません
やっぱり商業主義なのかな(笑)
それよりも80年代になって、ドラム・マシンやシンセ・ベースの打ち込みビートが主流になったのが大きいのかもしれないです
やっぱりEW&Fは、躍動感あふれる人力のビートじゃなければね♪
血の通わないグルーブでは、声高らかに歌えなかったのだと思うよ
♪私は自由だ・・・そう、私は自由
今、私は思うままに生きている・・・♪
<Bonus Track>
「宇宙のファンタジー」にはアルバム・バージョンとシングル・バージョンがある
シングル・バージョンは短く編集されているので、アルバム・バージョンがオススメです
ベスト盤にはシングル・バージョンが収録されていたりするので要注意ですよ(笑)
YouTubeなどでは、4分台のものはアルバム・バージョン、3分台のものはシングル・バージョン・・・と覚えておきましょう(笑)
さらにもう一つバージョンがあって、ここに紹介するのが
「宇宙のファンタジー」の日本未発売12インチ・シングル・バージョンです
ディスコ御用達のロング・バージョン・・・リミックスを施した12インチ・シングルですが、
日本で初めて12インチ・シングルが発売されたのは、79年のEW&F「ブギ・ワンダーランド」でした
当時は「30センチ・ジャンボ・シングル」と言っていましたね
これは長いのでマニア限定かな(笑)
「Fantasy (12"Ver.)」
https://www.youtube.com/watch?v=kz9foniqkkg